Funk Drops 3 / Various Artists * 2004 Warner UK

Funk
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10年ほど前、ワーナー・グループがまあまあ本気で取り組んだファンク・コンピレーションの第3弾。1968〜77年のファンク・ミュージック最充実ディケイドの選りすぐりだけあって、Vol.12と共にドス黒い音を求めるジャンキーには必須です。基本的にブルース進行の土着的なJ.B.スタイルの影響下にあるもんが半分以上で、ファンクの基本と呼べる漆黒さです。
 まず登場するのはライオネル・リッチーがサックスで参加したAtlanticでの69年デビュー・シングルThe Commodores「Keep On Dancing」。ここからジャクソン5の前座に起用され、モータウン入りです。そのカップリング「Rise Up」も含め、まだ全然、洗練されてませんがナイス・パーティ・インスト。そして最高の興奮はJ.B.の盟友Bobby Byrdの73年作「I'm On The Move」。ファミリーを離れた直後のシングル盤ですが、J.B.マナーの雷電ドロップ級ファンク。まぁシビれます。同じくJ.B.を離れたFred Wesley & The Horny Hornsは77年「Four Play (Promo edit)」でP-Funkに鞍替え。こちらも必聴。ファンクの名門Charles Wright & The Watts 103rd St Rhythm Bandは71年「What Can You Bring Me」が収録で、有名どころはThe Meters、Black Heat、Rufus Thomas、Curtis Mayfield、New Birth、Beginning Of The Endに加え、宇宙に行く前のEarth, Wind & Fireなんかも収録。そして、イカついのは無名の未知なる遭遇となる人達。ダイク&ブレイザーズ調のBarry Jones「Do The Funky Boogaloo (Pt. 1) 」や、Freddie & The Kinfolk「Mashed Potato, Pop Corn」、コティリオンのMark Holder & The Positivesなど、安モン臭いけど味のあるアーシー・ファンクがワンサカ。また、Loma RecordsのMr破天荒Mighty Hannibalや、人気のインストJohnny Cameron & The Camerons「Funky John」、ミシシッピのレディ・ソウルJoyce Jones「Help Me Make Up My Mind」、Sam Deesが71年Black Haze Express名義で録音した激ファンク「Won't Nobody Listen」、人気のThe Fabulous Countsシングル曲「Get Down The People」などは嬉しい収録。他も、フリー・ソウルで知ったThe Stovall Sistersや、1000円再発で再注目だったRasputin's Stash、スライ傘下の6IX、バリバリのクラヴィネット・ファンクが70年代なDarrow Fletcherなど、最近も掘り起こしが進むマイナー・アーティストもポイントで聴けます。
「グルーヴ命の男達の熱い汗を感じる好編集。ノッてなんぼです!」

Bobby Byrd - I'm On The Move


Black Haze Express - Won't Nobody Listen


テーマ: ゴスペル/ブルース/R&B/ソウル/ファンク | ジャンル: 音楽

Say It Live and Loud: Live In Dallas 08.26.68 / James Brown * 1998 Polydor | Home | Flush / 大橋純子&美乃家セントラル・ステイション * 1978 Phillips

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