Ask Rufus / Rufus featuring Chaka Khan * 1977 MCA

Funk
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  今月、出張で京都に帰った時から、なぜかガッツリ聴いてるのはチャカの大人ファンク。後期ルーファスから初期のソロあたり、どれを聴いても非常に満足度の高い人。泥臭いファンクもあれば、洗練されたファンクもありますが、非常にバランスが良くスタイリッシュなのがルーファスのサウンド。トニー・メイデン(g)、ボビー・ワトソン(b)と黒人主要メンバーも出揃った、バンドとして次なるステップへと移行する時期ですが、すでにチャカ自身はソロでのマネージメント契約を結びつつあった頃でその才能をバンドだけでは押さえれなくなってきた時期でもあります。
本作のイイところは一発目の勢いづけファンクが完璧にカッコええところ。その「At Midnight (My Love Will Lift You Up) 」は唯一の超鋭角的ファンクで、タワー・オブ・パワーのホーンも参戦したオープニングに相応しいナンバー。チャカの迫力あるヴォーカルに、いきなりノック・アウト必至。こういうオープニングはやっぱ燃えます。バンド初期に比べると随分と都会的な感じで、メロウさを増しているのがなんともいえん良さ。その中でも「Hollywood」は数々のカヴァーも生んだ名曲。本作録音中にチャカと大喧嘩して辞めたドラマー、アンドレ・フィッシャーと、才人の新加入白人鍵盤奏者デヴィッド・ホーク・ウォリンスキーによる傑作メロウです。アンドレは2曲目のクールなグルーヴ・ナンバー「Close The Door」でも曲作りに参加していて、結構な貢献度だっただけに残念です。この曲もストリングスが効いたアレンジが冴え渡る傑作。なんせ、これをもって元々ルーファスのオリジナル・メンバーは誰一人いなくなります。また、箸休め的なインスト「Slow Screw Against The Wall 〜 A♭ Fly」では、なぜかロン・ウッドも参加。ホント人柄もあってどこでも顔出す人です。ファンクなイントロからメロウな展開の「Earth Song」や、AOR的な「Everlasting Love」も心地良いアレンジですが、後半で素晴らしいのが「Better Days」。こういった落ち着いたメロウ・ファンクは、この人達ホント上手いです。チャカのレンジの広いヴォーカルもグレイト。スロウではトニー・メイデンとチャカで書かれた「Magic In Your Eyes」が秀逸。チャカの表現力に惚れぼれです。
「しかしハイ・クオリティなパフォーマンス。センス抜群の仕事してます!」

At Midnight (My Love Will Lift You Up)


HOLLYWOOD




テーマ: ゴスペル/ブルース/R&B/ソウル/ファンク | ジャンル: 音楽

Light Mellow NORIKO MIYAMOTO / 宮本典子 * 2014 Clinck | Home | 音壁JAPAN / Various Artists * 2008 Sony

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