音系戯言

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The Hi Records Single Collection / Quiet Elegance * 2013 solid (Hi)

quiet e



  仕事をサボって聴くと、なんとも心地よく響くソウル・ミュージック。それは自分にとって間違いなくハイ・レコードのサウンドで、色々と聴いても必ずココに帰ります。ハイの音を聴くなら、まずアル・グリーンですが、オーティス・クレイドン・ブライアントアン・ピーブルスシル・ジョンソンってとこもマスト。ところがアルバムさえ出していない名アーティストもいて、その中の筆頭がクワイエット・エレガンス。売れなかったのは不運でしたが、先述のシンガーと同格といえる、これぞハイ!っていう傑作シングルを残してくれた3人組です。その人気ぶりは、必ず途絶えることのないシングル集のカタログがマーケットに存在してることで伺えます。1972〜77年に残したシングル・コンプリート盤がコチラで、現在の流通盤。
 なんといっても魅力はリードを取るフランキー・ギアリングのゴスペル・チックで情熱的な歌声。後のミリー・スコットであるミルドレッド・ヴァニー、元マーサ&ザ・ヴァンデラスのサンドラ・デロリス・リーヴスを従え、最初のシングル「I'm Afraid Of Losing You」、「Do You Love Me」をドロップ。ミディアム、スローといきなり実力を示したこの2曲は、むせび泣くストリングスにミュートされたドラムのHiサウンドも既に確立されていて濃厚ソウル純度も高い曲になってます。次に出た「Mama Said」、「I Need Love」はアン・ピーブルスが演るようなブルージーさを持った佳作。そして少しヒットしたという「You've Got My Mind Messed Up」 は疑う余地のない名演。勿論ジェイムス・カーのカヴァーで、テンポも抑えた名スロウに仕上げてます。カヴァーではバックも務めたというアル・グリーンの「Have You Been Making Out OK?」に「Tired Of Being Alone」もあって、後者は絶妙のコーラスも加わった、オリジナルに優るとも劣らないグレイトな出来。フランキーの魅力も爆裂です。74年の「Love Will Make You Feel Better」、「Will You Be My Man (In The Morning)?」もハイ・サウンドど真ん中で落ち着いた良い曲。そして何より最高傑作となるのがバラード「After You」。これがあるからココまでの評価があると言っても過言でない激名曲。完璧と思えるコーラスに、泣きの歌唱と、ウィリー・ミッチェルから任されたダン・グリアの名仕事も光ります。77年の「Roots Of Love」ではやや新しい派手な音になってますが、こちらもグループの魅力を活かした傑作。New York Cityのカヴァー「Set the Record Straight」、ダン・グリアと歌う秀逸ダンサー「You Brought The Sun Back Into My Life」など70年代後半は新しいアプローチも奏功していて、こちらもナカナカ。
「アルバムは残せなかったけど、ソウル史に確かな爪跡を残した3人組。エクセレント!」

After You


Roots Of Love


Comments 2

juke

おーーーー

初めて聴いたけど素晴らしい!
エエの教えてくれてありがと。
Quiet Eleganceって響きもナイスやなぁ。

「After You」サイコーっす。
サンキュー♪

2015-04-08 (Wed) 09:17 | EDIT | REPLY |   

ezee

No title

★Jukeさん
 この辺の南部臭のするソウルはたまらんっすわ。
アフター・ユーは初めて聴いてから25年、飽きんとしつこく聴いてます〜

2015-04-08 (Wed) 22:00 | EDIT | REPLY |   

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