Eleven / Incognito * 2005 Dome

Groovy & Mellow
31FHTSR56NL.jpg



 やっぱ気持ちが高揚する美しい桜並木。森山直太朗を口ずさみながら歩き、気分良く牡蠣フライ・ランチごっつぁんです!ここは家でも桜グルーヴとも言いたいゴキゲンのサウンド、インコグニートです。ロンドンの三波春夫みたいな、息の長い国民的ミュージシャン、ブルーイが率いるメンバー固定しないユニット。洒落感満載なのが憎いトコで、むか〜しすぐに影響されてブルーイのようなアシッド・ジャズっぽい曲を作ったりしましたが、すぐに飽きちゃいました。心に引っかかるかどうかは別にして肌触りがエエ音楽を今も定期的にローンチしてるのは凄いです。Jazz Funkと題したデビューから30年以上経ってますが、20年くらい前アシッド・ジャズ・ムーヴメントの時の、スティーヴィーのカヴァーや“Still friend of mine”は日本でもおおいに盛り上がって受け入れられてます。普通30年も演ってると色々とスタイルも多少なりとも変わるのに、変わらない凄さがココにはあります。
 さてブルーイの曲がなんで親近感が湧くかというと、やはり70年代ソウル・テイストを散りばめるのと、彼がギタリストだということ。アレンジがギタリスト視点なんすな。そこは好み。ここでのタイトルどおり11曲、部屋までオシャレになったような錯覚です。アクのないインスト「Let The Mystery Be」に続いて出てくるのが、Vo入りの四つ打ちグルーヴの「We Got Music」に「Come Away With Me」。10年前ですが、今も昔もこの安定グルーヴです。一瞬、チャカ&ルーファスの“Sweet Thing”のカヴァーかと錯覚するチル・アウトな「Baby It's All RIght」の後は、さすがメイザ、コレやがなっ!となる「When Tomorrow Brings You Down」。インコグニートらしいスロウ・グルーヴでシビれます。本作は強力な女性シンガーであるメイザ・リークとイマーニ、実力派男性シンガーのトニー・モムレル、ゲイル・エヴァンス、タイロン・ヘンリーの5人ですが、ラテン・チックな「Show Me Love」ではカーリーン・アンダーソンもVoゲスト参加。ゆったりした生音が心地良い「Will I Ever Learn」、トニーの熱いVoも光る「I'll Get By」といったスロウ・グルーヴはやっぱり絶品。「It's Just One Of Those Things」なんか、もっとも90年に出たといっても分からん変わらぬ素晴らしさ。ラストはイマーニ嬢のしっとりしたVoが、マリーナ・ショウを彷彿させるスロウ・ナンバー「As Long As It's You」。気持ち良く全編、聴かせます。
「メンバーがなんぼ入れ替わろうとも、金太郎飴なスタイリッシュ・グルーヴ健在!」
It's Just One Of Those Things


When tomorrow brings you down



テーマ: 洋楽CDレビュー | ジャンル: 音楽

The Singles Volume Eleven 1979-1981 / James Brown * 2011 Hip-O | Home | Live In Japan / Wilson Pickett * 1974 RCA

コメント

コメントの投稿


 管理者にだけ表示を許可する

このページのトップへ