It's Hard / The Who * 1982 Polydor

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 暇だったのでYou Tubeを見てたら“ポップ・クイズ”なるBBCのプログラムを発見。なんだろうって思って見てみると、80年代からのクイズ番組で、昔のNHK連想ゲームみたいにチームに分かれて対戦するイギリスの番組。ミュージシャンがしっかり芸能人してます。この時代にヒットが無かった人なんかも出ててなかなか面白いです。フィル・コリンズ・チーム対ミッジ・ユーロ・チームみたいな感じで、当時人気のカジャ・グー・グーやポール・ヤング、ニック・ロウやコステロ、フィル・リノットやスージー・クアトロとかが普通にう〜んって出題を考えているのが新鮮です。ザ・フーの凄腕ベーシスト、ジョン・エントウィッスルもチーム・リーダーで出てて芸能人してるのが笑けました。日本でいうとかまやつさんとか泉谷しげるがバラエティに出てる感じか? そんなことで思い出したのが、80年代のザ・フー。ジョン・エントウィッスルと、モッズ繋がりで加入したフェイセズのケニー・ジョーンズがリズム隊です。
 今やまったく無視に近いケニー・ジョーンズ期のザ・フーですが、自分がリアル・タイムで知ったのは実はこの面子。当時、雑誌でもストーンズと並んで来日していない大物バンドとして書かれワクワク感満載で買ったものの、拍子抜けだったこのラスト・アルバム。ピート・タウンゼントもソロに躍起でバンドの興味が薄れてたようです。キース・ムーンが亡くなってファンも、ロジャーからも、そのスタイルを求められ気の毒でしたが、ジョンとは馬が合ったというケニー。カンボジア・コンサートの“Substitute”なんか結構カッコええもんね。アル・ジャクソンがアイドルで、キース・ムーンとはスタイルが違ったケニー。フェイセズの方が合ってるのは明らかですが、解散前のジョン&ケニーにとってもフー最後の本作では結構奮闘してます。冒頭の「Athena」なんか結構なしょーもなさで当時がっかりでしたが、中にはキラリと光る曲もありました。タイトル曲の「It's Hard」や「It's Your Turn」、「Why Did I Fall For That」は中期以降の良いフーらしさが出ててイケてます。クールな「Eminence Front」もお気に入り。ケニーもフー時代のベスト・プレイの一つに挙げる「Cry If You Want」でワイルドな〆もまた良し。現行仕様は本作からのライヴも4曲収録。
「90年代以降、フーと関わらなくなったケニー・ジョーンズ。この人も正式メンバーでした!」
Cry If you Want


It's Hard



テーマ: 洋楽CDレビュー | ジャンル: 音楽

Call me Miss... / Crystal Kay * 2006 Epic | Home | Last Chance / Carol * 1992 Philips

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