Magic Touch / The Platters * 1991 Mercury

50's Pioneers
magic touch



お父ちゃんのレコード盗み聴きシリーズ。的確な競馬の予想はよく聞いてたのですが、まったく音楽の話はしたこと無いです。でも専用レコード棚があり、私が小学生の時くらいまではたまに思い出したように聴いてましたが、もう何十年と音楽を聴いてる姿は見たことなし。棚にあるのはエルヴィスやマイルス、アート・ブレイキー、MJQ、カントリーなんかがズラリ。なんとなく照れるので言いませんが、結構ええ趣味してます。その中でオッと思ったのがトニー・ウィリアムス時代のプラターズ。このグループも全盛期を過ぎてからは、暖簾分けの嵐でいっぱいプラターズがあってワケがわからん(←ピーク時には40!)ですが、マーキュリー時代のトニ−やハーブ・リード、紅一点ゾラ・テイラーなんかがいた時代が聴くべきプラターズ。配信もCDもアホほどいらんモンが出ているので、なんとか整理して欲しいです。
 これは父のレコードをCDにしたような1954〜61年の決定版ベスト。ヒット・シングル曲は純粋アルバムに入ってないので、やっぱベストです。なんといっても最高なのがジャッキー・ウィルソンも影響されたに違いない、トニーの絶品ハイ・テナー・ヴォーカル。黒人R&Bグループながら、ソフトで上品な歌いっぷりで白人にも大いにウケたのも納得。レコードで真っ先にリピートしてたのは、ロッド・スチュワートがカヴァーしてた「The Great Pretender」。歌詞もグッとくる永遠の名曲で、フレディ・マーキュリーも歌ってました。ストリート感はないですが、最上質ドゥー・ワップです。グッチ裕三でもお馴染みのファースト・ヒット「Only You」も、あらためて聴くとすごくロマンティックで良い曲。とにかくヒット曲が多くて「Twilight Time」、「My Player」、「(You've Got) The Magic Touch」、「Harbor Lights」などポピュラー調の甘いメロディが真骨頂ですが、中でも超シビれるのが30年代ミュージカルのカヴァー58年ヒット「Smoke Gets in Your Eyes」。何回聴いても感動のトニー・ウィリアムスの名唱です。ハーブのバスも光る「You'll Never Never Know」、初期のミラクルズにも通じる「Heaven on Earth」ほか、「On My Word of Honor」、「I Wish」、「No Matter What You Are」なんかは本来のR&Bっぽさも出ていてよろしおま。またゾラ嬢が歌うジョー・ターナー顔負けの迫力「Bark, Battle and Ball」や、キュートな「He's Mine」、コースターズがやってもおかしくない黒っぽさ満開のアップ「I Wanna」や「Hura Hop」あたりは黒人ウケもバッチリの泥臭さ。
「50'sの定番、プラターズ。今また、レコードで聴いても良さそうです!」
Great Pretender


Smoke Gets in Your Eyes


Bark, Battle and Ball



テーマ: 洋楽CDレビュー | ジャンル: 音楽

You Better Move On / Arthur Alexander * 1962 Dot | Home | Gene Vincent And The Blue Caps * 1957 Capitol

コメント

お父ちゃんのレコード棚…
いいテーマですねえ^_^
郷愁感じます

うちの父のレコード棚には
渡哲也のレコードにまじって
ABBAのがあったりしました

なんか不思議だったなあ あれ^_^

2015/03/02 (Mon) 15:30 | 片山ニク #- | URL | 編集
No title

★片山ニクさん
 いまだに親父がマイルスを聴いてる姿が想像できないでいます。。
くちなしの花。ええ歌ですな〜

2015/03/03 (Tue) 22:08 | ezee #- | URL | 編集

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