Reality Show / Jazmine Sullivan * 2015 RCA

10's Female R&B
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 なんかしら組織が無駄にデカい会社って疲れます。ひとつ決定するにも、やたら時間がかかる。。特にネガティヴなことは。ええやんか、別に。ってことも慎重なのです。ここはじっくり聴き込める女性ヴォーカルで気を紛らわします。えらい待たされた、ジャズミン嬢の3rdアルバム。帰ってきました、しっかりお腹に肉付けて! いろいろ思うことあって業界から一歩、離れた環境でしばらく過ごしてたそうですが、あの声は健在です。薄スモーキー声から、高音張り上げ時に濃ハスキーと変化する具合も渋みを増してます。度肝を抜いた1st、期待通りの成長だった2ndから早4年。待ってましたヨ。
 アルバムは頭からダークな展開。Meek Millがラップする「Dumb」で、デビュー時からのつきあいサラーム・レミも制作で参戦ですが、ちと重い感じ。シングル・カットにもなった「Mascara」は音数少ないシンプルなトラックで、ジャズミンのエエ声が澄み渡ります。「Brand New」、「Silver Lining」から「#HoodLove」はジャズミンの渾身のソウルフルな歌唱も聴けますが、やっぱり地味な展開。少々、物足りなさを感じますが、オッと思わせるのがブラコンの香りプンプンの「Let It Burn」。この懐かしい香り、どっかで聴いたことあるぞって考えてたら、童顔氏作のAfter 7"Ready or Not"でした。上手くサンプリングで、メロウ&ソウル的見せ場も作ってくれて嬉しい展開に。そして終盤に入ってからが聴かせます。まずシビれまくりなのが、チャック・ハーモニー作で先にシングル・カットもされたスロウ「Forever Don't Last」。ブルージーなアコースティック・ギターをバックに渾身の歌が聴けるコノ曲は、彼女の凄さを本作で最も思い知らしめてくれます。レトロでエイミー・ワインハウス的なアプローチの「Stupid Girl」もクールな仕上がり。カッコいい〜 この2曲、本作のハイライトです。終盤は、四つ打ちにも取り組んだディスコ・ティックな「Stanley」、生バンドのグルーヴと分厚いゴスペル・コーラスを活かした「Masterpiece (Mona Lisa)」、またもや四つ打ちで迫る「If You Dare」で変化球中心に投げ込んできます。
「今回は色々とバラエティ豊かな配球で楽しませてくれました。さすがジャズミン!」
Forever Don't Last


Let It Burn


Mascara


テーマ: HIPHOP,R&B,REGGAE | ジャンル: 音楽

Pops We Love You / Various Artists * 1979 Motown | Home | Uptown Special / Mark Ronson * 2015 RCA

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