The Truth / Ledisi * 2014 Verve

10's Female R&B
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 クリスマスっていうのに、今月は選挙もあって業績はスロウダウン。景気回復も踏ん張りどころです。でも大企業から儲けさすって政策は決して間違ってないですヨ。絶対お金は回りますから! そんな中、たいした用事もないので、同僚とクリスマス&忘年会。コミコミの終電で帰る中、新たな発見は立ちながら熟睡できたってこと。このスキル、これからさらに高めたいところ。(←どうでもいい) ここはこのキャバ嬢、じゃなくて、レディシです。本年発表の新作もハズしてません。突き抜けた歌唱力で毎回、ガッツリR&Bの真髄を見せつけてくれていて、今回もバッチリ。アリシア・キーズあたりを、もっと黒くしたアプローチが草食系R&Bファンにはトゥー・マッチかもしれませんが、やっぱコレくらいガツガツ来てくれないとあきません。パティ・ラベルやチャカ・カーンのように、ガツン!と声を張るトコは張る、シャウトして欲しいとこで耳の穴かき回すくらいの声量で迫ってくれるので聴き応えあります。去年出したプリンスとの新曲も放り込んで欲しかったけど中身は上々です。
 そして黒音ファンの期待を一発で納得させたのが冒頭の「I Blame You」。ねえちゃん、やってくれまんなぁと。ギンギンのエレクトロ・サウンドで誤魔化したエセR&Bを蹴散らす、歌がど真ん中にきた普遍的なソウル・ミュージック。自然にレディシ嬢の絶妙な歌い回しに耳を奪われます。哀愁味を帯びたサビにもグッときます。タイトルから一瞬マイケルのあの曲か?と思わせる「Rock With You」は、ブイブイと唸るEベース・サウンドが先導するスムースなダンサー。ココでも肉厚のヴォーカルは冴え渡ります。あとはだいたい、メインストリーム寄りのオーソドックスなR&Bスタイル。ビヨンセなんかが演りそうな「Lose Control」では、スロウでしっかり歌い込んでます。90年代ライクな音作りも随所に見られ、中でも「Like This」や、崇高なレディシの歌唱も光るタイトル曲「The Truth」は結構な好感触。逆に今風のJon Jon Traxx絡みのトラックは結構ギラついた音でうっとおしいです。変にデコレーションせんでもレディシ嬢は十分。Faith EvansMusiq Soulchildなどでグッジョブを残し続けるフィリーのコンビCarvin & Ivanも前作に続き「88 Boxes」や「I Swear」で制作参加。特に後者はボートラながら本作でトップクラスの名曲。元々、歌力バリバリなのでシンプルなサウンドで勝負した「Can't Help Who You Love」みたいな曲で、スムージ−な歌メロに存在感ある声が映えます。気持ち良く、体が受け止めます。ボートラながら、コチラも90'sライクな「Mine」や、アフリカンでパーカッシヴな「Quick Fix」は実にクールな仕上がり。
前作より大衆寄りにした分、訴求力は低下。でも、ちゃんとエエ曲も入ってますわ!」
 

I Blame You



テーマ: HIPHOP,R&B,REGGAE | ジャンル: 音楽

Hit Kit / Sam Cooke * 1959 Keen | Home | Black Messiah / D’Angelo and The Vanguard * 2014 RCA

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