Lady Soul / Aretha Franklin * 1968 Atlantic

Atlantic, Stax
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ソウルの女帝、アレサ・フランクリンのモンスター級アルバム。タイトルがもう全て、これぞレディ・ソウルと定義付けたような、歴史的な作品です。大定番のアトランティック3作目は1作目と共に代表作とも呼ばれるアルバム。音楽界で長年、睨みを効かす存在となるには、これくらいの傑作を作ってないと、あきません。
あまりに素晴らしいトラックばっかで平伏しますが、まず聴きどころはレディ・ソウルを最も体現したマッスル・ショールズの面々との録音。まず登場のミディアム・ナンバーの代表作となるドン・コヴェイ作のNo.1ヒット「Chain Of Fools」。このズッシリしたリズムに、ゴスペルチックなアレサ。ソウル史上最高の3分間、最高すぎます。Sweet Inspirationsとアーマ&キャロラインのフランクリン姉妹の重厚なコーラスもシビれます。余談ですが、まだマライアが可愛かった時にアレサと共演した時に喜びいっぱいで歌ったのもコノ曲。またこちらもNo.1ヒットとなるリズム・ナンバー「(Sweet Sweet Baby) Since You've Been Gone」もグレイト・ソウル。この時代特有のホーン・セクションもバッチリ曲を盛り上げてます。そして最大のハイライトが大傑作スロウ2曲の存在。キャロル・キング作の「(You Make Me Feel Like) A Natural Woman」、妹キャロライン作の「Ain't No Way」。共に色々な人にカヴァーされまくってますが、全ての頂点に立つアレサのオリジナルは黒人音楽史上、歴史的記念碑といえるほど絶対的な歌唱。レディ・ソウルの称号が最も相応しいということを、この2曲だけでも証明です。また、いつもながら人の作品でもイイ曲はなんぼでも取り上げるアレサですがココではP.J. Probyの「Niki Hoeky」、J.B.の「Money Won’t Change You」、インプレッションズPeople Get Ready」、ウォルター・デイヴィス「Come Back Baby」、ヤング・ラスカルズ「Groovin'」と5曲もガンガン演ってます。どれも独自仕様で仕上げられてて、“私のが一番でしょ”とでも主張するが如く、自信に満ち溢れた力強いパフォーマンス。中でもボビー・ウォマックが素晴らしいバッキング・ギターを奏でる「People Get Ready」は感動ゴスペル仕様。アクセント的に収録されたブルース「Good To Me As I Am To You」ではクラプトンが密かにオブリをチャラチャラ弾いてます。
「なんやゆうても、聴くものの耳を釘付けにするアレサ。レディースの総番長だけあります!」
Chain Of Fools


(You Make Me Feel Like) A Natural Woman



テーマ: Soul, R&B, Funk | ジャンル: 音楽

Art Official Age / Prince * 2014 Warner Bros | Home | First Step / Faces * 1970 Warner Bros

コメント

アレサの怪力作

女性ソウルとして頂点を不動にすべく作品として、相当な魅力を放っていると思います。
当時、数々の女性シンガーがいたものの、アトランティック1作目・そして本作にて
今尚ソウルの女王と呼ばれ続ける礎になってると思いますし。
その割にこのジャケットで勝負出ちゃってるあたりが、なんとも時代ですね。

2014/12/29 (Mon) 14:51 | YO-SUKE #- | URL | 編集
No title

★Yo-sukeさん
 まいどです。
冷静に考えるとアレサ、これだけ第一線でいるってのは凄いですね。
絶対に自分の色を出すカヴァーも流石です!
今年もアレサ情報、ヨロシクです〜

2015/01/05 (Mon) 23:51 | ezee #- | URL | 編集

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