Winner Takes All / The Isley Brothers * 1979 T-Neck

Funk
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 いやぁしかし、スベらんなぁと松本人志も言った(←嘘です)アイズレー・ブラザーズの諸作。家で飯食う時、必ず見てるのが、意外に長続きしてるTOKYO-MXのディスコ番組。去年、R&BシンガーのJAMOSA嬢が出てきて79年縛りで色々かけてた中でアースに続いて出てきたのがアイズレー兄弟の「It’s A Disco Night」。ん〜やっぱ、カッコええ〜 ハンド・クラップも効いた、この80年代大気圏突入前の音。79年作ってことで洗練された音でありながら、クリス・ジャスパーがセンスあるキーボード・ワークを施す中、アーニー・アイズレーのクリーンなのにドス黒いカッティング・ギター、そこに乗っかる唯一無二のロナルド・アイズレーのセクシーな歌声。この構図ですよ! まさに鉄板。タイトルこそディスコ・ナイトですが、染み付いたファンク魂をしっかり感じとれるナイスなグルーヴ・ナンバーです。マイケルが“今夜はドント・ストップ”で怪物として頭角を表した時に、先輩方はこんなにも素晴らしいアルバムをドロップしてました。
 まず冒頭のマーヴィン・アイズレーのファンキーなベースがグイグイくるR&BチャートNo.1ヒット「I Wanna Be With You」で黒音好きはもう万歳三唱。これやがなっと。続く「Liquid Love」もアーニーのギターが蛇のように絡むズブズブ・ファンク。たまりまへん。タイトル曲「Winner Takes All」もヤング・アイズレー3人が引っ張る極上グルーヴで文句無し。LPではこの3曲だけで15分仕様でA面終わり。ええ根性してます。この後も「Life In the City」、「It’s A Disco Night」、「(Can't You See) What You Do To Me?」と、洗練された感も表面上見えるも、決して隠せない漆黒のグルーヴィー・アイズレーズが炸裂です。このままゴリゴリ押し通すかと思いきや、後半(LPの2枚目)では突如、ロナルドは裸にバスローブで登場(←見たんか)。「Let's Fall In Love」からお得意のメロウネスでベッドにもぐり込みます。「How Lucky I Am」、「You’re The Key To My Heart」〜「You’re Beside Me」とファルセットも駆使したスロウ&ミディアムで、悶絶メイク・ラヴ・モードへ。このツンデレ仕様、さすがベッド上の魔術師、ロナルドの独壇場です。終盤は山下達郎が絶賛しそうなシティ・グルーヴ「Let Me In Your Life」、アコギで優しく歌われる「Love Comes and Goes」、アル・グリーン的なミディアム「Go For What You Know」と絶妙というしかない流れ。そしてやっぱり最後はブイブイいわす激ファンク「Mind Over Matter」で〆てくれます。まだ30台後半だったロナルドの熱い歌も冴えまくり。
「70年代最後に放った、濃すぎる一撃。数多出てきたディスコの連中も、おそらくビビった力作。」
I Wanna Be With You


It's a Disco Night



テーマ: Soul, R&B, Funk | ジャンル: 音楽

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