Rainbow Cafe / 忌野清志郎 Little Screaming Revue * 1998 Polydor

Man's World
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実に残念。。病気と戦っていた日本が誇るベーシスト、藤井裕氏が永眠。関西人にとっては馴染み深い人で、私も高校生の頃に毎週見てた紳助の番組“夜のAタイム”。そこでレギュラー出演してたのが、石田長生が率いて裕さんもグルーヴィーなベースを弾いてたザ・ボイス・アンド・リズム。シャープで黒っぽい演奏が毎週聴けるだけでなく、石ヤンは紳助と普通にレギュラーでトークもしてました。当時、関西のベタなバラエティはヤング・プラザしかり、このAタイムしかり、必ず生演奏などを聴かせてくれる場面があり、サタデーナイトライヴのようなセンスの良さでした。それからしばらくしてして聴いたのが、タコ焼き器と同様に必ず関西の家庭に必ずあるキー坊&有山の“ぼちぼちいこか”、そして日本ソウルの金字塔となるサウス・トゥ・サウスのライヴ・アルバム。藤井裕氏の出世作でもあり、代表作のコノ2枚は今なお人気の伝説作。90年頃のサウス再結成には自分も3回ほど足を運びましたが裕さんのブットい5弦ベースは最高でした。先月の再結集サウスに病院から駆けつけ参加したのが最後だったようです。見たかった・・
 ココは藤井裕さんを偲んで90年代の代表作。清志郎との1枚です。サウスのドラム正木五郎とのコンビも最高でしたが、ここではTENSAWのグリコ氏と強力ロック・グルーヴを聴かせてくれます。三宅伸治のヘヴィーなGリフが主導する「世の中が悪くなっていく」でスタート。続くシングル曲「サンシャイン・ラブ」は清志郎のポップ・センスが光る逸品で、本作中もっともキャッチーな曲。そして染み入るスロウ傑作がザ・バンドを彷彿させる「ギビツミ」。さすが清志郎というべき名曲で本作の個人的ハイライト。RC初期からの作品で、スマップも演ってた「弱い僕だから」はフォーキーに演奏。ストーンズ“Heart Of Stone”彷彿のハード・スロウ「Make Up My Mind」、モータウン調の「イキなリズム」でも、曲はそこそこでですが素晴らしいアンサンブルを披露。特にメロウな感触の名曲「溶けるように」ではジェームス・ジェマーソンのような存在感抜群のスムージーなベースを裕さんは弾いてくれてます。ここらは天国でも清志郎とゆったりセッションして欲しい曲。ラストは竹中直人に提供したセルフ・カヴァー「危ないふたり」をロッキンにキメてます。
 しかし本年、再始動のサウスが首都圏で演ったら必ず見に行こうと思ってた矢先の訃報。本当に悔やまれます。サウスの時、上田正樹がいっつも“お前を救けにいく”の終盤メンバー紹介で言ってたのが、
「一番、腰に来んにゃ、オーライ、日本一のベーシストや、藤井裕!」 R.I.P
溶けるように


サンシャイン・ラブ





テーマ: 本日のCD・レコード | ジャンル: 音楽

I'm Gonna Miss You / The Artistics * 1967 Brunswick | Home | The Gift / The Jam * 1982 Polydor

コメント

ほんま残念やねえ。。すごいカッコいいベーシストやった。
もっかいくらいライブ見たかったわ。。

2014/10/18 (Sat) 22:58 | 新神戸山脈 #lobaNY2I | URL | 編集
No title

★新神戸山脈さん
 あのメンバーでのサウスをチキンで見れたのは良かったな〜
数少ない心底、感動したライヴやったわ。せっかく今年、ライヴ再始動やったのに、無念。

2014/10/19 (Sun) 21:02 | ezee #- | URL | 編集
No title

サウスのライヴ盤の「お前を救にいく」大好きで
これが大阪のノリや~って思ってましたね。
ソウル・ブラザーがまた一人天に召されましたね。

「ぼちぼちいこか」も あの時代じゃなきゃ 生まれなかった名盤やね♪

2014/10/21 (Tue) 20:51 | ひるのまり #- | URL | 編集
No title

★ひるのまりさん
 サウスのライヴ盤はホント、感動しますね
 日本の至宝やと、真剣に思います。そして関西人であることを誇りに思える素晴らしき作品です!

2014/10/22 (Wed) 00:43 | ezee #- | URL | 編集

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