The Best of Earth, Wind & Fire, Vol.1 * 1978 Columbia

Funk
earth best



  9月も、もう終盤。すっかり過ごしやすくなった涼しさのなか、時の流れと金が無くなるのは早いなぁとしみじみ感じながら、永ちゃんの“セプテンバー・ムーン”聴いて黄昏。9月の歌っていうと夏歌に比べ、サザンの“湘南SEPTEMBER”とか何となく切ない歌が多い気がしますが、軽快にファンクしてるのがアースのあの曲、「September」ですわ! 名手アル・マッケイが奏でるイントロからシビれる、70年代後半の絶頂期のエッセンスが凝縮されたような大ヒットで、ディスコ定番としても有名。もう、どこでもかかるアホみたいにパ〜リヤパ〜リヤと有名な曲ですが、タイトな演奏やホーン・アレンジ、Gカッティングのカッコよさなど、やっぱよくできた優秀曲。昔、“Let's Groove”で気に入ったあとでカセットに録ってもらったのが、このベスト盤でコレにもバッチリ入ってました。
 しかしながら技術力の高い演奏や高品質なブラジリアン・ファンク・テイストの良さに気づかず、しばらくホッタらかしでしたが、ソウル・ミュージックにのめり込んでから聴き返すとグイグイ入ってきました。特に「Shining Star」のアーシーなファンク魂、「Can't Hide Love」でのドス黒い地ベタを這うグルーヴ、「That's The Way Of The World」や「Reasons」なんかでのフィリップ・ベイリーのメロウな超絶ファルセットと、アース・クラシックと言っていい名演の数々がコンパクトにまとまってます。ポップス・ファンにも受け入れやすい洗練されたアレンジと、黒音ファンも納得の軽快なグルーヴが絶妙のバランスで両立しています。デヴィッド・フォスターなんかも絡んでたのでAORっぽいとこもありですが、「Fantasy」、「Sing A Song」、「Get Away」なんかは結構ポップで聴きやすいファンク。オリジナル・アルバム未収録の重要ヒット「September」や「Love Music」に、サントラ・オンリーだったビートルズのカヴァー「Got To Get You Into My Life」も入っていて、なかなかお得感あるツボを押さえたベスト盤です。グルーヴィーなビートを支えるヴァーダインのクールなベース・プレイも聴きモノです。
「ディスコ&ファンク・ソウル時代に緻密な戦略で大成功したバンド。プロフェッショナルな音です!」
September



テーマ: 洋楽CDレビュー | ジャンル: 音楽

Journey to the Light / Brainstorm * 1978 Tabu | Home | Live At Leeds / The Who * 1970 Polydor

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