Pieces / Bobby Womack * 1978 Columbia

70's 〜 Recent Soul
bobby columbia2

 すっかり夏空。体力消耗には気をつけたいとこです。暑い夏を前に、先月末に惜しくも亡くなったのはラスト・ソウル・マン、ボビー・ウォマック。男らしすぎるスタイルが、好き嫌い分かれる人かもしれませんが、歌もギターもしっかり自分のスタイルで押し切るところが何ともカッコよく、存在感抜群でした。ヴァレンティノズから始まって、時代が移り変わってもサザン・ソウル、ニュー・ソウルと色んなスタイルであってもレベルの高い録音を残してきた器用な人。70年代でいえばAcross 110 Streetsが猛烈にカッコいいですが、コロンビア時代のモダン・アプローチもかなりイケてます。ストーンズ一派との交流でも知られてて、ソウル界に留まらない幅広い活躍で愛されてきた人でしたが、ここはボビーを偲んで1枚。
 学生時代、渋いサザン・ソウルを期待して買ったものの、かなり都会的なアプローチで戸惑ったのがこの78年作。でもすぐにお気に入りに。というのも冒頭のディスコ調「It's Party Time」が激カッコよかったから。デトロイトのプロデューサー、ドン・デイヴィスが女声コーラス、ホーンも交え最高の料理。イントロからアゲアゲでボビー先生も大ハリキリなのが最高です。曲中に登場する、激辛声ロング・シャウトにも大興奮です。2曲目の「Trust Your Heart」はマイケル・ヘンダーソンの奏でるベースもいぶし銀のカッコいいアーバン・メロウ・ブギー。で、ずっと聴いてると、聴きおよびのあるワガママ・ヴォイスが。そうテンプスの暴れん坊、David Ruffin大先生です。塩辛対決がナイス・サウンドを土台に展開されていて燃えます。最高の頭2曲の流れで、「先生、流石でんな」となっちゃいます。またマスル・ショールズの立役者Candi Statonがデュエットのマイナー調のミディアム・スロウ「Stop Before We Start」、スロウ・グルーヴでキメる「When Love Begins Friendship Ends」もいい雰囲気ですが、良いアクセントとなるのが後半頭の「Wind It Up」。Pファンクのフレッド、メイシオ擁するThe Horny Hornsが参加したファンク・ナンバーで、力強いグルーヴにボビーの強靭な歌唱もバッチリ切り込みます。ラストのパーティ調アゲアゲ曲「Never Let Nothing Get The Best Of You」もホーンが上手く効いてて盛り上げてくれます。他も、9th ワンダーもサンプリングし、サム・クック・フレーズも飛び出す「Is This The Thanks I Get」、ムーディなスロウ「Caught Up In The Middle」あたりも目立ちませんが味わい深し。
「晩年はガン、アルツハイマーとも戦った真のソウルマン。ええミュージシャンでした。R.I.P.」
It's Party Time


Bobby Womack ft David Ruffin - Trust your heart


テーマ: Soul, R&B, Funk | ジャンル: 音楽

シングル・マン / RCサクセション * 1976 Polydor | Home | Hipper than Hip / Tower Of Power * 2013 Real Gone Music

コメント

初めまして

初めまして、Trust Your Heartの検索からお邪魔しています。

私は高校時代の79年から大学卒業までの5年間
神戸、大阪でディスコの職業DJをしていました。

このアルバムはリアルタイムでよく使用しましたので
思い出深いです

今後も色々な音楽を勉強させていただければ幸いです

2015/01/31 (Sat) 13:09 | DJ AKI #- | URL | 編集
No title

★DJ AKIさん
ディスコ全盛時代でDJをされてたのですね〜
素晴らしい! 私などこのアルバムはCDで、
出てから10年以上経って聴いてます。。
なので、知ったかぶりばっかです。ヨロシクです!

2015/01/31 (Sat) 22:43 | ezee #- | URL | 編集

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