Hipper than Hip / Tower Of Power * 2013 Real Gone Music

Funk
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 久々に出会えた、ウォ〜っと血湧き肉躍る強力ライヴ盤。タイトルからして最高で、最近バテバテで朝からユンケル飲んだりしてる中、よう効きます。ライヴといってもスタジオ・ライヴで、1974年に少数の観客を前にFMラジオ局で録られた生演奏音源のお蔵出し。コレがぶっ飛びの素晴らしさで、全盛時ベスト・メンバーのラインナップで極上グルーヴを聴かせてくれます。70年代当時のオフィシャル・ライヴといえばVoがヒューバート・タブス期の1976年盤が定番でしたが、コチラはその2年前なので歴代最高ヴォーカルとも言われるレニー・ウィリアムス。洗練されたファンクや、パーティ・ファンクもゆるくて良いのですが、こういうタイトで、プロフェッショナルな演奏を聴かされると“これぞファンクの真髄”と思ってしまいます。CDが売れない時代やと言いますが、これは買う価値ありますヨ。
 中身はオープニングから興奮間違い無しの超絶高速ファンク「Oakland Stroke」。レスポールのカッティング・マスター、ブルース・コンテの緊張感溢れるGカッティングから始まり、エミリオ・カスティーヨ&レニー・ピケットのWテナー・サックス、クプカのバリトン(←ココが肝要)、チェスター・トンプソンのオルガンと怒濤のグルーヴが炸裂。まるで大石から始まって新井、ブライアント、リベラと続く藤井寺・無敵猛牛打線を彷彿させます。そしてフランシス・ロッコの阿波野秀幸にも通じるインコース攻めを駆使した、地を這うブリブリ・ベースが全体を引き締めるという完璧の布陣。特にデヴィッド・ガリバルディのドラムは神プレイともいえる絶技が聴けるので、ドラマーの方も必聴です。当時の新作インスト「Squib Cakes」から、「Soul Vaccination」、「Get Yo' Feet Back On The Ground」と、セルフ・タイトルの73年傑作からの主要曲もほぼ網羅されていて、「So Very Hard To Go」ではレニーのグレイト・ソウル歌唱も爆裂です。メロウも「You're Still A Young Man」や「Just When We Start Makin' It」と抜け目無し。デビュー作からの「Knock Yourself Out」も数段パワー・アップしていて小躍りしますが、やっぱ代表曲の「Down To The Nightclub」、「What Is Hip?」ってとこが登場する終盤は興奮必至。特筆すべきは、ライヴなのにデッド気味な音源が功を奏しで最強の生ホーン・セクション&バンドの迫力も倍増してるトコ。全盛時TOPの格がまた上がりました。
「密度が濃すぎて、ながら聴きできないグレイトな発掘音源。滋養強壮にはファンクですわ!」

Soul Vaccination


テーマ: Soul, R&B, Funk | ジャンル: 音楽

Pieces / Bobby Womack * 1978 Columbia | Home | I Can't The Stand The Rain / Ann Peebles * 1974 Hi

コメント

No title

これはマジで凄いね! ポチっといっときます!

2014/07/07 (Mon) 23:40 | 新神戸山脈 #OJve0JPc | URL | 編集
No title

★新神戸山脈さん
 これちょっと興奮するで。ジェームス山で流行らせておくれ

2014/07/08 (Tue) 22:01 | ezee #- | URL | 編集

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