I Can't The Stand The Rain / Ann Peebles * 1974 Hi

Southern & Deep
an peebles



 ココは亜熱帯か?と思うような豪雨が今年もアチコチで降ってますが、この前にスマホの天気予報で「猛烈な雨」ってのが出ててビックリ。最近はそういう表現すんにゃと。どうせならModsっぽく「激しい雨」とか、ちょっとユーモアも放り込んで「えげつない雨」とかバリエーションも期待したいところです。そんな中、雨歌といえばやはりメンフィスのソウル・クイーン、アン・ピーブルズの「I Can't Stand The Rain」。傘持って仕事行くのが本当に嫌なので、最近の気分にピッタリです。本当はガラスに打ちつける雨音が昔の恋人を思い出して聞いてられないって歌ですが、見事なブルージー・ソウルで表現です。湿り気のあるスネアを打ち付けるハワード・グライムスの音からしてたまらんです。まさにハイ黄金期を代表する1曲。ラリー・グラハムやティーズ、カサンドラ・ウィルソンに、ロン・ウッド、スティーヴ・マリオットに至るまで錚々たる面々がカヴァーした名曲。ジョン・レノン御大まで褒めちぎった曲としてあまりにも有名で、ヒップ・ホップでもミッシー・エリオットでお馴染み。
 さて中身はコノ1曲だけのアルバムかというと、"This Is Hi !"というべき完璧な70sソウルを満喫できる素晴らしきアルバム。まだ20代だったとは思えないアン嬢のシャウトを抑えた独特のディープ・トーンが爆裂です。あの、か細い体を全身共鳴させたハスキーがハイ・サウンドにぴしゃりハマります。夫であるドン・ブライアント氏との共作ナンバーが絶好調で、「Do I Need You」、「Run, Run, Run」といったタイトル曲同様のブルージーなテイスト、優秀ミディアム「You Got to Feed the Fire」と良曲が並びますが、中でも「Until You Came into My Life」や「A Love Vibration」なんかのストリングスも効いたスロウは絶品といっていい重要文化財指定曲。ラストの「One Way Street」に至るまで彼女の良さを最良の部分を引き出してくれます。他も、じつにホッコリさせてくれるジョー・サイモンのカヴァー「(You Keep Me) Hanging On」、ハイと縁深いアール・ランドル作の名曲「If We Can't Trust Each Other」、「I'm Gonna Tear Your Playhouse Down」とアン嬢が名唱が映える良曲だらけ。
「レイニー&クラウディな日々にグッとハートに迫るメンフィス・ソウル。名作っていうだけのコトあります!」
I Can't Stand The Rain


Until You Came Into My Life




テーマ: Soul, R&B, Funk | ジャンル: 音楽

Hipper than Hip / Tower Of Power * 2013 Real Gone Music | Home | HIP N' SOUL Vol.2 〜Slow Jam / Various Artists * 1995 BMG

コメント

No title

アン・ピープルズは 素敵ですねえ♪
ジョン・レノンも気にいってたようだし 彼に曲を作ってもらっていたら もっとスターになっていたでしょう!

雨のように しっとりと歌いあげていて この季節に聞くのにいいね~
大阪も台風の影響で むし暑い夜です。

2014/07/08 (Tue) 21:20 | ひるのまり #- | URL | 編集
No title

★ひるのまりさん
 すっかり空も夏空で気分も上がってましたが、台風のコト知らずに日中喋ってたら皆に非国民扱いされましたヨ。ハリケーン並みみたいっすね こわ〜

2014/07/08 (Tue) 23:05 | ezee #- | URL | 編集

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