The Very Best Of En Vogue / En Vogue * 2001 Elektra

90's Female R&B
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90年代のヴォーカル・グループと言えば、やっぱアン・ヴォーグ。ジュエリーに例えるなら、ギラギラ感を抑えた上品なツヤ消しゴールドみたいな感じで、当時はスタイル良し、ハーモニー良し、サウンド・プロダクション良しと非の打ち所無しの存在でした。とりわけ、フォスター&マッケルロイが手掛けてた4人組だった時代は連戦連勝のヒット・メイカーで、まさにその名の通り“時代の先端”を行く存在だったグループ。その輝かしい足跡となった90年代の3作と、シングル曲、リミックスをまとめたのがコレ。器用に様々なスタイルもこなし彼女達の声はハイ・クオリティな技量も伴って、数多あるグループと一線を画します。
 冒頭に置かれた、90年代の幕開けを告げた1stからのR&BチャートNo.1曲「Hold On」は当時最新のビートを感じさせながら、イントロでミラクルズ“Who's Loving You”のアカペラで度肝を抜く手法。本編ではJ.B.の“Payback”がループされるという、従来のソウル・ファンの目をも向ける仕掛けが施された大ヒット。しかしながら、彼女達の魅力が最大限に発揮されたのが2ndからの極上ミディアム「Give It Up , Turn It Loose」。チャート・アクションこそ他の曲で上のモノがいっぱいありますが、エヴァー・グリーンという意味ではやはりコノ曲はズバ抜けてます。そしてコレに匹敵するのが、フォスター&マッケルロイ真骨頂のサウンドも最高で、この2人もFMob名義で参加したシングル・オンリー曲「Runaway Love」。ドーンが脱退して3人になる前の、クールなハーモニー&グルーヴが融合した傑作曲。そこでカップリングだったSalt-N-Pepaとの共演曲「Whatta Man」は68年のスタックスでLinda Lyndellが放ったシングルのラップ入りカヴァー。これもカッコいいです。他もエエ曲率の高い人達でしたが、NJS感満載の「Lies」や、「Love Don't Love You」、スロウの「Don't Go」、3人組になっても好調維持をしっかり感じさせた「Let It Flow」など新時代R&Bの道標的良曲が多数収録。一方、アレサが歌ったカーティス・メイフィールド曲「Giving Him Something He Can Feel」なんかも抜群のセンスでまとめあげてます。最後には「Hold On (Hip Hop Remix)」で、ベース音をブーストしたリミックスも収録。
「デスティニーズ・チャイルドの登場までトップに君臨した美人グループ。ソウルの本質もしっかり継承!」

Runaway Love



テーマ: HIPHOP,R&B,REGGAE | ジャンル: 音楽

Natalie Live! / Natalie Cole * 1978 Capital | Home | What's The 411? / Mary J. Blige * 1992 MCA

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