I Love The Way You Love / Betty Wright * 1972 Alston

Southern & Deep
betty i love the waty



 ちょっと寒の戻りもありつつも、春の陽気。マイアミTKサウンドは適度にカラっとした骨太ソウルで、この季節にベスト・マッチング。ここは70年代を代表するレディ・ソウル、ベティ・ライトです。余談ながら、この度購入した夜な夜なリスニング用の安モンのPCスピーカーで聴くと驚きの気持ち良さ。コレまでは何やったんやというくらい、ベース音からハイハットまで明瞭で迫力あるサウンドですわ。(←別にお金もらってません) MP3で聴いてる上、たいした耳も持ってない私でも良さが体感でき、しょーもない音楽まで良く聴こえそうなグレイト・プロダクツです。このベティ嬢の本作は、曲も演奏も極上なので、さらに感動ひとしおです。
 さて13歳でデビューしたベティ嬢がマイアミの重鎮クラレンス・リードの下で放ったアルバム2作目。ヒップ・ホップのサンプリングや、オザケンの大ヒット”ラヴリー”なんかで幅広い世代に馴染み深い「Clean Up Woman」が入ったアルバムです。”ウカウカしてたら、ヤリ手の女に男も取られるわヨ”と豪快に歌ってますが、なんとコノ時、17歳ながら堂々の歌唱。キュートでほんまにエエ曲です。ポップ・チャートでもブレイクした彼女最大のヒット曲で、2本のギター・アンサンブル、メンフィス・ホーンズにも胸踊る傑作。他もエエ曲が目白押しで、冒頭のタイトル曲「I Love The Way You Love」や「I'm Getting Tired Baby」でのアン・ピーブルズばりのブルージー・テイスト。本作もう一つのハイライトといえる激傑作ミディアム「I'll Love You Forever Heart And Soul」ではベテラン顔負けの、情熱的で見事な歌いっぷり。ホンマ、シビれる歌唱を聴かせます。ジャクソン5の「I Found That Guy」の胸キュンカヴァーもこれまた素晴らしく、ジャーメイン版とは違った可憐さです。ワウ・ギターが効いたファンキーな「All Your Kissin' Sho' Don't Make True Lovin' 」でのクールな身のこなし、「If You Don't Love Me Like You Say You Love Me」での若さを打ち出したヤング・ソウル的アプローチもたまらん展開。一方、ソウル・チルドレンが歌ってもハマりそうな好曲「Pure Love」、「Don't Let It End This Way」なんかでの サザン・ソウル・テイストも素晴らしく、ディープかつ艶やかな本格的な歌唱に圧倒されます。ただビル・ウィザーズのカヴァー「Ain't No Sunshine」は、本家が醸し出す孤高の朴訥ぶりには一歩及ばず。あと特筆すべきはリトル・ビーヴァーのソウル・バッキングのお手本とも言いたい、歌唱に応えたグレイトなギター・プレイ。こちらも必聴です。
「曲も粒ぞろいのベティ初期作。1972年、"マイアミの奇跡"と言えばコレもです!」
Clean Up Woman


I'll Love You Forever Heart And Soul


テーマ: Soul, R&B, Funk | ジャンル: 音楽

This Is Real - Kent Modern Deep Soul Treasures / Various Artists * 2013 P-vine | Home | Every Picture Tells a Story / Rod Stewart * 1971 Mercury

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2016.12.05 (Mon) 00:22 |
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