Emotionally Yours / The O'jays * 1991 EMI

90's Male R&B
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 ちょっと前、ボブ・ディランの91年にN.Y.で開催された30周年記念コンサートをNHKでやってて、録ったのも忘れてましたがやっと見ました。まぁ出てくるメンツが豪華で、ニール・ヤングにクラプトン、ザ・バンド、ロン・ウッドなど、その筋の人等が入れ替わり立ち替わり出てきてディラン曲を演奏し、客も大いに盛り上がる結構いいライヴでした。ソウル系はスティーヴィーも出てましたが、なんとも感動的で素晴らしいパフォーマンスだったのがヴェテラン、オージェイズ。3人の熱いソウルに、G.E.スミスやスティーヴ・クロッパーのバンドもエエ感じで呼応。さすが、長年に渡って前線で歌ってきた人達です。
 それで引っ張り出してきたのが、91年の本作。ゴスペル魂炸裂のタイトル・トラック「Emotionally Yours」が超素晴らしいんですわ。元々ディランが80年代に放った小ヒットで、ココで3人はゴスペル・ライクな高揚感も携え、劇的なスロウ・バラードとして2ヴァージョン発表。滑らかなウォルター・ウィリアムスと、鬼気迫るシャウティング・スタイルで迫るエディ・リヴァートの交互に登場するヴォーカルが登場です。モダンなアレンジのR&B Versionと、クワイアをバックにつけた生バンド・スタイルでより感動的なGospel Versionと双方ともに極上の出来。後者のクワイアには、息子達レヴァートに、キース・スウェット、グレン・ジョーンズ、ウィル・ダウニング等も参加したという贅沢な録音。すでに人気グループだった息子達のグループLevertにも、親父の威厳を見せつけた傑作です。そして本作が素晴らしいのは90年型のR&Bとしてもきっちり機能してるトコ。ニュージャックな「Love & Trust」や「Lies」あたりも見事に決めてくれてます。ダンサブルで新時代のR&Bにも対応した冒頭の「Don't Let Me Down」や「Something For Nothing」も出色の出来。The Jazのラップも導入した「Respect」や、Najeeのサックスも冴え70年代も彷彿させる大作「If I Find Love Again」や「Keep On Please Me」といった真骨頂のスロウまで看板の期待を全く裏切らない力作です。
「ちょっと出の新人とは格上の、長作に負けないコブシを見せつけた黒いレッツゴー三匹。R.I.P.じゅん。」
Emotionally Yours


Don't Let Me Down




テーマ: 洋楽CDレビュー | ジャンル: 音楽

Goddess in the Doorway / Mick Jagger * 2001 Virgin | Home | The Singles Volume ten 1975-1979 / James Brown * 2011 Hip-O

コメント

No title

ezeeさん こんばんは!

O'jaysは昔のアルバムしか持ってません♪

’90年代のもいいですね~
こないだのミュージックフェアの「’60年代’70年代」お宝映像に19歳の和田アキ子とサム&デイヴが一緒に歌ってる映像がありました。
ダブルダイナマイトは素晴らしかった。
あと「笑う洋楽展」にはアースウィンドファイアー
などが出てて面白いです♪

2014/05/11 (Sun) 21:45 | ひるのまり #- | URL | 編集
No title

★ひるのまりさん
 私も当時、裏切り者のテーマしか知らんかったのですが、これは感動でしたね〜
笑う洋楽展は知らんのですが、なかなかおもろいらしいっすね。いっかい見てみます!

2014/05/12 (Mon) 21:59 | ezee #- | URL | 編集
ナイス!

このアルバムとHeartbreakerは大好きでしたね。よく聴きました。伝説のグループが90年代も活躍したってのが凄い。しかし、こういう本物のコーラスグループはもう出てこないのでしょうか。寂しい現状です・・・

2014/05/25 (Sun) 13:36 | hiroo #pAfneXZY | URL | 編集
No title

★hirooさん
 いやいや時代は巡りますから。
ファレルのやり方見てると確信ですわ。2010年代の中盤はクソ熱いVoモンが来ると信じてます!

2014/05/25 (Sun) 23:32 | ezee #- | URL | 編集

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