Celebrate! / Kool & The Gang * 1980 De-Lite

ヒャー、ホーって感じでJTテイラーのように叫びたいのが、我が息子のこと。週始めの朝、息子よりLINEにて朗報が。要領の良い弟クンとは裏腹に、早くも人生に苦戦してる感アリアリの長男が高校受験、無事突破です! 私以上に集中力が無く、勉強も大苦戦だったもんで、よく乗り切ってくれました。なんとか公立だったので、それも助かりました。私立やと毎日、松屋でも行かなあかんかと覚悟してましたので〜 ここは長男お気に入りのワン・ダイレクションでもって思いましたが2曲くらいしか知らんので、我が家を祝福ってことで何ともめでたいタイトルの本作です。
クール&ギャングっていうと、ジャジーな感覚も持ったゴリゴリのファンク・イメージもありますが、軽薄な時代突入に合わせ洗練され都会的なイメチェンで大ブレイクしたのが80年代。ロックでもドゥービーもJガイルズ・バンドもウマイこと変化してたのと同じです。タイトル曲「Celebration」は今でもTVのハッピーなシーンでよく流れる特大ヒット。軽快なカッティングに、明るいホーン、スタイリッシュなJTテイラーの歌が見事ハマったダンス・チューン。とてもジャングル・ブギーを演ってたバンドと同じとは思えない豹変ぶりです。ファンク・テイストのアーバン・ダンサーは他も「Love Festival」、「Night People」とあり、中でも「Take It to the Top」は頭ひとつ抜けたカッコ良さ。万人に受けるポップさで、演奏やコーラスも上手いので聴きやすさ抜群です。この辺の時代をプロデュースしてたエウミール・デオダートの戦略通りよく売れてたので、私も子供でしたがチャートに名前がよく登場してたのは覚えてます。メロウなミディアム秀作「Jones vs Jones」、「Love Affair」もあって、コチラも洗練されててスムージーなJTの歌唱が冴えまくり。AORチックなスロウ「Just Friends」も高品質です。中には安もんのシャカタクみたいなインスト「Morning Star」ってのもありますが、ご愛嬌です。
「よっしゃ〜!と祝福の春一番。次なるステージでの充実、それは己自身にかかってます!」
Celebration
Take It to the Top
新神戸山脈
No title