Gap Band Ⅳ / The Gap Band * 1982 Total Experience

Funk
gap band4

 やたらファンクを聴きたおしてた頃、すぐにお気に入りとなったグループThe Gap Band。80年代前半の最盛期は次世代R&Bへの“繋ぎ”としても機能したような、ファンクながらモダンなアプローチも光る良曲を連打です。特に技巧派シンガー、チャーリー・ウィルソンは、ガイのアーロン・ホールが最も影響を受けたシンガーとしても90年代も脚光浴びまくり。よく聴いてると結局、スティーヴィー・ワンダーに辿り着く系譜の人やと分かります。ヒップ・ホップでもサンプリングされた曲が多かったことも重なり、全盛期以降も結構な崇められ方でした。
 さてこのメジャー4作目となる本作。数曲のヒット曲も含みますが、肝はなんといっても超重要曲「Outstanding」。ベースを基軸にクールにスウィングするカッコ良すぎるリフ、テーマのサビはコーラスの姐ちゃんに任せて渋く歌うチャーリーと、何回聴いても胸躍る名曲です。大所帯ファンク・バンドやサザン・ソウルが絶滅危惧種に指定されだした頃の、次なる進化を示したアウストラロピテクスみたいな傑作です。同時期のマーヴィン・ゲイの"Sexual Healing"、アイズレーズの"Between The Sheets"とかZappの"More Bounce To The Ounce"もそうですが現行R&B時代でもやたら新鮮に響いた楽曲としてリスペクトされまくりでした。そしてもう1曲のR&BチャートNo.1曲が「Early in the Morning」で、Dazz Bandみたいな前のめりのイケイケ曲。また真性ファンク・ファンにはたまらんのが、もろP-Funkな「Talkin' Back」。サー・ノーズ風のアプローチにもニヤけてしまうフラッシュ・ライト続編的なディープ・ファンクです。もう1曲あるヒット曲「You Dropped a Bomb on Me」も力の入った勇ましい曲ですが、正直しょーもないです。あとのお楽しみはメロウ・テイスト。清涼感あるグルーヴで魅了する「Lonely Like Me」に「Stay With Me」、AOR的に気持ちいい「Season's No Reason To Change」、ロニー・ウィルソンのトランペットも印象的な絶妙なスロウ・ジャム「I Can't Get Over You」と、こらぁモテるでというセクシーなサウンドもお手のもの。
「キャメオ同様、大所帯をスリム化して大成功した3兄弟。ツボつきまんなぁ」
Outstanding


Lonely Like Me





テーマ: Soul, R&B, Funk | ジャンル: 音楽

Prince / Prince * 1979 Warner Bros | Home | Celebrate! / Kool & The Gang * 1980 De-Lite

コメント

コメントの投稿


 管理者にだけ表示を許可する

このページのトップへ