Movin' On / Commodores * 1975 Motown

Funk
commodore.jpg



  けっこうな寒波来襲。ここはヒートテック・エクストラウォームに、ホットな70年代ファンクで対峙です。ホーンを入れた編成に、グルーヴィなベース、シャープなギター・カッティングのグレイト・生ファンク全盛期。オハイオ・プレイヤーズにアース、パーラメントなどオモろいバンドでいっぱいですが、モータウンが誇ったファンク・バンドといえばコモドアーズ。最初に聴いたとき、蝶タイして"トゥルーリー♪"と歌ったライオネル・リッチーと全くリンクしない、イカついファンク魂にびっくりしました。演奏力が高いのに加え、どのアルバムにも強力ファンク、メロウなミディアム&スロウと高水準の楽曲が入ってるのが魅力。今では殆どの作品が聴けますが、最後に残されてたのが本作。これ、実はずっと待ってました。それはなんといっても絶品メロウ「Sweet Love」も入ってるから。もうライオネル・リッチーの天才を実感できる名曲です。今迄ずっと、色んなコンピでシングル短縮ヴァージョンの3分半くらいのでずっと聴いてきましたが、ココで聴けるのは至福の6分半完全版。スウィートなメロディに、センス溢れるアレンジ、サビのコーラスワーク、とソロになってからの名声が必然だったと思える完璧な曲です。これだけで興奮ですが、ノリ一発の激熱ファンクも同時に聴けるのがたまりません。
 75年発表の本作3rdは同年出た2nd“Caught in the Act”に負けるとも劣らない良作。ホーンも効いた、土着的な勢い良いファンクが魅力。1発目の「Hold On」から曲間なくブチかます「Free」、「Mary, Mary」でガッツ・ポーズ必至です。これ、やがなと。お得意のエレピ&Gカッティングを軸にした強力グルーヴが炸裂。もう一人のヴォーカリスト、ウォルター・オレンジの熱い歌唱も聴きものです。名ファンク“Machine Gun”を彷彿させる「(Can I) Get A Witness」、グラハム・セントラル・ステイション並みに重心低く迫りくる「Gimme My Mule」と中盤も執拗なファンク攻め。ん〜これは、たまらん。メロウなポップ・ミディアム「Time」なんかもありますが、こっちはソコソコ。ラストはネタもんとして重宝された妖しげなインスト「Cebu」で〆。
「極上メロウに切れ味抜群のサウンド。ファンクで、どや顔のライオネルもイケてます!」

Sweet Love


Gimme my Mule



テーマ: Soul, R&B, Funk | ジャンル: 音楽

The Fame Singles Volume 1 1966-70 / Clarence Carter * Kent 2012 | Home | HIP N' SOUL / Various Artists * 1994 BMG

コメント

コメントの投稿


 管理者にだけ表示を許可する

このページのトップへ