音系戯言

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Soul Directions / Arthur Conley * 1968 Atco

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 今週は重要なプレゼンが立て続きで月曜から久々に完徹。ヘロヘロの五臓六腑に暖かいソウル・ナンバーが染み渡ります。大物感はあんまり無いながらもソウル・ファンに愛され続けるシンガー、アーサー・コンレイ。やはり魅力はサム・クック直系の歌い回しに、歯切れ良いハスキー・ヴォイス。デビュー作の"Sweet Soul Music"も素晴らしさ満開のサザン・ソウル・アルバムですが、曲の良さも含め甲乙つけ難い力作がコチラの3枚目。兄貴分みたいだったオーティス・レディングが亡くなった直後に出されたアルバムで、追悼バラード「Otis Sleep On」が入ってることで知られる作品。リズム・ナンバーでの冴えに加え、スロウでの丁寧な歌い込みも絶品でサザン・ソウル好きはマストと言っていいアルバムです。
 まず真っ先にリコメンズしたいのがダン・ペン&スプーナー・オールダムが書いたスロウ2曲。冒頭の「You Really Know How To Hurt A Guy」から、これやがなっ!と手を打つグレイトな歌唱が聴けます。渾身のバラード「This Love OF Mine」もきっちり泣かしてくれます。レジー・ヤング擁する絶好調だったメンフィス・アメリカン・スタジオの良さを体感できる「Burning Fire」、「Get Yourself Another Fool」、そして「Otis Sleep On」と続く怒濤のスロウ攻撃はまさに本作のハイライト。さすが“I'm In Love”を生んだアメリカン・スタジオ。何の文句もありません。もちろんアップ・テンポもバッチリで、アーサーのジャンプ・ナンバーでも指折りの「Funky Street」はシングル・ヒットもした好曲。生前のオーティスが制作に関わったも2曲あり、リズム・ナンバー「Hear Say」に、これまた高得点獲得のスロウ「Love Comes And Goes」とオーティスが歌ってもカッコよさそうな曲。後半では、女声コーラスとアコギを上手くアレンジしたミディアム曲「Put Our Love Together」が素晴らしきアクセントになってます。最後は平凡なジャンプ曲「People Sure Act Funny」で〆。スロウが素晴らしすぎてショボく聴こえちゃうほどです。
「サムの残した遺伝子が見事メンフィスで開花。オーティスも天国で万歳した名盤!」

You Really Know How To Hurt A Guy





Comments 4

naldan501

久しぶり!

ご無沙汰~ 相変わらず、ええのん紹介されてますな
アーサー・コンレイ♪ ええすなー
此のアルバム ええよね 大好きす。

2013-10-31 (Thu) 17:30 | EDIT | REPLY |   

ezee

No title

★naldan501さん
 おひさしぶりどす!
facebookはあまり見てなくてすみません。
会社の規制が多いのもありますが、行くと目が回るんですわ。。
しかし、このアーサー氏。聴きごたえありますね。ここで、こう歌って欲しいと思う通りに歌ってくれる感じ。ええですな。

2013-11-01 (Fri) 00:32 | EDIT | REPLY |   

ひるのまり

No title

アーサー・コンレイは ほんまオーティスのNo.2って感じだったんですけど オーティスが亡くなって
いつのまにか消えてしまったって感じやけど
ええシンガーですね!

2013-11-05 (Tue) 21:10 | EDIT | REPLY |   

ezee

No title

★ひるのまりさん
 いいシンガーですねぇ 
オーティスの弟分ながら、歌はモロにサム・クック! 忘れられん人ですわ

2013-11-06 (Wed) 22:31 | EDIT | REPLY |   

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