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音系戯言

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In Person At The Whisky A Go Go / Otis Redding * 1968 Atco

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 男オーティス・レディングのライブといえば「Live In Europe」が有名でよく代表作としても紹介されてますが、臨場感や男気といった部分では上をいくと信じてやまないのが死後発表されたこの一枚。(録音は1966年)Europeの方はスティーヴ・クロッパーやアル・ジャクソンを擁したMG'sがバックについた完成されたショウケースに近い形で大会場でそつなく演奏もされてはいるのですが、どうもこじんまりしている感じがしてなりません。その点こちらはバックはロード用バンドで演奏は荒削り&走り気味、オーティスも荒れ気味、ホーンもミストーン有り等、と全然完璧やないです。でも狭めの会場と思われる録音での観客の声や唾が飛んできそうなライブ感は釣ってすぐに食べるアオリイカのような原点の味の良さがにじみ出ています。
 まずはスタジオ録音よりテンポアップされ、凄まじい疾走感が溢れる中“ガッタガッタ”と迫る「I Can't Turn You Loose」。超カッコよくて、最初聴いた時に一発でノックアウトされました。そしてココからグッとテンポダウンしつつ、押し引きがたまらん「Pain In My Heart」、「Just One More Day」の優秀バラード2連発。この冒頭3曲が感動的ともいえる絶妙な流れで最高です。ココだけで1枚分のお金の元は確実に取れます。アップテンポの「Mr.Pitiful」から「(I Can't Get No) Satisfaction」といった煽りも秀逸。後者は白人顧客も意識したロック・カヴァーながら完璧なスタックス・ソウルで迫力満点。そして後半は観客が“These Arms Of Mine”と叫ぶと“OK,Baby”と呼応して始まるところがエエ雰囲気の、デビュー作となる名バラード「These Arms Of Mine」や、珍しいJ.B.カヴァー「Papa's Got A Brand New Bag」等々充分に聴き応えがあります。最後はグイグイと重厚リズムで押し通す18番「Respect」で締め。
「別に完璧違てもエエやん。と思う徒然なる人生と一緒」

Just One More Day (Live)




Comments 4

Hidekichi

Otis

このアルバム一番最初に買った奴ですよ!25年位前かな?生々しい音がEuropeより臨場感あってとても良い。Papa's..はオリジナル以上でしょう。最後のRespectがBassのチューニングがドはずれでキモいのがたまにキズ。惜しい!

Otisのこれ持ってくるのは渋いねえ!

2006-02-10 (Fri) 11:42 | EDIT | REPLY |   

ezee

whisky a go go

そうですねん。不備が色々あろうともこのアルバムは臨場感では群を抜く出来映えですね~。
昔、ライブは「ヨーロッパ」だけやと思ってたらコレを発見。即買いして針落として大当たりを買ったと大喜びしました!turn you looseはスタジオ録音より断然こちらが好みです。

2006-02-11 (Sat) 01:23 | EDIT | REPLY |   

まり

TBありがとうございます。↑のアルバムがあるなんて 今回初めて知りました。
こちらもゲットしたいです。

2007-09-25 (Tue) 16:29 | EDIT | REPLY |   

ezee

まりさん 毎度です
ヨーロッパ同様、コチラも熱いです。
汗が飛んでくる勢いでガッタガッタ言うてはりまっせ!

2007-09-27 (Thu) 01:22 | EDIT | REPLY |   

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