TOKO~best selection / 古内東子 * 1998 Sony

Cool Groove
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 色々、音楽聴いてて思うのは、女性シンガーの声ってのは最強の楽器かも、、って思うことがシバシバ。今さらながら、こんなに右脳を刺激する鳴り物はないですわ。女声最強説! パティ・ラベルやビヨンセのようにパワーで押す人、グラディス・ナイトのようにみたいに麗しいハスキーで魅了する人と様々です。また不謹慎承知で言いますが、ムラムラさせるほどの艶のある声で聴かせてくれるタイプがトニ・ブラクストンや、解析不能のエロスで惹き付けるシンガーの古内東子。凄い美人でもなく(←すんまっせん!)、最初「なんやねん、こいつ」くらい思ってった筈なのに、後々ボディブローのように魅力に取り付かれ、気が付いたらどんどん好きになっていた人。アイズレー・ブラザーズの“Between The Sheets”を女性でカヴァーした時点で「東子さん、なかなかのエロやな」と感じましたが、ソウルにおいてはエロは重要な要素ですので、東子さんは素晴らしいです。音楽的にもグルーヴィーでカッコいいし、何よりもエロのセンス抜群です。(←多分、自覚されてるハズ) またもや非難ごうごうなコト書いてますが、褒めてるので堪忍してください。
 そんなことで希代のメロディ・メイカーで、大の黒音好きでもある東子さん。チャカのソロなんかにも通じる秀逸さで、ハズレが少ない人。本作は5枚目までをチョイスしたベストで、恋愛マスターの異名をとるくらいの可愛い女の恋心が堪能できます。初期作はリミックスされてて新鮮な音で蘇ってます。松任谷由実をR&B化したような感じで、ハッキリ言ってええ曲だらけ。93年デビュー作にして名曲の「はやくいそいで」や、2ndからの「キッスの手前」や「Distance」、3rdの「Peach Melba」と、可愛くて面倒くさい女心をメロウ&グルーヴィーな音で見事表現。シーンが浮かぶ表現もピカイチです。95年、スティーヴ・ジョーダンのドラムも気持ちいい「Strength」や「幸せの形」に、美メロ・スロウ「歩き続けよう」ではマイケル・コリーナ製作でさらに上質なアレンジが楽しめます。そして95年出世作のメロウ傑作「誰よりも好きなのに」、御大ジェイムス・ギャドソンのカウントも頼もしい「かわいくなりたい」と熟練の名プレーヤーを上手く配した音で、曲のクオリティもさらに上昇です。ぶれるコトの無い乙女心を一筋に表現。一貫して質の高いサウンドにも大満足です。
「90年代以降の女性シンガーでは間違いなく別格の人。40代熟女心を描いた作品、これからもヨロシク〜」

テーマ: 本日のCD・レコード | ジャンル: 音楽

What's The 411? / Mary J. Blige * 1992 MCA | Home | Disco To Go Vol.2 / Various Artists * 1999 Victor

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