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音系戯言

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Something Good / Irma Thomas * 1967 Chess

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アーマ・トーマスっていえば、コレより前のMinitやImperial時代のほうがヒットもあって大概編集盤もその時代中心ですが、「大将、じつはもっとエエのがありますねん。へっへっ」とお薦めしたいのがたいしたヒットこそ無いこのChess盤です。実はホンマはLPさえ組まれてないのが本時代ですが、私が学生時代に我が日本ワーナーで編集されローラ・リーなんかと一緒に出たのがコレ。余談ですが当時バイト先の近所(神戸元町)では商業ペース無視と思える黒人ソウル中心のレンタルCD屋があってコレも含め借りまくりでしたね。当時I Podがあったら良かったのにと実家のカセットを見ると悔やみます。
 さてなんで本盤がそんなにエエかというと収録曲の空気感であり、アレサやエタ・ジェイムスの名曲同様マスル・ショールズのFame録音だからです。なんともいえんバリバリのディープ・ソウル感覚。ニューオリンズ産の枯れた歌声とこの絶妙な南部サウンドは、水炊きに牡蠣をほり込んだ如くバッチリの相性を見せます。中でもスロウは傑作目白押しでサビのyeah~で涙チョチョ切れの「A Woman Will Do Wrong」、Otisの名作「Good To Me」、完璧といっていい「Somewhere Crying」、実にディープな「Here I Am, Take Me」、キャロル・キングの「Your's Until Tomorrow」等、随所に見せる絶唱系シャウトはグイグイ引きつけます。また豪快ミディアム・ジャンプ系の「Cheater Man」や「We Got Something Good」も絶品で、オーティスの「Security」も披露。そして、何せこのジャケ写です。ディープな雰囲気そのままで、最後まで聴きこめます。
「シカゴながらChessの皆さん、よくぞアラバマに彼女を送り込んでくれました」

A Woman Will Do Wrong





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