James Brown's Funky People (Part 3) / Various Artists * 2000 Polydor

James Brown
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 暑いからといって生ぬるいモンばっか聴いてたら腑抜けになってしまいます。ここは神の国の住人、ジェームス・ブラウン大先生に喝を入れてもらいます。ほんまモンのファンクは朝鮮人参より効きます。コレほんと。そんなことで、この御大のファミリー中心に名録音をナイス・セレクトしたファンキー・ピープル・シリーズVol.2から10年以上経って出されたこの第3弾は、ファン必携のクラシック中心に押さえられてた1&2に比べ“何じゃこりゃ!”とJ.B.信者が狂喜乱舞したレア曲満載の仰天セレクションとなった強力ファンク盤です。
 まず冒頭から驚かされたのが70年ファンク・クラシックと言っていいJames Brown「Talkin' Loud And Saying Nothin' (Original Rock Version)」の登場。ブーツィ等と録った有名なヴァージョンの8ヶ月前に録られたロックっぽい1stテイク。ホーンも無くワウ・ギターが主導しますが、これはこれで充分に興奮できます。さすが御大、バックがどうであろうと、この強引な緊張感。シビれさせてくれます。あの伝説の71年Parisライヴ直後に録られた相棒Bobby Byrdの「Doin' The Do」はブーツィ&キャットフィッシュ兄弟のプレイもシビれるクールなファンク。リスペクトする先輩Hank Ballardを自らのレーベルに引き寄せ“Licking Stick”のハンク版として録った「How You Gonna Get Respect」も熱いです。歌姫系ではLyn CollinsによるJBクラシック「Give It Up Or Turnit A Loose」、Vicki Anderson「If You Dont Give Me What I Want」Marva Whitney「It's My Thing (Live)」(←Sex Machine収録日の同ライヴ!)とお馴染みの顔ぶれが登場。そしてJB's関連。The Believers名義で出たシングル「Mr.Hot Pants」はこれぞJB'sというサウンドで言うことなしのフル・ヴァージョン。73年の「Blow Your Head」は御大が目新しかったシンセを悪ノリして被せまくった本テイクの元版で実にソリッドな印象。バンドの重要人物Sweet Charlesが歌ったクールなファンク「Hang Out & Hustle」は歌のカッコよさが光ります。で、笑うのがA.A.B.B.の「Pick Up The Pieces One By One」。この時期、J.B.的ファンクでヒットを飛ばしたAverage White Bandの模倣ぶりに腹を立て、J.B'sが変名で“Above Average Black Band”と名乗り「Hot Pants Road」をリミックスして出した貴重なシングル。このファイティング・ポーズ、あんたの勝ちです。他もダップスのドラマーBeau Dollerの一発昇天必至の激ファンク「Who Knows」や、ジャジーにキメるDee Felice Trioの名ファンク「There Was A Time」と垂涎モンの演奏の連打。
「やっぱり腰にくるファンクの真髄、JB。汗腺満開で新陳代謝です!」
Beau Dollar "Who Knows "


テーマ: ゴスペル/ブルース/R&B/ソウル/ファンク | ジャンル: 音楽

Light Up The Night / The Brothers Johnson * 1980 A&M | Home | One and Only / 鈴木蘭々 * 1996 Sony

コメント

No title

このシリーズ、編集盤っしょ、と思って長らく避けてきましたが、
聴きごたえ・買い応えがありそうですね。発見です!
解説もマニアック!素晴らしいっす

2013/07/20 (Sat) 11:43 | YO-SUKE #rhnWeAF2 | URL | 編集
No title

★YO-SUKEさん
 基本だった1&2集と同じクオリティでぶつけてきたコノ3集。出た頃は初聴のテイクばっかで結構な興奮でしたヨ
Above Average Black Bandと聴く前から笑かしてくれたJ.B.に感謝です!

2013/07/20 (Sat) 23:56 | ezee #- | URL | 編集

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