Boys in the Trees / Carly Simon * 1978 Elektra

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ブルー・アイド・ソウルでお気に入りは、マイケル・マクドナルド。この人絡みのピープル・ツリー的流れで、興味が湧いたのがこのカーリー・サイモン。勿論、入り口となったのは後期ドゥービーズでも演ってたマイケルとの共作"You Belong To Me"。元ダンナのジェームス・テイラーの方は殆ど聴きませんが、コノ人の美声はまだ聴くんですわ。同じシンガー・ソング・ライター系ではキャロル・キングほどソウル臭が無いので、ちょっと物足らんかったりしますが、リラックスして聴くにはちょうどええシンガーです。
 さて7枚目という78年のセクシー・ジャケもたまらん本作。ホール&オーツやチャカ・カーン、AWBでお馴染みのアリフ・マーディンがプロデュースしてるだけあってサウンドもええ感じです。その流れもあって、コーラスではシシー・ヒューストンやルーサー・ヴァンドロスも参加。中身は何といっても、チャカ・カーンやジェニファー・ロペスのナイス・カヴァーも記憶に新しい冒頭の名曲「You Belong To Me」。黒っぽいフィーリングが漂うとこもたまらんクールな傑作です。ドゥービー版も激クールでしたが、こちらのリチャード・ティーやコーネル・デュプリーらのスタッフ一派とのシティ・ソウル的仕上がりも絶品で、“たそがれマイ・ラヴ”なイントロも秀逸。終盤部分で絶妙に絡むデヴィッド・サンボーンのサックスも聴きモノです。このテイストはアルバム後半も楽しめ、スティーヴ・ガッドのファンキーなリズムも冴えまくる「Tranquillo (Melt My Heart)」も黒音好きは反応必至のグルーヴ。優しいエレピがメロウ空間を構築する「In a Small Moment」、スタックス・ソウル風のビート&ホーンがパワフルな「One Man Woman」も洗練されたバンド・サウンドが味わえます。都会的アプローチのスロウ「You're the One」も実にええ感じ。後回しになりましたが、フォーキーな路線も半分を占めます。ラストの「For Old Time's Sake」や「Back Down to Earth」なんかは実に癒されます。パーカッシヴな「De Bat (Fly in My Face)」、エヴァリー・ブラザーズのカヴァーでジェームス・テイラーとデュエットする「Devoted to You」、タイトル曲「Boys In The Trees」あたりは本来のアコースティックな感覚で聴かせます。
「70年代を彩ったエエ女の一人。艶のある美声に聴き惚れます!」

You Belong To Me




テーマ: 洋楽CDレビュー | ジャンル: 音楽

Give More Power To The People / The Chi-Lites * 1970 Brunswick | Home | Afrodisiac / Brandy * 2004 Atlantic

コメント

No title

これ最高のアルバムでしょ!

Tranquillo (Melt My Heart)
ギターのサウンドも心地いいしね

リチャード・ティー、亡くなったコーネル・デュプリー、
スティーヴ・ガッド
みんな大好きなアーティストです。

昨年デヴィッド・サンボーンを間近で観たときは感動しましたよ

このアルバム個人的には100点満点のアルバムです

2013/07/04 (Thu) 05:16 | guitamac #- | URL | 編集
No title

★guitamacさん
 いいですね〜 ミック・ジャガーとやった、コレより前のアルバムとか聴いとったんですが、この辺の洗練された音もバッチリですね。
エレピ&カッティングの音がエエ気持ちです。

2013/07/05 (Fri) 01:10 | ezee #- | URL | 編集

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