Give More Power To The People / The Chi-Lites * 1970 Brunswick

Vocal Groups
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HMVやTowerのサイトを見てるとレーベル単位で細かい再発が進むソウル関連。アトランティックやサルソウルが怒濤のリイシュー攻撃も凄かったですが、今年は去年のハイ・レコードに続き、なんとシカゴのレーベルでポール・ウェラーも大好き“ブランズウィック”がきめ細かなラインナップ。毎度のことながら商業的に大丈夫なのか?と余計な心配をしてしまいますが、よく考えると理にかなった商業戦略になってる古い音源の再発ラッシュ。今は、聴きたかったら配信とかYou Tubeが主流で、所有価値より使用・体験価値重視の時代。自分の息子もそうですがCDやら買わんのが今の若年層で、旧譜をパッケージで喜んで買ってるのはオッサン連中ばっかですもんね〜 大物アーティストのデラックス盤やら高音質を謳ったリマスター盤、ソウルの念入りな掘り起こしは40代以降をターゲットに成立しとる構図。そうして、我々オッサンは今の再発天国(地獄?)を享受できてるって状況です。
 てなことで楽しみなブランズウィック・リイシュー。色々借りてみようと画策中ですが(←買えよ)、レーベルの看板といえばジャッキー・ウィルソンやタイロン・デイヴィスに、ビヨンセのサンプリングでも脚光を浴びたこのシャイ・ライツ。本作はずっと定番的にカタログ化された代表作で、MC・ハマーで大ヒットしたメロウ傑作「Have You Seen Her?」が光ります。冒頭の語りから、魅惑のコーラスと素晴らしき名曲で、メンバーの見事なアフロ・ヘアーも必見です。コンポーザーでもある中心人物、ユージン・レコードのファルセットがシビれる逸品。そして個人的に本作イチ押しなのが冒頭の「Yes I'm Ready (If I Don't Get To Go)」で、フィリー的なストリング・アレンジも施したサウンドに、包み込むような歌メロ、劇的なコーラスが絡む超傑作スロウ。20年は飽きずに聴いてます、マジで。この系統では「I Want To Pay You Back (For Loving Me)」も収録。あと素晴らしいのは終盤の展開で、スタカンっぽい「Love Uprising」や、「You Got Me Walkin」から「What Do I Wish For」の流れはグレイト。シカゴ・ソウルの心地良いリズムも味わえます。他はちょっとスライっぽい「We Are Neighbors」や「(For God's Sake) Give More Power To The People」などファンキー風味もありますが、この路線ではテンプスの方が上。
「さぁ、どんどん出てくるブランズウィック。ポール・ウェラーにも教えなあきまへん!」

The Chi-lites - Have you seen her


THE CHI-LITES - YES, I'M READY


テーマ: ゴスペル/ブルース/R&B/ソウル/ファンク | ジャンル: 音楽

House Party Ⅱ / Original Motion Picture Soundtrack * 1991 MCA | Home | Boys in the Trees / Carly Simon * 1978 Elektra

コメント

おつかれー
このシリーズ良さそうやなぁ。
実は「Oh Girl」がたまらなく好きなメロウな体質の俺。
でもチョコチョコ聴きであまり詳しくないから
ちょっと手を出してみよかな。

情報サンキュ。

2013/07/10 (Wed) 11:44 | Juke Boxer #- | URL | 編集
No title

★Juke Boxerさん
 暑おますなぁ 
もう連日、泡求めて夜な夜な街をうろついてます。ユージン氏の声は涼しげでよろしおます!

2013/07/10 (Wed) 22:24 | ezee #- | URL | 編集

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