Saturday Night At The Uptown / Various Artists * Atlantic 1964

Atlantic, Stax
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 60年代に各地で行われてたレーベル・パッケージ・ショー。アトランティックやモータウンのアポロ・シアター・ライヴなんかは廉価でLPで出回ってて学生の頃に喜んで聴いておったのですが、こんな熱いライヴがあったのかと教えてくれたのが近々の再発で出たアトランティック系の人達のこのフィラデルフィア・ライヴ。オーティスのデビュー直後を収めたアポロ盤も熱かったけど、より荒い雰囲気で録られた、このアップタウン盤も60年代ソウルの熱さを捉えた貴重な録音。日本のワーナーもなかなかやってくれます。
 個人的興味は何といっても中盤に収められたWilson Pickettの若き日のライヴ。さすがソウル界で最も血の気の多い男、最初期の名スロウ「If You Need Me」から、怒鳴ってるのかシャウトしてるのか分からんくらいの迫力。教会を彷彿させる熱いコール&レスポンスに燃えます。ダンス・ナンバー「I'm Gonna Cry」もノリノリで、J.B.のアポロ'62年盤に匹敵の熱狂です。そしてもう一つのメインが頭に収められたThe Drifters。実際もトリを務めたそうで、ヒット曲連打で聴かせます。復帰のジョニー・ムーアが歌う名作「Under The Boardwalk」、リーバー&ストーラ−の「On Broadway」ときて、興奮の「There Goes My Baby」へ。紳士的なグループでもありますが、ココではオリジナルのベン・E・キング以上にサム・クック仕様の熱いスタイルで盛り上げます。熱さで負けないのがThe Vibrationsの2曲で、客もガンガン唄う「My Girl Sloopy」、「The Watusi」と押しの一手で攻めまくり。ギターを抱えた歌姫Barbara Lynnの軽快ヒット「(O Baby) We Got A Good Thing Goin'」はストーンズでもお馴染み。また初々しいPatti La Belle & Her Bluebellsの初期ヒット「Down The Aisle」ではパティの可憐だった時代の声も堪能できます。あとはあんまり知らん人等でしたがチェスのThe Carltonsはインプレッションズ丸出しの曲、マーサ&ヴァンデラス風Patty & The Emblemsはレオン・ハフの初期作品となるリズム・ナンバーで楽しませます。
「ゴスペルやリズム&ブルースの香りを残した古き良き60年代。ライヴの楽しさがヒシヒシ伝わります!」

The Drifters - There Goes My Baby (Live)



テーマ: 洋楽CDレビュー | ジャンル: 音楽

Sunshine Of Your Love / Ella Fitzgerald * 1969 MPS | Home | Foot Loose & Fancy Free / Rod Stewart 1977 Warner

コメント

No title

わっ、これいい感じ、欲しい!
なんだか臨場感たっぷりですね~
ブログすっかりご無沙汰しちゃってました。
でも辞めてないですのでこれからもよろしくです。
この前はありがとう!

2013/06/18 (Tue) 18:40 | megumick #- | URL | 編集
No title

★megmickさん
 どうも、ご無沙汰です!
この辺のソウルはピュアで良いですわ。
相変わらずコチラはウダウダやってる音楽備忘録ですが、
息抜き感覚で、ぜひ続けてくだ〜い

2013/06/20 (Thu) 00:44 | ezee #- | URL | 編集

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