All Eyez On Me / 2Pac * 1996 Death Row

West Side
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 日中も陽気となり、Tシャツでチャリンコも快適モード。♪カ〜リフォニャラ〜ヴとウェッサイ口ずさみながら近所のカリフォルニア通り(←ホンマにある)を爆走です。ここは90年代半ば、大流行だったG-Funkの金字塔。しかし全然、古くならん傑作です。仁義無き戦いみたいな事をマジでやって、ビギーも2パックは撃たれて死んじゃいましたが、絶頂期にあったここらの音は今もって最高。2パックなんか死んでからも毎年、アルバムがジャンジャン出て、生存説が絶えず、L.A.で見たとか、天王寺におったとか、情報も錯綜。まぁ、それくらい人気がありました。P-Funkの音源なんかをアップデイトさせた抜け感のいいカラッとした音は、今のエレクトロなサウンドになかなか馴染めないオッサンとしては、いまだツボ。今もバイブルとされるスヌープやドレーの1stなんかの音と共に、2パックの諸作も頭のゴミを掃除するのに最適なグッド・ミュージックです。
 で、この売れまくった生前最後となった本作。前作の大ヒットDear Mamaを受けて、本作も先行シングル「California Love」で全世界の黒音ファン釘付け。なんと晩年のZapp総帥Rogerがトークボックスのチューブくわえて参加。これには世界中の灼熱ファンカーから、B-BOYまで万歳三唱でした。重鎮Dr.Dre制作・参加の激カッコええトラック。アルバムではRemixが収録で、お馴染みのシングルverはグレイテスト・ヒッツなんかで聴けます。Dr.ドレー制作のグッジョブは「Can't C Me」も双璧の絶品曲。Snoopの1st“Who Am I”との姉妹曲といえる興奮チューンで、こっちはP-Funk長老George Clintonも堂々の参加。他を見渡しても、秀作ワンサカで今でも聴いてると興奮してきます。Cameo“Candy”使用ってだけで点数アップの「All About You」から「Skandalouz」はフックをNate Doggが歌うっていうウェッサイ黄金のパターン。ポップなファンク・トラックでの2パックの男前声はやたら光ります。メスの登場に狂喜するDat Nigga Daz、Kurupt、Redman、Method Manと大物参戦サミット「Got My Mind Made Up」、K-Ci&Jojo登場でR&B度上昇の「How Do You Want It」と延々、楽しませてくれますが、トドメはSnoop Doggy Doggとのギャングスタ共演「2 Of Amerikaz Most Wanted」。役者揃い踏みで貫禄勝ち。また、友の死に捧げたメロウ・チューン「Life Goes On」や、ザ・タイム“777-9311”使用の高速トラック「Whatz Ya Phone #」あたりも聴きどころ。後半戦は、お得意のメロウ&レイドバック系がこの上ない超強力な展開。ピーヒャラ・シンセがたまらんスカイラーク・ネタ「Shorty Wanna Be A Thug」、女性Voとの絡みもカッコよすぎる「Holla At Me」、ここでもトーク・ボックスが悶絶のZapp“Computer Love”で決めるDramacydal, Storm, Jewellとの「Thug Passion」、クール&ザ・ギャング・ネタ「Picture Me Rollin'」、Kurupt参戦の「Check Out Time」、ブーツィ・ネタでRichie Richと絡む「Ratha Be Ya Nigga」と、どれも飛ばせない心地よいトラックの連打。終盤もタイトル・トラック「All Eyes On Me」、NJSファンもたまらんGuyの名スロウ“Peace of My Love”まんまの「Run Tha Streetz」、QDⅢ初提供の気持ちエエにも程がある「Heaven Ain't Hard 2 Find」と、デス・ロウの好調さを改めて感じる快楽トラックの嵐。元ネタの美味しいところを弾き直し再生させる方法論で勝利を収めたウェッサイ・グルーヴ、やっぱ、よろしおます。
「やはり聴きどころ満載の鬼大作。暖かくなると薄着でウェッサイ&ビール。極楽です!」

All About You


California Love (Part 2)



テーマ: HIPHOP,R&B,REGGAE | ジャンル: 音楽

Zapp / Zapp * 1980 Warner Bros | Home | King Floyd / King Floyd * 1971 Cotilion

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