Mighty Love / The Spinners * 1974 Atlantic

Vocal Groups
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世の中も何となくエエ流れになってきて、交渉事もポジティヴな話が多くなりエエ感じ。 こういう時、日々の生活にマッチするのは高揚感満載のフィリー系のサウンド。オージェイズの“Love Train”なんかピシャリな感じですが、清く正しく70's ソウルを盛り上げたスピナーズの高揚感はやはり格別。ソウル・ファン歓喜のアトランティック1000シリーズでも数枚がラインナップされた中、この辺の定番系はやっぱ流石の仕上がりで聴かせます。全盛期を支えたリード・シンガー、フィリップ・ウィンやボビー・スミスもこの世にはいませんが、エエ音はちゃんと残っていきます。
 さて元々デトロイト出身のスピナーズ。G.C.キャメロンが看板シンガーだったモータウン時代や、80年代ジョン・エドワーズの頃もヒットはありましたが、一番売れたのはやっぱトム・ベルと組んだフィリー録音のアトランティック移籍直後。粋でゴージャスなサウンドも最高です。“I'll Be Around”などで大成功した前作同様、猪木・坂口コンビに匹敵するフィリップ&ボビーの2枚看板がガッツリええ仕事です。ヒットしたタイトル曲「Mighty Love」や「I'm Coming Home」でのポジティヴでハッピーな感覚はグレイト。気分をガッツリ盛り上げます。スロウではグラディス・ナイトがメドレーで取り上げたことで知った「Love Don’t Love Nobody」がたまらん出来。Boys Ⅱ Menの大ヒット”End of The Road”の元歌とも言われてて、最近ではクラプトンもカヴァー。「I'm Glad You Walked Into My Life」もハズせないフィリー・テイスト抜群の名スロウ。かたやボビーが全編でスモーキーなVoをキメる「Since I Been Gone」や、優しいオーラが包む「Ain't No Price On Happiness」などクオリティ高し。そして嬉しいのがアトランティック入り前のJimmy Roach制作曲のボートラ。洗練度には欠けますが、「(Oh Lord) I Wish I Could Sleep」や、フィリップ自作の「Mr. Big Man」などコチラもよりソウルフルな素晴らしい仕上がり。
「今のジャイアンツに匹敵するイケイケ期のスピナーズ。勢いありますわ!」

Mighty Love (1975 Grammy Awards)


Love Don't Love Nobody




テーマ: 洋楽CDレビュー | ジャンル: 音楽

Cafe Bohemia / 佐野元春 * 1986 Epic Sony | Home | The Singles Volume eight 1972-1973 / James Brown * 2009 Hip-O

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