Live At The Carnegie Hall / Stevie Ray Vaughan & Double Trouble * 1997 Epic

Roots Rock
carnegie.jpg



 酒場や小さな小屋で聴くのが似合うブルースをN.Y.のクラシック音楽の殿堂“カーネギー・ホール”で演奏することが認められた男、スティーヴィー・レイ・ヴォーン。ベストヒットUSAで最初に見た時、あまりに気持ち良く弾きたおす様に圧倒され、新世代のブルース・ヒーロー登場やと実感しました。とにかく1小節にブチ込む音数の多さは痛快。それでもって軽くオーバー・ドライヴしたストラトの音で弾くテキサス・スタイルはロックっぽくもあり、ほんまのルーツ・ブルースがあんまり馴染めなかった自分にも分かりやすかったもんです。カウボーイ・ハット被って、ギンギンに弾く姿はほんまカッコ良かった。ヘリコプター事故で若くして亡くなっちゃいましたが、こうして残された音はギターをかじってた者にとって今も新鮮に響きます。
 さてこの死後に出た本作。84年10月にあのカーネギーで録音された記念すべきライヴ盤。一見、ミスマッチとも思えるロケーションですが、肩肘張らず等身大の荒っぽいブルースをキメてます。オープニングから高速パッケージで攻める「Scuttle Buttin'」、パーラメントの原形を無視した「Testifyin'」と怒涛のインスト2連発で隙間なく弾きたおしてくれます。続く1stアルバムの強烈ブギ―「Love Struck Baby」、ヘヴィにシャッフルする「Honey Bee」に「Cold Shot」とヴォーカル曲でもブッ飛ばしてくれます。正にテキサス・ハリケーン。中盤、ギター・スリムの「Letter To My Girlfriend」からは兄貴のジミー・ヴォーンや鍵盤Dr.ジョン、ホーン・セクションも加わった珍しい構成が聴きもの。といっても「Dirty Pool」、「Pride And Joy」と変わらず中心に立ちガンガンに弾きます。ただし、再び取り上げたギタースリム「The Things That I Used To Do」では兄貴ジミーのソロ・プレイも存分に聴けます。女性Voアンジェラを迎えたアルバート・キング曲「C.O.D.」、強烈インストのアルバート・コリンズ「Iced Over」でも押しの一手で迫る男らしさ。最後はジミヘンばりのスムージーなフィンガリングを彷彿させる「Lenny」~「Rude Mood」での一人プレイで見事な〆。
「疾走するハード・ブルースを聴きたいなら、やっぱコノ人。天国でも弾きまくってるハズです!」

Scuttle Buttin'



テーマ: 本日のCD・レコード | ジャンル: 音楽

The Best Of Black Sabbath / Black Sabbath * 2005 Sanctuary | Home | Sky's The Limit / The Temptations * 1971 Gordy

コメント

コメントの投稿


 管理者にだけ表示を許可する

このページのトップへ