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音系戯言

偏見に満ちた音楽観をだらだらレビュー。 あくまで保有音源整理の為と、自己満足備忘録。黒人系(R&B・SOUL・Hip Hop)とロック中心。リアルな音はココにある!!

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ezee イージー

  • Author:ezee イージー
  • 男アラフィフ。人がいなくとも耳打ちで伝える、癖がすごい会社員。

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2019.05
30
Category : Rock'n Roll + Rocabilly
Theme : 洋楽ロック
Genre : 音楽
40 straye



 不定期ながらライブ活動で時折の復活もしていたストレイ・キャッツ。言わずとしれた初期型ロックン・ロールの形式のこだわり、そのクールなスタイルと豊かな演奏力で絶大なる固定ファンの支持を厚くしてきた3人組です。しかしながら集合離散を繰り返しながら、ここ数年間は新しい音源が聴けませんでしたが、40周年を機に新録作品が登場です。スタジオ録音としては、2004年のライブ・アルバムに収録されたジョニー・キャッシュ調ロカビリー“Mystery Train Kept A Rollin”以来で、アルバムとしては1993年のカヴァー・アルバム以来。これは嬉しいニュースやないですか!
 そんなことで早速、1曲目に針を落とします。(←気分だけレコード) トップに相応しいスウィンギンなロックン・ロール「Cat Fight (Over A Dog Like Me)」が鳴り響き、本作の勝利を確信です。イントロ、オブリ、バッキングと完璧なギター・プレイにいきなりシビれます。続く、シャッフル・ビートでがっつり迫る「Rock It Off」と、いい意味であの衝撃的だった1stと地続きのサウンドが炸裂。レコーディングはブライアンのソロで付き合いのあるピーター・コリンズがプロデュースで、デイヴ・エドモンズ同様に、彼等の魅力を最大限に引き出します。銘菓・阿闍梨餅の味がずっと変わらんように、変わらずに風格の美味をキープ。やっぱ支持される味は、簡単にレシピは変えたらあきません。やっぱこの味です。「I've Got Love If You Want It」も、「Cry Danger」にしても、80年頃のアウトテイクやと言われても分からん王道のネオロカ・サウンド。これは、たまらんです。パイプラインな雰囲気で迫る「I Attrackt Trouble」に続いては中盤のハイライト「Three Time's A Charm」。しかしこの3人、おっさんになってもロックン・ロールのツボを本当によく分かってます。ちょっとリラックスした感じの「That's Messed Up」、「When Nothing's Going Right」でも、トリッキーなことはせず、しっかりR&Rに徹してくれてます。いかがわしい雰囲気のインスト「Desperado」に続いての、カール・パーキンス風ロカビリー「Mean Pickin' Mama」もかなりの秀作。レスポンス・コーラスがカッコいい「I'll Be Looking Out For You」、マーチング・ドラムでも盛り上げる「Devil Train」と絶好調で終幕です。またボートラでは初期83年のクラシック「Too Hip, Gotta Go」ライヴも聴けます。
「タイムラグを感じさせない大充実のスタジオ・ワーク。オリンピック・ペースで頼んます!」
::more
2019.05
17
Category : Atlantic, Stax
Theme : Soul, R&B, Funk
Genre : 音楽
slid stax

 なんとも気持ちを落ち着かせてくれるグッド・ソウル・ミュージック。自分でチョイスするのも面倒な時、手っ取り早く聴かせてくれるDJ視点で選ばれた編集ものは便利です。日本ではフリーソウルの橋本徹氏なんが信頼抜群ですが、イアン・レヴァインが編纂したスタックス・コンピレーションも実に素晴らしい1枚。何10枚とあるスタックス系コンピの中でも、王道ヒット以外で組まれたものではかなり名編と言いたいのがこのソリッド・スタックス・センセーションズ。半分以上が知らん名前のアーティストながら、シングル・オンリー曲など外せない名曲を織り交ぜ、かなりゴキゲンで25曲一気に聴かせます。
 ゴリゴリのスタックス・ファンDJには基本というBarbara Lewis「The Stars」をご存知の方なら、このテイストの少しポップでダンサブルな編集を感じ取れると思います。そして個人的に本作の1等賞と思ってるのがMajor Lance「Since I Lost My Baby's Love」。昔、スタックスのベストでも聴いて、なんと粋でカッコいいソウルなんやとシビレた曲。元々シカゴ・ソウルの人なので、一時在籍した南部スタックスのメイジャー・ランス作品なんて中々辿り着きませんが、この優秀シングル・オンリー曲は絶対的な名曲です。有名どころは、ウィリアム・ハワードの圧倒的なヴォーカルが聴きモノの初期Dramatics「Your Love Was Strange」、初期スタックスからの貢献者William Bell「The Man In The Street」、レディ・ソウルMargie Josephの人気シングル曲「One More Chance」、そしてディープな歌声が人気のゴスペル・グループThe Rance Allen Groupは3曲収録でガッツリ腹持ちのいいファルセット&シャウティングスタイルで聴かせます。他のアーティストは知名度では劣るものの、スタックスの底力を感じるナイスなレコーディングが随所に。女優Roz Ryanのスウィート・ミデイアム「You're My Only Temptations」、ゴスペルのAnnette May Thomas「Hold On」フリーソウルでも注目となったIlana「Where Would You Be Today」、ウォーキング・テンポが心地よいPaul Thompson「Special Kind Of Woman」など、隠れた佳曲が続々登場。私もこのコンピで初めて知ったSylvia & The Blue Jays「Put Me In The Mood」なる活きのいいレアなレディ・ソウルも収録です。タイトゥン・アップのバックを務めたことでもお馴染みのThe T.S.U. Tornadoesは「I Still Love You」なるナイス・ミディアムが収録でこれは収穫。アルバムは出せなかったもののデルズ並みの強力なコーラス・グループNewcomers「The Whole World's A Picture Show」や、マッド・ラッズにいたJohn Gary Williamsのメロウ「The Whole Damn World Is Going Crazy」も人気曲。またライターとして有名なDavid Porter「If I Give It Up, I Want It Back」は南部らしくないシカゴ・テイストのグッド・ダンサーで最高です。
「スタックスは泥臭すぎるって人にもオススメの70年前後のスタックス名編集。イケてます!」
::more
2019.05
11
Category : Mainstream
Theme : 洋楽CDレビュー
Genre : 音楽
song_in_the_attic001_resized.jpg



  懐かしくなってアップルで聴いてたら、随分聴き入ってしまったビリー・ジョエル。ロックン・ローラーぶりを発揮した最高のアルバム“Glass Houses”の頃にガキんちょながら、一発で気に入ったビリーでしたが、その次に出してきたのがこのライヴ・アルバム。チョコホットの“オネスティ”CM(←古い)の歌声にもシビれましたが、まだまだエエ曲ありまっせ、と“ストレンジャー”以前の売れなかった時期の佳曲にスポットを当て、80年のツアーで録音された曲です。なのでビリーもジャケットで、屋根裏で懐中電灯を照らしてます。発表時のスタジオ・ミュージシャンの演奏も気に食わんかったらしく、再録したかったようです。なんせフィル・ラモーンとタッグだった頃のビリーは、ほんまハズレ無しですわ。エルトン・ジョンは低迷してた頃でしたので、最初のピアノ・マン・ロッカーといえば、子供だった私の中ではビリーやったのです。
 そんなことで見事、過去の名曲も認められてまず大ヒットしたのが“さよならハリウッド”こと「Say Goodbye To Hollywood」。これはモノクロのPVも印象的で、なんともカッコよい大名曲。あのロネッツにインスパイアされたビートに、ポップだけどドラマティックな展開といい最高です。ちょっとBスプリングスティーンっぽい感じ。そして何より力強いビリーの歌唱が秀逸です。ハイライトの最終サビの“Say goodbye to Hollywood、Say goodbye, my baby”ってリキむとこなんか今でもシビれます。ちなみにロニー・スペクター嬢もE・ストリート・バンドをバックにカヴァーしています。そして、もう1曲「Everybody Loves You Now」も突き抜けた傑作。アコースティック・ギターを先頭に疾走感溢れるバンドの演奏に、ビリーのピアノと歌が最高の形で乗っかってきます。そしてこれもヒットしてた「She's Got a Way」は、ピアノ弾き語りの切ないバラード。ビリーのソングライティング・センスがさらに認められていった格好です。他も、地元N.Y.地名も織り込んで歌われ盛り上がる「Miami 2017」、美しい流れが心地良い「Summer, Highland Falls」、なんとなくストレンジャーあたりにも通じる雰囲気の「Los Angelenos」、ライヴでも人気曲だったという「Captain Jack」等、息の合ったクールなバンド演奏も聴きモノ。終盤での、粋な展開で聴かせる「The Ballad Of Billy Kid」、雄大なスロウ「I've Loved These Days」まで、ビリーの絶好調時代がしっかり味わえます。
「ビリー初期ベストともいえる名曲集。良いメロディが溢れてます!」
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2019.05
04
Category : Beat + R&R
Theme : アルバムレヴュー
Genre : 音楽
rockers new



まさかの38年振りの新録アルバム、陣内のザ・ロッカーズです。時が流れベテラン勢が去っていく中、ここらでもう一発!とめんたいロックの雄が登場です。もちろんThe Modsなど当時からずっと現役の凄い人達もいますが、紆余曲折を経てこの重要バンドが陣内孝則と穴井仁吉を中心に新作発表。これは嬉しいニュースです。中学生くらいだった頃に聴き、なんせビカビカに光ってたバンド。ルースターズARBシナロケあたりと一時代を築いた連中です。ただ正直、思い出のままにしといた方が良かったっていう多々ある復活劇ですが、やっぱ陣内、そこは一味違いました。
 そんなことで、この38年ぶりのスタジオ録音でのザ・ロッカーズ。失礼ながらあまり期待せず接した本作でしたが、なんのなんの勢いそのままに、今迄ブランク無しに活動していたかのような活きのイイ音が飛び込んできました。陣内のパワフルな声量やバンドのタイトさも申し分なしの貫禄で、素晴らしいです。あの勢い溢れる名作デビューアルバムと同列に並べて聴けるカッコいいロッカーズが君臨。冒頭、痛快にロックン・ロールしてくれる「糸島の太陽 (カリフォルニア・サン)」はリヴィエラズやラモーンズで有名なロックンロール・ヒット。(元々はニューオリンズR&Bシンガー、Joe Jonesの曲) ここは挨拶がわりに、九州博多の海をテーマに博多弁ヴァージョンでガツンとかまします。そしてライヴでお馴染みの人気曲「可愛いあの娘」2019年版が登場。Rock'n'Roll Gypsies版も相当カッコよかったですが、流石の本家。エディ・コクランの時代から脈々と受け継がれてきた、ロックンロール魂を自らの代表曲再演で体現です。また、衰えない陣内のワイルドな歌唱が光る「三流の恋仇」、ザ・フーに負けないマーサ&ヴァンデラスのモータウン・クラシック「Heatwave」、本作のアイコン的疾走R&R「恋のファンファーレ」、エルヴィスのNo.1ヒットにして超名曲「サスピシャス・マインド」とキャッチーな感覚もしっかり保持してるのが、ニクいところです。中盤も、スカのクールなビートの「夜に溶けていく」、博多民謡「黒田節」カヴァーと飽きさせないつくりで楽しませてくれます。そして、ロカビリー・テイストも炸裂しまくる終盤の3連発「ライセンス・ナンバー」、「D・D Rock’n Roll」、「Hail Hail Rock’n Roll」もロッカーズの冠に相応しい、バンド本来のDNAをしっかり伝えてくれるタイトなパフォーマンス。最後にロッカ・バラード「週末はこのザマさ」で哀愁たっぷりに〆るクサイ流れまで、なんともたまりません。流石、ショーマンシップ溢れる陣内です。
「新生ロッカーズ、ライヴも観たいと思わせる快心の復活劇です!」
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