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音系戯言

偏見に満ちた音楽観をだらだらレビュー。 あくまで保有音源整理の為と、自己満足備忘録。黒人系(R&B・SOUL・Hip Hop)とロック中心。リアルな音はココにある!!

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ezee イージー

  • Author:ezee イージー
  • 男アラフィフ。人がいなくとも耳打ちで伝える、癖がすごい会社員。

    なお当ブログはLink Free 連絡不要です。
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2019.03
21
Category : Man's World
Theme : アルバムレヴュー
Genre : 音楽
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 音楽、ライフスタイル、スリルがロックンロールの真髄。その体現者で日本ロック界の最重要人物、内田裕也が永眠、享年79。寂しいですが敬意を表して追悼です。自分が存在を意識したのは中学生の時。この何かおっかない感じの人が、年越しのニューイヤー・ロック・フェスで沢田研二や松田優作、宇崎竜童、ジョー山中、ARBやルースターズ等の面々を首領ドンとして仕切ってるのをTVで見たのが最初。それからすぐに見に行った祐也さん主演の映画“水のないプール”(←同時上映は“爆裂都市”)は正に狂気に走る男を好演。その後も、盟友崔洋一と組んだ“十階のモスキート”に滝田洋二郎との“コミック雑誌なんかいらない!”と狂気の名作を連発。ヒット曲は無かったけど、十分にロックンローラー魂を発揮。ビートたけしも、小馬鹿にしてるようで愛と尊敬の念を持っていつも話題にしてました。最初は何が凄いのかさっぱり分からん人でしたが、これだけ皆に慕われた魅力はロックそのものの“狂気の行動力”につきます。音楽では年末恒例のロックフェスでしか見なかったけど、その危うさは実にロックで魅力的でした。自分が20歳の時、裕也さんのライフワークNYRFに若いバンドを出すべく、大阪心斎橋までオーディションで来てくれて小生のバンドを審査。予定は2曲だったのに“スロウなのも、もう1曲演ってくれる?”と評価していただき、ビビリながらの演奏を見ていただいたのも良い思い出。それからNYRFに2回も出して頂いたのは本当に感謝です。それからも都知事立候補、女性問題で逮捕と、もう破天荒どころやないスリルを世の中に振りまく祐也さんは常に魅力的でした。パンタ曰くは“面倒くさい奴の頂点”だそうで、まさに祐也さんのロックな部分を最高の賛辞で表現。好き嫌いが真っ二つに分かれた人でしたが、自分は大好きな人でした。
 ロックンロール人生をまっとうした裕也さん。数少ないアルバムでも、もっともお得意のレパートリーを一番網羅してる73年の力作を紹介。代表曲ともなった頭脳警察カヴァー「コミック雑誌なんかいらない」を筆頭に、最後のステージとなったNYRFでも力を振り絞って歌った「Johnny B Goode」と、長年愛し歌い続けたR&Rがてんこ盛り。ロカビリー・クラシック「Be-Bop-A-Lula」、大きな影響を受けたというプレスリーの「A Big Hunk O'Love」、「I Need Your Love Tonight」、「Heartbreak Hotel」、「Trouble」、「Blue Suede Shoes」に、リトル・リチャードKeep A Knockin'」、「Tutti Frutti」、「Long Tall Sally」からオーラスの「Teenage Boogie」までゴキゲンさんでロックン・ロールしてくれてます。全然スマート&スムーズじゃないけど、本当に粋な男です。
「スリルとユーモアをありがとう。寂しいぞ、裕也さん!合掌。」
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2019.03
16
Category : Man's World
Theme : Soul, R&B, Funk
Genre : 音楽
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日本が誇るソウル・バンド、サウス・トゥ・サウスのライブが発掘です。これは彼等をリスペクトしまくるオッサン世代にとっては興奮! 今ではフェス全盛ですが、当時は珍しかった大々的な野外フェスで、ウッド・ストックに触発された福島県郡山での記録。あの芦屋ルナ・ホールの伝説盤有山じゅんじとの国宝盤の1年前となる1974年8月録音で、メンバーもまだ正木五郎や中西康晴は未参加。しかしながら、スタジオ・ミュージシャンとしても活躍した宮内良和(Kbd)に、ジャズ界でモントルーまで出た上場正俊(ds)、関西のR&Bロックシーンで名を馳せた萩原義郎(g)らが在籍した頃のライヴで、1週前収録というびわ湖バレイ8.8Rock Dayなんかと同時期です。サポートには石田長生(g)も参加。
 中身はお馴染みの二部構成で、序盤は上田正樹&有山淳司のアコースティック・セット。どぎつい歌詞からギョッとする「タバコが苦い」からスタート。ダウン・ホームな有山のギターも冴えます。「バッドジャンキーブルース」、藤井裕(b)も加わる名曲「負けると知りつつバクチをしたよ」と、キー坊お得意の“おおきにっ”も連発しながらエエ感じで進行。そして、いよいよファンキーなホーン・セクションを加えた第2部は「Opening〜The Funky Penguin」から全開。「Ooo Poo Pah Doo」、「Walking The Dog」とお気に入りだったルーファス・トーマスのアーシーなソウルを披露。会場を“後ろ、元気ないやんけ”とか煽りながらも、バンドのタイトな演奏も光るキャンディ・ステイトン「Get You When I Want You」の頃には観客もかなり熱い様相に。メンバー紹介後、くんちょうこと堤和美(g)が歌う「Licking Stick」と「Funky Broadway」も渋い喉が最高で、ここでは更にファンク度を増します。オーラスはサウスの真骨頂「I Can’t Turn You Loose」に「Try A Little Tenderness」と怒涛のオーティス攻め。予定外だったと思われるアンコールは“よっしゃ、いったろ”とサム・クックShake」をアイク&ティナ風にガツンとかましてくれます。あえて難を言うならミックスが軽いってとこで、中低音が薄い感じで本来の熱さが目減り。91年西部講堂ライブ(←傑作!)くらいの質感が欲しかったとこです。
「僅かな活動期間だったサウスの貴重なライヴ。ありがたや〜!」
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2019.03
10
Category : Groovy & Mellow
Theme : Soul, R&B, Funk
Genre : 音楽
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 70年代から80年代に沢山の秀作を残したレディ・ソウル、メルバ・ムーア。60年代ミュージカル“ヘアー”でデビューし女優としてのキャリアもありますが、やっぱシンガーとしての活動に目も見張るものがあります。レンジが広く伸びのある美しい声が魅力で、テクニック的にもトリプル・アクセルを連発することができるほどの技巧派。実績のわりにはイマイチ評価が低いような気もしますが、ディスコ時代からブラコン期にかけて聴き逃すにはもったいない名曲が多数あり。76年発のディスコ・ヒットを含む本作は、春に向かう今なんかジャストフィットです。
 なんといってもタイトル曲であるヒット・チューン「This Is It」が最高すぎます。この時代の売れっ子であるヴァン・マッコイがナイス・プロデュースです。ディスコ期の傑作として有名な曲ですが、流儀はフィリー・ソウルの美味しいところをしっかり感じさせるアレンジ。華麗なストリングスに、ゴージャスなコーラスをバックに、メルバ嬢のハツラツ・ヴォーカルが飛び回る躍動感溢れる大傑作。これからの春を感じる陽気にピッタリ。これだけでは済まないのが本作の素晴らしいところで、次なる「Free」、「One Less Morning」も夢見心地のゴージャスなサウンドにメルバ嬢が華麗にスウィング。この冒頭3連発で本作の勝利が確定です。ただカーティス・メイフィールド曲「Make Me Believe You」のような、元々の尖ったファンクをゴージャスに仕上げたものは、ちょっとしんどい感じ。それよりもディオンヌ・ワーウィック系の「Lean On Me」のようなポピュラー寄りの優しいスロウは光ります。中盤のハイライトともいえる「Stay Awhile」もメルバのスムーズな歌声がナイス・グルーヴに見事ハマる逸品。ウキウキ気分にしてくれます。Radiahのカヴァー「Play Boy Scout」は原曲の卑猥さ半減で平凡なディスコになってるのが少し残念。終盤のスロウ「Blood Red Roses」、ダンス・ナンバー「Brand New」は文句なしの出来。メルバ嬢の艶のある張った声がグッと引き立つアレンジも好感触です。
「さぁ分厚いコートも、いらんようになってきた軽快な季節。リズミカルにいきましょう!」
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2019.03
07
Category : Cool Groove
Theme : SmoothJazz
Genre : 音楽
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 意外と大阪通勤と殆ど変わらん所要時間となる、京都から名古屋への通勤もスタート。そして快適なのが赴任先でのオフィス空間やシステマチックな仕事の流れ。高層タワービルの上層階で、ミーティング・ルームの景色からして最高と、自分がイケてるビジネスマンになったのかと勘違いしそうです。しかも優秀で溌剌とした若いメンバーが多くなんとも気持ちのエエ活気に満ちあふれてます。大阪のメンバーに積み残した仕事は申し訳ないけど、新たなる職場にはなんとなくワクワクです。そして心配していた酔った後の新幹線も、なぜかバチッと大津辺り目が覚める心地良い緊張感、ちゃんと帰れてるがな〜。
 そんなことで、高速移動通勤にも快適な阿川泰子嬢のフリー・ソウルが登場。なんでも25周年ってことで様々な名編集で魅せてくれたシリーズもここまで到達です。別に新曲が入ってるわけでもないけど、アーカイブをセンスよく再構築して聴かす手法はいつもながらで、信頼のブランド力は健在。元々、美人女優〜ジャズ・シンガーの阿川氏のグルーヴィーでメロウな一面を上手く切り取ってくれてます。90年代はクラブ・シーンでも評価が高かった曲も多かった中、その筆頭とも言える人気曲「Skindo-Le-Le」がトップを飾ります。お得意のボッサ風「New York Afternoon」で心地よい軽さを味わった後は、サイド・エフェクトのオージーとミキ・ハワードのペンによるナイト・グルーヴが最高すぎる「L.A.Night」。この曲を始め84年“Gravy”でのセッションは極上で「Meant To Be」でもGカッティングも心地良いライト感覚のシティ・ソウルを聴かせてくれます。ダイアナ・ロスのカヴァー「It's My House」なんかも同様で、あくまでもクールに歌いこなす阿川氏ながら、コケティッシュな面も見せるヴォーカル・スタイルも萌えます。一方「The Good Life」なんかでピアノ、ウッドベースをバックにスウィングする様では、ジャズ・シンガーを強烈に感じます。レゲエ・タッチで聴かせる「Island Breeze」なんか今も新鮮ですが、全体的にはブラジリアンな香りがぐっと流れている仕組みとなっていて、ブラジルの天才イヴァン・リンスとのデュエット「The Universe Is Calling You」や、ダンサブルな「Zanzibar」など、南米と阿川氏との相性の良さを再び教えてくれます。ポピュラー・ロックのカヴァーも、ビリー・ジョエルNew York State Of Mind」、ブラインド・フェイスの「Can't Find My Way Home」と意外なトコも含め、独特なクールさはキープ。アーバンな香りもたまらんビル・ウィザース作「In The Name Of Love」から、イヴァン・リンスの「Velas (September)」で優雅な〆。
「ドライヴや移動の時にも発見を与えてくれるフリー・ソウル。気持ち良し!」
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