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音系戯言

偏見に満ちた音楽観をだらだらレビュー。 あくまで保有音源整理の為と、自己満足備忘録。黒人系(R&B・SOUL・Hip Hop)とロック中心。リアルな音はココにある!!

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ezee イージー

  • Author:ezee イージー
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2018.12
30
Category : Groovy & Mellow
Theme : アルバムレヴュー
Genre : 音楽
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 ジャズ・シンガーとしてグラミーも数回獲得した大御所、ナンシー・ウィルソン。本年最後、天へ向かって旅立っていったアーティストの追悼として、代表で取り上げるのはこの人です。聴いていて何とも心地よく、これぞプロっちゅう上手さに酔いしれることのできる稀代のシンガーでした。70年代は名アレンジャー、ジーン・ペイジとタッグでソウル寄りの名唱を数多く残してくれていて、その第1弾となったのがこの74年作。ギターのデヴィッド・T・ウォーカーや、この人も本年惜しくも旅立ったワー・ワー・ワトソン、ドラマーのエド・グリーンの職人芸も味わえる良作で、全編随所でエエ仕事してます。
 中身はスタイリスティックスのカヴァー「You're As Right As Rain」でしなやかなスタート。続く、Betty Everettで知られる「Try It You'll Like It」ではデヴィッド・Tのメロウなギターと、コンガがなんとも気持ち良いグルーヴを紡ぎ出してくれます。ストリングスやフルートも素晴らしい味付けを加える、70年代ソウルの美味しい部分が凝縮されたような曲です。ジーン・ペイジなので、やはり70sモータウンっぽいところもしっかり顔を出す「There'll Always Be Forever」なんかはポップにスウィングするナンシーが華麗すぎます。そして「All In Love Is Fair」はスティーヴィーのあの名作からの曲。相性が悪いわけがなく、この人のために書かれた曲かと思っちゃいます。情熱的な歌唱に派手なアレンジも映える「Streetrunner」もなかなかですが、「Ocean Of Love」のような小粋なソウル・テイストのミディアムは今聴くには心地よさ抜群です。魅惑のジミー・ウェッブ作品「To Make It Easier on You」でも安定感に加え存在感ある歌唱を聴かせてくれます。曲後半でのデヴィッド・T氏のプレイも絶品。ドラムがブレイク・ビートともなったファンキーなテイスト「Tell the Truth」のあとは、〆の大名曲「My Love」の登場。もちろんポール・マッカートニーのバラード傑作であるアノ曲で、”よくぞナンシー、取り上げてくれた!”と言うしかないです。オリジナルの素晴らしさは言わずもがなですが、ココでのナンシーの優雅な歌唱も特筆に値するナイス・パフォーマンス。強弱の付け方、ロングトーンの使い方などプロ中のプロと言うしかない絶品の歌唱がしっかり味わえます。
「誰でもプロになれなかった時代、確かなスキルを持ったアーティストの音。ありがとうナンシー!」
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2018.12
26
Sade d

  はや年末。ストレスフルな案件が多い中、忘年会で発散する実にオッサンな日々。こんな時は胃にも優しい音楽、80年代に頭角を現したシャーデーです。経済成長もピークに達し音楽も成熟化が進んだ時代で、その頃といえば私もまだ子供。裕福そうな人達が聴く感じの、AORやらブラコンの類いの音楽がもてはやされた頃です。そんな頃の筆頭格がシャーデーやアニタ・ベイカーホイットニーやらカフェ・バーで流れてそうな、お洒落なサウンド。なにイキっとんねんって感じでしたが、偏見なしに聴くとコレもエエ音楽やと感じたのは、正直大人になって色んな音楽に接してから。ジャズの香りも漂わせた、汗の匂いがしない黒人音楽。アル・ジャロウやジョージ・ベンソンのVo作なんかは、まだアフロな感じっていうか少しはゴスペル的な熱さがありますが、こちらのシャーデー・アデュ嬢。常にクール・ビューティな佇まいが魅力で、がなったりコブシをまわすことが無いのは、ロバータ・フラックなんかと同様です。
 そして今、ふと聴くファースト・アルバム。30年も前の音楽なのに全然古くなってないのに驚きます。今もこれを雛形に演ってる人が多いってことなんでしょう。冒頭はあの「Smooth Operator」。ドラマでもよく聴いた音で、浅野温子とか石田純一の顔まで浮かびます。(←古い) エレピにアルト・サックスの音が優雅に響く、実にスタイリッシュな音。この大ヒットの他にも、1stカットでこれまた名曲というしかない「Your Love Is King」、「When Am I Going To Make A Living」、「Hang On To Your Love」とシングル曲はすべて洗練されていて、小難しくなりすぎず実によいバランスで聴かせてくれます。他の曲も総じて高品質で、色褪せない名演がズラリ。「Frankie's First Affair」、「I Will Be Your Friend」なんかもサックスを美味く絡めたスムース・グルーヴの手本のような音を構築。そして、なかでも最高すぎるのが「Cherry Pie」。数年後のアシッド・ジャズ・ブームの先駆けのようなサウンドです。グルーヴィーでありながら、クールな要素も兼ね備えた実に心地良いアレンジ。ムーディで妖艶な雰囲気が漂う「Sally」ではニーナ・シモンさえ感じさせてくれます。唯一のカヴァーがオーラスのティミー・トーマス「Why Can't We Live Together」。反人種差別を歌った、プロテスト・ソングをナイジェリア出身のシャーデーが秘めた熱い炎と共に歌い上げます。
「UKのユニットらしく、洒落たサウンドで魅了。今年も新曲リリースで健在!」
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2018.12
13
womack-womack-love-wars-01.jpg

年末が迫ってきて何かと気忙しい今日このごろ。実は来年の夏から秋にかけてのことを、ああやない、こうやないとやっていて、交渉事も決着が長引くと持久戦になって疲れます。もう鬼にも笑われまっくています。。 増税も控えるなか、各業界も色んな思惑が絡んでややこしいことこの上ないですわ。そんな時、戦闘態勢へ向け心身を鼓舞ような尖った音も良いけれど、やっぱ家では癒やしの心地よいソウル・ミュージックが落ち着きます。最近、思い出したようによく聴いてるのがウーマック&ウーマックの夫婦デュオ。ヴァレンティノズ兄弟の末っ子セシル・ウーマックは兄貴ボビーの歌唱にも通じる渋い歌声が魅力。兄に比べると幾分まろやかな歌い方で、サム・クックの愛娘でもある妻リンダ・ウーマックとの相性もバッチリです。
 そんなことでこのご夫婦のデビュー作。残念ながら既にセシルは天国の住人ですが、秀作を何作も残してくれてます。80年代というデジタルへの移行期ながら、楽器本来のアナログな質感を大事にした音が魅力で90年代以降のネオ・ソウルみたいな感じ。同じ時代のアルバムに比較し、極めて“新しい”音。クルセイダーズあたりで名を上げたスティーヴ・レヴィンのプロデュースも奏功してか、非常に素晴らしい作品に仕上がってます。初っ端のタイトル曲「Love wars」こそ、安っぽいシンセ音がやや古く感じるものの、真骨頂発揮となるのは2曲目「Express Myself」から。イントロからボビー・ウーマックと間違うくらいのセシルの渋い語りが入り、オルガンを絡めたナイスなサウンドに二人のソウルフルな歌声が響き渡ります。更に調子が上がるのが、リンダの軽やかな歌唱も映える「Baby I'm Scared Of You」。何とも心地よいグルーヴで聴かせます。リズムを担うジェイムス・ギャドソンもエエ仕事しています。そしてセクシーなベースラインでお馴染みのテディ・ペンダーグラスに書いたヒット曲「T.K.O.」。感触はそのままのセルフ・カヴァーでも良曲を再認識です。フリートウッド・マックなんかにも通じる、優しいサウンドも魅力の「A.P.B.」や「Catch and Don't Look Back」なんかも素晴らしいというしかないクオリティでポンポン放り込んできます。ブルージーなスロウ「Woman」を経て、ストーンズのカヴァー「Angie」と披露。ここらはヴァレンティノズ時代のカヴァーのお返しかも。最後は兄ボビー作のいなたいミディアム「Good Times」で〆。リンダの優しい声に、ホッとするコーラスが温かいスープを飲むように体に入ってきます。
「ポップに上手く歩み寄ったナイス・ソウル。落ち着きますわ。」
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2018.12
09
Category : Mainstream
Theme : 洋楽CDレビュー
Genre : 音楽
Cheaptrick_greatest.jpg



 クイーンと同様、日本で最初にブレイクしたバンド、チープ・トリック。分かりやすくて親しみやすくロックの楽しさを体現してくれるバンドです。男前2人+コミカル2人の構図でインパクト抜群でした。キッスやらジャーニーREOスピードワゴンなど、適度にラウドで適度にポップな良いバンドが70〜80年代には沢山ありましたが、このバンドも40周年とのこと。シングル・ヒットで慣れ親しんだ曲たちは、やっぱ今聴いてもバブルガムな香りがたまりませんな。ストレートでロッキンな演奏もさることながら、本当に曲がキャッチーで素晴らしいです。晩年のジョン・レノンがセッションに呼んだのも分かります。
 例によって最初の接点は家にあったシングル盤。それが一時低迷してた頃の82年「If You Want My Love」で、“永遠のラヴ・ソング”って邦題でした。これは切なくポップなメロディー、ロビン・ザンダーのドラマティックな歌唱が最高の1曲。たいしてヒットしてませんでしたが一発でお気に入りとなり、マイカセットの定番でした。そっから次に出たパワー・ポップな「She's Tight」や、トッド・ラングレンがプロデュースしていた「I Can't Take It」がまた素晴らしい曲。これもそんなにヒットしてませんでしたが、アレンジから全て素晴らしい出来です。「Tonight It's You」あたりも絶妙のメロディ・センスが光る曲。その後、88年の1位獲得曲「The Flame」でチャートに復活ですが正直、チープ・トリックらしくない曲です。それよりも、その次にカットされた秀逸プレスリー・カヴァーDon't Be Cruel」の方がよっぽどクールでした。この辺はリック・ニールセンのセンス溢れるギターと、ロビンのロカビリーっぽい声質も相まってピシャリはまったカヴァーとなってます。ビートルズのカヴァー「Magical Mystery Tour」はここで初めて聴きましたが、なかなか相性抜群のハマり具合です。一方で、リアルタイムではなかった70年代ヒットも秀逸で、やっぱり猛烈にカッコいいのは代表曲「I Want You to Want Me」。多分、武道館でのライヴ・ヴァージョンで、リック・ニールセンの自由奔放なギターもカッコいいです。「Clock Strikes Ten」や、ファッツ・ドミノの「Ain't That a Shame」も同様にライヴ収録。ワイルドで文句なし。他ではキャッチーな小ヒット「Dream Police」、「Surrender」も良いですが、79年のスロウ「Voices」なんかは屈指の名スロウです。あと昔、ラジオで聴いた“錯乱のスペース・ラヴ”っていうスリリングでハードな名曲もありましたが、これにも入れて欲しかったな。
「最強のパワー・ポップ・バンド。今も活躍中ですっ!」
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2018.12
01
Category : Rolling Stones
Theme : 洋楽ロック
Genre : 音楽
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 気分によって 、様々な時代のライヴ音源がチョイスして聴けるようになってきたストーンズ。99年ノー・セキュリティ・ツアーのお次は、94年のマイアミ・ライヴ。こちらは過去にペイパー・ビューで放映され、ビデオでも発売されていた、わりと有名な音源です。当時のストーンズは年齢も50代に差し掛かった時期、ビル・ワイマンの脱退直後ということもあり個人的には正直心が離れていた頃。4人になったストーンズの最初のアルバムとなった“ヴードゥー・ラウンジ”もあまり聴かなかったので愛着は薄いものの、今こうして聴くと安定感ある良いライブ。無関心だったのが、もったいない良質音源です。
 ウーピー・ゴールドバーグのイントロMCから、本ツアーの象徴となったオープニングナンバー「Not Fade Away」へ。初期のジャングルビート・ヒットから、名曲「Tumbling Dice」へ繋ぐとこは新鮮な流れです。Gサウンドもアンペグ・アンプか何か分かりませんが凄く良い音で全編響きます。久々に脚光を浴びた「Rocks Off」から、新曲「Sparks Will Fly」への流れで、新鮮味もしっかりキープ。他も新曲は「You Got Me Rocking」、「I Go Wild」と披露ですが、なんかしらエエ曲に聴こえてきます。一方、お楽しみのゲスト・コラボレーションは「Live With Me(w/Sheryl Crow)」、「Stop Breakin' Down (w/Robert Cray)」、「Who Do You Love? (w/Bo Diddley)」といったところ。各々がキャラを活かした共演となっていて、もちろん先輩ボ・ディドリーはクラシックからチョイスです。また中盤前に登場も新鮮な「Satisfaction」なんかは飽きてるのかもしれませんが、何十年も演り続けるストーンズもエラいです。そして、すこぶる良い出来のミディアム名曲「Beast Of Burden」の後は、アコースティックセット。「Angie」、「Dead Flowers」、「Sweet Virginia」とスワンピー・ストーンズもしっかり堪能できる仕組み。キースは「Before They Make Me Run」と新曲「The Worst」を披露です。意外とライヴ音源が少ない「Doo Doo Doo Doo Doo」や、初期ヒットでフェイセズでも演ってたヴァレンティノズIt's All Over Now」、90年代から結構演るようになった「Monkey Man」も、嬉しいポイント。グルーヴィーにしっかり聴かせる満足度の高いパフォーマンスです。定番顧客向けも勿論充実メニューで、中でもグッと来る演奏を見せるのが「Start Me Up」、そっから〆の3連発は「It's Only Rock'n'Roll」、「Brown Sugar」、「Jumpin' Jack Flash」。これでブーイングはまず出ませんね。
「もうどの時代のツアーも音体験はできるようになったストーンズ。充実アーカイブです!」
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