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音系戯言

偏見に満ちた音楽観をだらだらレビュー。 あくまで保有音源整理の為と、自己満足備忘録。黒人系(R&B・SOUL・Hip Hop)とロック中心。リアルな音はココにある!!

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ezee イージー

  • Author:ezee イージー
  • 男アラフィフ。人がいなくとも耳打ちで伝える、癖がすごい会社員。

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2018.09
24
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遥か彼方の南方で発生したというだけでも、ビビってしまう台風のニュース。もう来んといてくれ〜と切に願います。今月の関空の機能麻痺で大阪ミナミの繁華街は大打撃でしたが、昨日くらいからやっとこさ活気も戻ってきました。マナーの悪いツーリストもいたりして排他的な意見も多いですが、フランスのように観光大国にならないと経済発展も見込めないニッポンとしては、この早い活況回復の兆しは嬉しいです。もうすぐパリ発の新ブランドもデビューさせるとこやったので一安心。落ち着いて耳にグッド・ミュージックも浸透してきます。そんなことで、80年代ブラコン時代の終焉あたりで登場してきたニューヨーク出身のシェリル嬢。リアル・タイムではまったく知らんかった人でしたが、少ししてフル・フォース一派の人と知って聴いた人。このデビュー作では新人らしからぬ、堂々とした歌いっぷりで多くのソウル・ファンも注目した逸材でした。
 ど頭からフル・フォース仕込みの引き締まったファンク「Sister Knows What She Wants」。今では多少古臭さも感じますがシェリル嬢もなかなかワイルドに迫ります。終盤では“レディ・マーマレード”の一節も登場。そしてシングル曲「Thanks For My Child」は感動的なスロウで、丁寧な歌い込みが好感です。コンポラ・ゴスペルな肌触りです。ブラコン的な香りがまだプンプン漂うスロウ「Falling From The Floor」なんかも安定感抜群ですが、最大のハイライトは古くからのソウル・ファンも歓喜した珠玉の名バラード「Every Little Thing About You」。 Full Forceとの共演でデュエットされた曲で、イントロから確信犯的にオリジナルズ“Baby I'm For Real”のフレーズが出てきて、合間にはスプリームス“Baby Love”の名フレーズを始めクラシック・ソウルをさりげなく忍ばせる憎い演出で聴かせます。前半を締めくくるタイトル曲「Me, Myself And I」までスロウを中心にしっかり聴きごたえある展開。サウンドこそ80年代ですが、70年代ソウルを感じさせる楽曲が多いです。後半はダンサブルな「He Said - She Said」や、Lisa-Lisaとのデュエット「Sisters」、「Seein' Is Believin'」と古さを通り越して新鮮にも聴こえるNJS席巻前の強力なビートが構築です。オーラス「Life Goes On」まで、シェリル嬢の若々しくもしっかりとソウル・ミュージックの伝統を意識した歌心が味わえる内容です。
「フル・フォース一派の中でも、実力をしっかり備えた正統派シンガー。良いです!」
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2018.09
20
Category : Man's World
Theme : アルバムレヴュー
Genre : 音楽
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嫁サンから聞いて、おもしろそうな面々やんかということで見に行ったライヴ、なにわブルースフェスティバル。場所は仕事場のすぐ近所リバーサイドなんばハッチでの開催でした。麗蘭お目当ての嫁さんのハンドリングだったので、初日の上田正樹バンドは見れませんでしたが、参戦した2日目もグレイトすぎるおっさんだらけの面子。宇崎竜童+野本有流、近藤房之助、リクオ、ウルフルケイスケ、金子マリ、清水興、正木五朗、三宅伸治、大西ユカリとまじでコテコテ。なかでも大塚まさじ風の野本さんが歌った関西ヒット“南海ファンやもん”は涙無しでは聴けない名曲でした。今迄知らなかったでしたがエエ曲を教えてもらい収穫でした。麗蘭でのファニー・カンパニー“スウィート・ホーム・大阪”は関西弁に違和感こそありましたが、心意気に感動。で、そして私にとって最大のハイライトは病気から復活してからは初めて見る大阪の良心、有山じゅんじの元気な歌声。同じく生野区の天然記念物、憂歌団の木村充揮とのコンビ芸はやはり唯一無二でした。オーラス全員での憂歌団クラシック“嫌んなった”とザ・バンド“The Weight”まで、久々の良いライヴでしたヨ。
 そんなことで木村&有山で登場して演ってくれたのが、98年本作からの数曲。これは傑作“ぼちぼちいこか”の90年代版みたいな素晴らしきアルバムでした。たまに関西では、この二人にキー坊こと上田正樹も加わったりしてライヴが見れますが、曲も最高ながら観客とのやりとりも最高です。今回のライヴでも、飲みながら出てきて客の好き放題のヤジに“じゃかぁしいわい”と関西ならではの雰囲気。笑いあり、感動ありと流石の展開です。本作冒頭の大傑作「あなたも私もブルースが好き」を唐突に演ってくれましたが、あらためて聴いてもジャグバンド風の最高の曲。超だみ声の木村に、暖かくてユーモアも感じる有山の優しい声、独特の歌い回し、名人芸としか言いようのないラグタイム・ギターとたまらん曲です。続くゴスペル・クラシック「陽よ、昇れ(Let it Shine On)」がこれまた大ホームランのグレイトすぎる仕上がりで二人の掛け合いも絶妙すぎます。ちなみにコノ曲は関西系ミュージシャンは色んなトコで演奏しますが、キー坊&有山のヴァージョンもすごく良いです。関西弁でがっつり歌ってくれるのが嬉しい「オッチロリン」、なんとも味わい深い「過ぎたるは及ばざるが如し」、隠しトラックで収められたディスニー「星に願いを」まで、ロマンチックなスロウ、ブルージーな曲と最高のコンビ芸を聴かせます。
「関西音楽シーンのエエとこを凝縮したような、ええ感じの音。よろしおまっせ!」
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2018.09
04
Category : Mainstream
Theme : 洋楽CDレビュー
Genre : 音楽
PaulMcCartneyalbum_-_McCartneyII.jpg



 最近は結構な頻度で来日してくれるようになったポール・マッカートニー。後期高齢者に突入も元気で、今年の新作も良さそうな予感です。リアル・タイムでポールの最も古い記憶は小学生の時、報知新聞の1面を飾った来日直後の逮捕勾留・公演中止のニュース。その頃はどんな人物かもあまり知りませんでしたが、その騒ぎの後、しばらくしてテレビのヤングOh! Oh!で流れたPVで知ったのが傑作「Coming Up」。当時は動く姿が見れるのも珍しかったので、釘付けで見入りました。数十年経った今でも最高の曲やと思ってます。色んなスターに扮したコミカルで楽しいビデオに、今から思うと“Soul Man”あたりのスタックス・ソウルにインスパイアされたようなシンプルでカッコいいリフ、ダンサブルなビートに子供だった私まで魅了されました。後で知ったのですが、生前のジョン・レノンもなんやかんや言いつつコノ曲を絶賛したそうです。私も今でもポールで3曲選べって言われると、“No More Lonely Nights”と“My Love”とこの曲って感じです。
 そんなことでポールが実質的にほとんど一人で宅録したというソロの2作目。昔、LPで聴いたときは「Coming Up」以外はピンと来なかった作品ですが、台風で会社も明日休みとなったので久々にゆっくり聴いてみました。そもそも「Coming Up」は、日本公演が中止になり結果的にそのままフェイド・アウトしたウィングスが、本作発表の前年からツアーでは披露していた曲。いわばウィングス最後の曲ともいえる傑作で、来日数週間前に行われた79年のカンボジア難民救済コンサートでも既にウィングスを従え本曲が披露されてます。現在のデラックス・ヴァージョンでは、ニュー・ウェーヴな感触も絶品なスタジオ版に、そのロング・ヴァージョンや、アメリカではシングルA面扱いだったウィングスとの熱い79年ライヴ・ヴァージョンも収録。そのどれもが秀逸で楽しめます。他の曲はというと、ニューウェーヴやテクノ・ポップに目配せしたポールらしい好奇心溢れる内容ですが、らしくないところもあり残念ながら全曲手放しで最高とは言えません。YMOに影響をうけたようなインスト「Front Parlour」や「Frozen Jap」まであって??となりますが、その線では「Temporary Secretary」なんかのブッ飛んだ感触は悪くないです。まだポールらしいスロウ「Waterfalls」や「One Of These Days」も、なんとなく不発気味。'50s風のR&R「Nobody Knows」や「Bogey Music」もええ感触ながら、ポールにしてはそこそこです。79年のお手軽クリスマス・ソングで今や定番「Wonderful Christmas」もデラックス版には収録。
「ズバ抜けた感覚と才能で、最後に盟友ジョンを奮い立たせたポール。やっぱええ男です!」
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2018.09
03
Category : Rolling Stones
Theme : 洋楽ロック
Genre : 音楽
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 アーカイヴでビジネスが成立するってのは、ブランドが確立していて支持基盤やヒストリーで誇れるべきものがあるってこと。エルメスのキーリングが気に入った人が、洋服を買っても、BAGやウォレットやら何を買っても満足感が得られるのは、そのブランドの主義主張が明確で、市場の共感がしっかり得られているってこと。ストーンズも一貫性を持った巨大な老舗ブランドと同じやということです。アトリエや工房職人が本物で、チームのディレクションさえしっかりしてれば、いつの時代でどんなモノであっても朽ち果てることはありません。
 そんなことでアーカイヴ音源がまたもや登場。1999年のツアーということで、Bridges to Babylonを発表したツアーを一旦終え、ライヴ・アルバム“No Security”で総括。その延長線上でタイトルをライヴ・アルバムに変えてやった小規模USツアーからの音源ということで、評判が高かったミニ・ツアーのようです。大事な掴みどころのオープニングは「Jumpin’ Jack Flash」。これはビーコン・シアターの“Shine A Light”同様でインパクト抜群です。Under My Thumbで始まる“Still Life”や、Start Me Upで始まる“Hyde Park Live 2013”も大好きですが、これもその次に好きな掴み。しかしながらメンバーも50代という今からするとまだ若いストーンズ。イキイキした演奏はなかなか興奮です。前半は「Bitch」、「You Got Me Rocking」とロッキンに飛ばしますが、やっぱ最高なのは 「Respectable」。カッチリしていないのに、ルーズにテンポよくきめる技は天下一品。本ツアーで珍しく披露のソウル・バラード「I Got The Blues」に続く、当時の新曲「Saint Of Me」はモダンな雰囲気もしっかり交えフレッシュ感キープ。この辺が流石です。また意外にも本ツアーでライヴ初登場となった「Some Girls」や、キースの歌うカントリー・ブルース「You Got The Silver」も新鮮に響きます。キースは18番「Before They Make Me Run」もゴキゲンでかまします。そして90年代ストーンズの傑作と思ってる「Out Of Control」が登場。70sファンクな要素も含みアップデートさせた感触がシビれます。お楽しみの観客に接近したセンター・ミニ・ステージへ移動しての曲では「Route 66」、「Get Off Of My Cloud」と立て続けに初期のビートナンバーを披露。ここはひとつのハイライトです。「Midnight Rambler」で盛り上げた後に、大ステージに戻って演るのは名曲「Tumbling Dice」。この辺の流れは、分かっていてもたまらんところ。こっからは大団円に向け怒涛の鉄板攻め。「It's Only Rock 'N Roll」、「Start Me Up」、「Brown Sugar」、「Sympathy For The Devil」とまたライヴに行きたくなっちゃう流れで〆。
「ロックン・ロール・ビジネスの最良型を提示した男たち。まだまだ、頑張ってくれ〜!」
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