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音系戯言

偏見に満ちた音楽観をだらだらレビュー。 あくまで保有音源整理の為と、自己満足備忘録。黒人系(R&B・SOUL・Hip Hop)とロック中心。リアルな音はココにある!!

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ezee イージー

  • Author:ezee イージー
  • 男アラフィフ。人がいなくとも耳打ちで伝える、癖がすごい会社員。

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2018.08
18
Category : 60's Soul
Theme : お気に入りアーティスト
Genre : 音楽
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 クイーン・オブ・ソウル、アレサが永眠。近年手術したというニュースの後、昨年までステージもこなしていたので安心していましたが残念な知らせとなりました。とはいえ、ここまで素晴らしき音楽を幅広い世代に渡って届けてくれたのは、本当に感謝です。アレサを聴き始めたのは兄貴の持ってたレコードが最初で、アトランティックでの名曲、お気に入りで何度も聴いたフィルモア・ライヴ、相性抜群だったカーティスとのコラボ、強烈だったブルース・ブラザーズでのインパクト、90年代ローリン・ヒルとの邂逅と様々な場面でワクワクさせてくれました。そして生前最後に届けられたロイヤル・フィルとの共演作はアレサも喜んだに違いない素晴らしいリアレンジ作品でした。“I Say a Little Prayer”のようなバカラック作品なんか、凄まじい出来でガッツポーズ連発でしたから。個人的にはオーケストラとの相性の良さで再発見だったのが、アトランティック以前のジャズ・ポピュラー色強いコロンビア時代。ここは瑞々しい時代のアレサと共に偲びます。
 本作はダイナ・ワシントンやブルック・ベントンを手掛けたクライド・オーティスが仕切った22歳のクールなアレサの記録。しっかりとルーツのゴスペルも感じさせてくれる見事な作品集。この時代のスマッシュ・ヒット「Runnin' Out of Fools」を軸に、ウィズ・ストリングスで比較的R&Bカヴァーも多く取り上げているので取っつきやすいです。前半に掴みではアイネス・フォックスの「Mockingbird」、ナンシー・ウィルソン「How Glad I Am」といった当時のヒット曲を取り上げていく中、ディオンヌ・ワーウィックのバカラック作品「Walk On By」では絶妙の肌触りを提供。またブレンダ・ハロウェイの名スロウ「Every Little Bit Hurts」あたりも最高の仕上がりで、流石アレサ!となります。なんというか、この若さで凄まじき貫禄、存在感をあらためて感じます。またベティ・エヴェレットで知られる「The Shoop Shoop Song」、バーバラ・リンの「You'll Lose a Good Thing」、ベイビー・ワシントン「I Can't Wait Until I See My Baby's Face」、ブルック・ベントン「It's Just a Matter of Time」と、当時のポップR&Bヒットも実にしなやかに聴かせます。特にメリー・ウェルズのモータウン・ヒット「My Guy」は実にキュートで、ヤング・アレサの独特の魅力がたまりません。終盤に登場のポップな「Two Sides Of Love」、アトランティック時代に通じる「One Room Paradise」もキュートな魅力が満載。ソウルの女王的存在感ではアトランティック期で異論無しですが、この時代のポピュラーな感触のアレサも絶品なのです。しつこいですが、ロイヤル・フィル共演作を気に入った人は是非とも聴いてほしい売れなかった時代のアレサ珠玉の歌唱です。
「数々の名唱をありがとうアレサ。まだまだ聴かせていただきます!R.I.P.」
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2018.08
13
Category : Cool Groove
Theme : アルバムレヴュー
Genre : 音楽
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 レア・グルーヴとかファンクとか注目される中、ファッションともなっていった渋谷系と言われたちょっと洒落た音楽スタイル。金太郎飴みたいにわりとマンネリな音楽だった小室哲哉の一大ムーブメントより、よっぽどクールでグルーヴィなサウンドが多かったです。そんな中で、本格的に濃ゆいソウルを体現するわけでもなく、適度にファンキーで、適度にポップで、ちょうどエエ塩梅な音楽を届けてくれていたのがICE。女性ヴォーカルではラヴ・タンバリンズも激クールでしたが、こちらも最高でした。残念ながらアレンジャーであり、コンセプト・メイカーでもあったギタリスト宮内和之は他界してしまいましたが、ヴォーカリスト国岡真由美とのコンビ芸で優秀作連発でした。
 こちらは代表作とも言える96年のアルバム。20年前とはいえ今も新鮮で、70年代以降のファンクやフュージョン、ソウルっぽいものを、90sテイストでキュートにまとめ上げてます。冒頭からワウ・ギター・カッティングが冴える「Get Down, Get Down, Get Down」でクール&ザ・ギャングを横目に、決して暑苦しくならずにグルーヴを決めます。スロウ・ダウンした「I'm In The Mood」、チャーのSmokyも彷彿させる「Drive」と都会的な洗練グルーヴもあれば、フォーキーでリゾート感覚な「Stay」や、ゴリゴリ・ファンク「Natural High」と、あくまでブラック・テイストの範疇で上手く楽しませてくれますが、ポップスとしても絶妙な感覚。中でもヒット曲となった「Baby Maybe」はシンプルながら絶品の1曲。キュートな国岡氏のヴォーカル・スタイルと宮内氏のセンス抜群のアレンジが最高の形で昇華してます。オルガンの使い方もすごく良いです。この後も、これまたキュートなポップ・ソウル炸裂となる「Over The Rainbow」や「Shine」も聴きどころで、前者ではどことなくドラマティックスの“In The Rain”を想像させるアレンジもあり。ところどころでソウル・ファンがほくそ笑むアレンジが忍ばせてあるのもポイント高しでした。軽やかにスウィングする「Sweet Inspiration」で〆ですが、ボートラで入ってる「Touch Me,squeeze Me, Pt. 2」も気持ち良いグルーヴで聴き逃がせません。
「ちょっとイキった音楽ながらイヤミ無し。素麺のようにツルツルいけます!」
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2018.08
11
Category : Groovy & Mellow
Theme : 洋楽CDレビュー
Genre : 音楽
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まだまだ続く猛暑。家族で焼肉ガンガン食って、パワーつけてきました。今日は音でも熟成肉並に美味しいチャカの初期作。キラー・カーンのモンゴリアン・チョップの如く、英気を養うのに最高なソロ第1作です。この頃に在籍していたルーファスも強烈ファンクが聴けて最高ですが、ソロでの異様とも言えるクオリティの高さも特筆もの。この後の2ndも甲乙つけ難い傑作アルバムですが、これも必須と言っていい大充実のホームラン作品。熱くも美しい25才のチャカを写し込んだ瑞々しいジャケも秀逸で、LPでも欲しい逸品です。
 中身は名匠アリフ・マーディンが仕切った入魂の内容。1stソロに相応しい、曲良し、サウンド良し、グルーヴ良しという完璧に近い内容。参加メンバーも、AWB一派のスティーヴ・フェローン(ds)にヘイミッシュ・スチュワート(g)や、リチャード・ティー(key)、ウィル・リー(b)、フィル・アップチャーチ(g)など盤石のバックアップです。ともかく快感グルーヴ連続ですが、なんといっても有名なのが冒頭のアシュフォード&シンプソン作品「I'm Every Woman」。もはやチャカの代表曲であり、カヴァーもされてきましたが、このオリジナルのカッコよさはズバ抜けてます。そしてミニー・リパートンがいたRotary Connectionのカヴァー「Love Has Fallen On Me」が、ファンク・ゴスペル調でシビれる展開。ここではシカゴの天才アレンジャー、チャールズ・ステップニーのテイストも上手く継承です。チャカの上手さも際立つスロウ「Roll Me Through the Rushes」 、軽快でダンサブルながら何気に凄い名曲な「Sleep On It」、ルーファスで演ってもハマりそうなファンク「Life Is a Dance」と、異様に高いクオリティで前半は突き進みます。後半戦も勢い落ちずで、なんとも言えんナイス・グルーヴとコンテンポラリーな質感に魅了される「We Got the Love」では名ギタリストGeorge Bensonがヴォーカリストとしてデュエット参戦。ファンキーなベース主導がたまらん「Some Love」に、しばたはつみの極上カヴァーも存在する大傑作「A Woman in a Man's World」と駄曲無しの凄まじい展開にあらためて驚きです。終盤は、お得意のミッド・ファンク「Message in the Middle of the Bottom」から、スティーヴィー・ワンダーの67年ヒット曲カヴァー「I Was Made to Love Him」で華麗なる〆。ここらでもクールながらきめ細かいグルーヴでの再構築で魅せ、グイグイと聴く人を惹き込みます。
「活力を生み出す歌声、チャカ・カーン。金字塔的名品です!」
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2018.08
05
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 夏休みに入れるのか?という状態な、仕事が片付かない日々。やる気の出ない猛暑の中、楽しみはビールとソウル・ミュージック。ここは本夏、来日したメンフィスのソウル・クイーン、カーラ・トーマス。フジ・ロックにも参戦ってことで、まだまだ現役なのが嬉しいところです。泥臭く、男臭いスタックスの中では珍しく清楚で甘酸っぱいテイストで楽しませてくれるシンガーで、声質からして昔から個人的にはお気に入りのシンガー。オヤッサンのルーファス・トーマスと共にスタックスの中核シンガーとしてナイス・ソウルを数多く残してくれてます。そんな中でも、2013年になって突如出されたクオリティの高いお蔵出しスタックス録音集がコチラ。
 まず前半は1970年の夏に、チップス・モーマンのアメリカン・スタジオで録られたモノ。次の方向性を模索していたのか、ほとんどがカヴァーとなってます。ジェームス・テイラーの「Country Road」、フィル・スペクター関連の甘いスロウ「I Loved You Like I Love My Very Life」、ビージーズ「To Love Somebody」、キャロル・キングのThe City「That Old Sweet Roll」と色々チャレンジしていますが、カーラの滑らかな声質もあってスッと耳触りよく入ってきます。中でもロック・フラワーズ「Heaven Help The Non-Believer」と、ブレンダ・リー「I Think I Love You Again」あたりは、オールディーズな香りも素晴らしいベスト・テイク。ただフリーの「Heavy Load」とかも演ってますがちょっとミスマッチな感じ。タイトルともなったキャロル・キングの「Sweet Sweetheart」なんかはイイ感じ。そしてこちらも素晴らしいのが後半戦、60年代のアトランティック・スタックス時代の別テイク。ヘイズ=ポーターのペンによる代表曲「B-A-B-Y」(Take 1)なる別ヴァージョンや、同テイストの「Love Sure Is Hard Sometimes」、「He Picked Me」あたりのモータウンを意識したようなポップな感じがカーラにはよく似合います。そしてスロウではブロッサムズの「Good Good Lovin」あたりが絶品の仕上がり。味わい深い「Problems」、お得意とするリズムの効いたポップなミディアム「Stop By Here」も、文句無し。意外だったJames Brownのカヴァー「Try Me」なんかもカーラによく合います。
「倒れそうなほど暑い今年の夏。。パワー回復は、上質な睡眠と上質なソウルです!」
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