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音系戯言

偏見に満ちた音楽観をだらだらレビュー。 あくまで保有音源整理の為と、自己満足備忘録。黒人系(R&B・SOUL・Hip Hop)とロック中心。リアルな音はココにある!!

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ezee イージー

  • Author:ezee イージー
  • 男アラフィフ。人がいなくとも耳打ちで伝える、癖がすごい会社員。

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2018.03
28
Category : Mainstream
Theme : 洋楽ロック
Genre : 音楽
Nicorett.jpg



春のポカポカ陽気、無事に新しいブランド・ショップもオープンさせていただき、ええ流れで桜も咲いとります。ここは気持ち良いウエスト・コースト・サウンドの女性ヴォーカルで和んどきます。そんなことでニコレット・ラーソンの優しくも力強い艷っぽい歌声に癒やされます。リンダ・ロンシュタットあたりと同系というか、70年代西海岸ファミリーの中から出てきた歌姫。ニール・ヤングやエミルー・ハリス等のバック・コーラスで腕を上げ、78年に敏腕プロデューサーのテッド・テンプルマンのもとでこの1stアルバムをリリースです。代表作ともいえる本作はキャロル・キングさえ彷彿させる堂々ったる歌いっぷりが最高。全編、心地良く聴くことができる素晴らしいアルバムです。
 ニール・ヤング作品で、ヒットした「Lotta Love」で幕開け。少しシティ・ソウルっぽく、後期ドゥービーズの香りがたまりません。ジェシ・ウィンチェスターのカヴァー「Rhumba Girl」が本作参加もしているリトル・フィート風で、ニコレットもパワフルに迫ります。続いて、スムージーに歌いかけるサム・クックの傑作「You Send Me」、エディ・ヴァン・ヘイレンのやんちゃなギターも聴ける気持ち良いロック「Can't Get Away from You」とこの上ない素晴らしき流れ。R&B調のニコレットのヴォーカルも冴えまくりです。また、Rudy Lewis時代のドリフターズが歌った「Mexican Divorce」で、バカラック・ナンバーもしなやかに歌ってみせます。そしてザ・バンドでもお馴染みのマーヴィン・ゲイ「Baby Don't You Do It」では、初期ドゥービー・ブラザーズのようにモータウンを歯切れよくロッキンにこなします。フィートのビル・ペインが書いた「Give a Little」では、バックで参加の姉貴分リンダ・ロンシュタットに通じる落ち着いた雰囲気で、こちらも絶品。後半はカントリーに振れて、Herb Pedersenとデュエットしたルーヴィン・ブラザーズ「Angels Rejoiced」、アダム・ミッチェルの「French Waltz」と穏やかな感じ。中でも「Come Early Mornin」は出色の出来で、リンダのコーラスに、ジェイムス・バートンのドブロがなんともエエ感じを醸し出します。最後はピアノとストリングスでのスロウ「Last In Love」。 J.D.サウザーとグレン・フライの書き下ろしで、ゴスペルさえ感じさせる崇高な美しさで〆です。
「70年代西海岸を代表する1枚。春の陽気&ビールにベスト・マッチ間違いなし!」
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2018.03
15
Category : Beat + R&R
Theme : 本日のCD・レコード
Genre : 音楽
gannzigaramne.jpg



最近、もう無い?と思ってったコラボがいろいろ登場でワクワクです。m-floにリサが戻ってきたり、ペドロ&カプリシャスが再結成したり、ですがビックリしたのがスライダーズのハリーと蘭丸。二人でのユニットJoy Pops名義とはいえ、10数年ぶりにこの二人が揃い踏みです。同じ曲でも、演る人がちゃんと揃ってこそ一番輝くのです。ここはまた新たな化学反応に期待。そんなこともあって聴いてたのが83年のセカンド。当時は中学生でしたが、実はほとんど知りませんでした。“Easy Action”あたりから気になりだして、後から聴いて気に入った1枚。横田基地で“リトル・ストーンズ”と呼ばれてた時代に作られた曲達です。
 フェイド・インからの気怠くグルーヴする「Toa-Lit-Tone(踊ろよベイビー)」から、「So Heavy」へとなだれ込む冒頭の流れがクールすぎ。もうサビで胸ぐらをつかまれる感じがたまりません。“いつでも、あんたの思惑通りにゃいかねぇ♪”といつも揉めてる某取引先にも言ってやりたい名フレーズ。ストーンズや、フェイセズ直系のR&R流儀で、きっちりキメてくれます。2枚目にして大物感ブリブリ。続くもヘヴィーなブルース「(Nobody Can) Catch Me」、軽快に飛ばすブギー「とりあえずDance」、メロウな名曲「道化者のゆううつ」。蘭丸とハリーのギターがセンス良く絡んでくれるのも良いです。ハリーの歌声もドスが効いたおっかなさの中に、何か物悲しい哀愁が漂います。そしてB面、というか後半もテイストは変わらず。ストーンズの遺伝子をきっちり組み込んだ「Tokyoシャッフル」、気怠いスロウ「鉛の夜」とマイ・ペースで進みます。終盤になり、最大のハイライトとなるのが圧巻のラスト3曲。引っ掛かるようなリズムでクールに決める「Dancin' Doll」、スライダーズ史上最速のビートとも思えるド迫力「マンネリ・ブギ」、オーラスでまさに渦巻く中に放り込まれる「Slider」。リフもスライド・ギターも見事にキマる、バンドの代表曲にもなった傑作で堂々の〆です。
「なかなかもったいぶる、お二人さん。スライダーズに向けての助走ですよね!」
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2018.03
07
Category : East Coast
Theme : HIPHOP,R&B,REGGAE
Genre : 音楽
rakim.jpg

  ヒップ・ホップにハマりはじめた時に、よく聴いたアルバム。クラシックとなる“Paid In Full”や“Follow The Leader”とかエリックBの構築するブレイク・ビーツのカッコよさと、そのループの中で渋いラップを繰り広げるラキムが魅力でした。そんなこのコンビ、音作りやグルーヴが格段にカッコええやんけ〜と思わせてくれたのが、この4枚目にしてラスト・アルバムとなる本作。後で知ったことでしたが、トラック・メイカーとしては、あのLarge Professorが大きく関与。メイン・ソース以外でもトラック・メイキングで評価が高い人でしたが、ここでも抜群の仕事です。センス抜群のクールなグルーヴが満載された本作は、R&Bファンにも充分にアピールした力作でした。
 とにかく全編、シビれるグルーヴでどんな元ネタなのか興味がわくようなトラックばっかです。まず最初に持っていかれたのが、2Pac主演の映画Juiceでもお馴染みのBPM速めで一気に攻め立てる「Know The Ledge」。ビートの一部となってるナット・アダレイのベース・ループやスクラッチもクールで、ラキムの淡々と低音でフロウが見事にマッチです。そして本作で1等賞のカッコよさとなるのが「Rest Assured」。クルセイダーズの“Try a Little Harder”ジョー・サンプル・フレーズをハードボイルドにまぶし、がつんと来るバスドラ&スネアの音圧ループ。これはまさしく鳥肌モンです。またタイトル・トラック「Don’t Sweat The Technique」ではヤング・ホルト・アンリミテッドのウッド・ベースに、クール&ザ・ギャングのホーンを融合し新グルーヴを披露。職人仕事としか言いようのない凄まじいテンションで、見事なビート再利用です。そんな感じで、全編で聴きどころ満載の本作。冒頭のミッドナイト・スターをメロウに切り取った「What's On Your Mind」から、チャールズ・ライト使用の「Teach The Children」、ユージン・マクダニエルズ使用の「Pass the Hand Grenade」、ジョニー・ハモンド使用の「Casualties Of War」と何れもがサンプリング・グルーヴを肯定せざるを得ない極上のループで提示です。他にもシカゴ・ギャングスターズ使用の「The Punisher」、ボビー・ハンフリー使用の「Keep The Beat」など、70年代のジャズやレア・グルーヴの旨味を熱きビートに乗っけて再抽出。これは気持ち良すぎます。最後は80年代っぽい高速ビートが再登場となる「Kick Along」で男気満載での〆。
「ブレイク・ビーツ=これも究極のファンクですわ!」
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2018.03
03
Category : West Side
Theme : HIPHOP,R&B,REGGAE
Genre : 音楽
Dr DreTheChronic



  日本のウェッサイ関西もやけに暖かくなってきました。マフラーも要らん日々。ココはひとつ、西海岸の音です。もう四半世紀も前になるヒップ・ホップ・クラシック、Dr.Dreのソロ・デビュー作にして大ヒット作です。Dreは、今やアップルが買収したのビーツ・ヘッドフォンを手掛けた人としても有名で、音楽界の重鎮でもあり誰もが知る人。黎明期では、サンプリング中心で音楽的ではないと揶揄されたヒップホップでしたが、大々的に生音での演奏を使用して、音楽的な気持ち良さも両立させたような革新的なサウンドでした。World Class Wreckin' CruからN.W.A.と西海岸のヒップ・ホップ・グループに在籍し、それなりの名声も得ていたDreが、プロデューサ−としても名を馳せたファンク・ファンも狂喜した名作です。こっから真のビッグネームとなりました。
 やはり特筆すべきはG-Funkと呼ばれた、ジョージ・クリントンのサウンド・コンセプトP-Funkを受け継いだ70年代ファンク・サウンドを新たな視点で焼き直した気持ち良すぎるサウンド構築。骨太のベースラインに、ピーヒャラとシンセが層を成す一世を風靡したサウンドがド頭「The Chronic (Intro)」から聴けます。Atomic DogやKnee Deppを使用した「Fuck wit Dre Day」では、G-Funkサウンドを確立するグレイト・グルーヴが登場。後にブレイクするSnoop Doggy Doggが存在感バリバリのラップを披露し、揉めていた元同僚N.W.A.メンバーEasy-Eを激しくビーフです。そしてパーラメント“Mothership Connection”の名フレーズを焼き直した、その名も「Let Me Ride」でファンク・ファンは皆イチコロです。これまたクラシックとなる人気曲「Nuthin' but a G Thang」ではレオン・ヘイウッドの“I Wanna Do Something Freaky to You”を効果的に使用。ワン・ウェイの“Pull Fancy Dancer / Pull”使い「Deeez Nuuuts」、ダニー・ハサウェイ使いの「Lil' Ghetto Boy」あたりもウェッサイな手本となるようなグルーヴが次々に登場。一方では、シリアスな雰囲気の中、Dreのラップも光る「A Nigga Witta Gun」、Kuruptもナイス・フロウの「Lyrical Gangbang」など中盤のコーハ−な感じもナカナカ。終盤は、B. T. Expressを下敷きに再びSnoopが登場して場が締まる「Stranded on Death Row」、パーラメント代表曲“P-Funk”の改作「The Roach」と往年のファンク信者も喜ぶ流れを〆るのが「Bitches Ain't Shit」。なかなか下劣な単語連発ですが、これもひとつのエンタメですわ。
「皆を魅了したウェッサイ・グルーヴの基本中の基本。今もってクールです!」
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