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音系戯言

偏見に満ちた音楽観をだらだらレビュー。 あくまで保有音源整理の為と、自己満足備忘録。黒人系(R&B・SOUL・Hip Hop)とロック中心。リアルな音はココにある!!

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ezee イージー

  • Author:ezee イージー
  • 男アラフィフ。人がいなくとも耳打ちで伝える、癖がすごい会社員。

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2017.11
29
Category : Groovy & Mellow
Theme : 洋楽CDレビュー
Genre : 音楽
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 AIスピーカーも注目の今日このごろ。この前、ニュースを見てるとバク転して着地するロボットまで出てきて、なんか恐ろしくなりました。人間より少し劣るならまだ可愛げがあるものの、今後のデジタル・イノベーションは本格的に人間の仕事を代替することになりそうです。便利になることが増えていくと同時に、怠惰で無気力な人間が増えていきそうな気もします。まぁ私は元々、怠惰ですが。しかし音楽でも、楽器演奏や歌声までも、精巧なモノがおそらく10年もすると出てきそうです。それが人類にとってエエことなのかは疑問です。。。恐ろしや〜
 そんなことで人間業が研ぎ澄まされていた70年代のアナログな作品。パティ・オースティンのお見事なデビュー作で、しなやかな歌声と共に職人ミュージシャンの気持ち良いグルーヴが楽しめる名作です。冒頭の「Say You Love Me」はパティの代名詞でもあり、ミニー・リパートンの“Lovin' You”同様、癒し系オーガニック・ソウルの筆頭。ウィル・リー(b)とスティーヴ・ガッド(ds)のグルーヴも心地良しです。続く絶品メロウ「In My Life」もエリック・ゲイル(g)にリチャード・ティー(Key)のフェンダー・ローズも光る曲。柔軟なパティのヴォーカルも冴えわたります。そして、なんとも優しい「You Don't Have To Say You're Sorry」は、ロバータ・フラックにも通じる癒やしの名スロウ。パティのオリジナル作品で占められる本作で唯一のカヴァーとなるのが「More Today Than Yesterday」で、こちらもウィル・リーのグルーヴィーなベースが光ります。ノーザン・ソウル・シーンでも人気のオリジナルはThe Spiral Starecaseが69年に放ったヒット。またチャック・レイニーがこれまたグレイトなグルーヴを奏でる「Give It Time」も聴きモノで、こちらはパティがソウルフルに歌い上げます。そこからリラックス・ムードが快感な「There Is No Time」、ひたすら美しく仕上げた「What's At The End Of A Rainbow」、アンディ・ニューマークがリズム・キープする軽快グルーヴィー「This Side Of Heaven」と終盤も秀逸な流れを構築。そして最後はゴスペル・ライクな力強い歌唱も冴える「Sweet Sadie The Savior」で、さすが幼少にアポロ・シアター・デビューしただけある、迫力ある歌を聴かせます。
「やっぱり心地良い、人間味溢れるミュージシャン・サウンド。落ち着きまっせ!」
::more
2017.11
23
Category : 90's Female R&B
Theme : HIPHOP,R&B,REGGAE
Genre : 音楽
toni baby



歌よし、声よし、美貌よしと近江商人ばりの三方良しで知られるトニ・ブラクストン。 ここ数年はファミリー・アルバムや、ベイビー・フェイスとのデュエット・アルバムとなかなか素晴らしい熟女っぷりですが、この秋発表の新曲も好評で、間もなく登場となるご本人単独の新作も待たれるところ。そんなトニ嬢が不動の地位を確立したのが2ndとなる96年本作。デビュー当時から相性の良さは実証済みだったベイビー・フェイス制作曲が、1st同様に楽しめるアルバムです。セクシーで艶のある低音ヴォイスにも磨きがかかってます。
 中身はトニー・リッチ曲「Come On Over Here」からで、これが風格まで感じさせた堂々たる絶妙ミディアム。そして1stシングルとなった「You're Makin' Me High」からベイビーフェイス・ワールドの突入です。冒頭から90年代を代表するクールなR&Bの流れを見せます。続く「There's No Me Without You」がさらにベイビーフェイスらしさ満開で、童顔氏が歌っててもなんらおかしくないアノ独特の優しいメロディがしっかり堪能できます。そしてダイアン・ウォーレン作「Un-Break My Heart」。デヴィッド・フォスター印のベタベタなバラードながら、この大ヒットのお陰で大物ディーヴァの仲間入りとなりました。ブランディで名を上げたキース・クラウチも「Talking in His Sleep」で1曲組んでますがソコソコ。やはり童顔氏のソフトな感触とトニ嬢の毒っぽさが味わいが格別です。Kenny Gのサックスも冴えるバラード「How Could an Angel Break My Heart」もさることながら、「Find Me a Man」や「Let It Flow」、「Why Should I Care」あたりのズバ抜けた安定感は他に類を見ない素晴らしさ。意外とイケたR.ケリー氏が制作の「I Don't Want To」、そして忘れちゃならないのが1曲だけながらソウルショック&カーリンの制作曲となる「I love me Some Him」。ご存知、モニカの鬼名曲をも思い起こさせてくれます。シークレット・トラックとして童顔&ジョン.B作のバラード「In the Late of Night」もあり。
「女としての輝きもグッと増した、このセカンド。どの曲も自分色に染め上げます!」
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2017.11
18
Category : Funk
Theme : Soul, R&B, Funk
Genre : 音楽
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 最近、ファンクにまで食指を動かしている模様の音楽好きの我が息子。レッチリだけかと思ってたら、ZAPPや、このリック・ジェイムスまで会話に出てきてビックリしました。教えたわけでもないのに勝手に探してきて聴いてます。モータウンがMCAに身売りするまででは、最後のモータウン・スターとも言える人、リック。先輩格のテンプテーションズのリユニオンをプロデュースしてたのもこの人でした。80年前後にファンクを土台にポップなアプローチでご活躍でした。
 そんなことで全盛期はプリンスの好敵手と言われた熱きファンカー。冒頭を飾るヒット「Give It to Me Baby」はファンクなベース・リフに、シンセ、ホーンを絡めたモダン・ファンク。とにかく、これが猛烈にカッコいいです。個人的にはリックといえば、まずこの曲が浮かびます。後半に登場の「Call Me Up」もタイトなグルーヴが光る同タイプの好曲。MCハマーがサンプリングした「Super Freak」も有名で誰もが知る曲ですが、ハマーのお陰で曲自体が陳腐化した感もありました。基本、軽快なアップテンポ・ファンクがメインで「Ghetto Life」では先輩テンプテーションズも援護射撃、最後の「Below The Funk(Pass The J)」まで要所はファンクで締めます。一方で「Make Love To Me」のようなセクシャルな好ミッドもありますが、リックのヴォーカルは好みが分かれるところかも。その中で、鮮度を保って君臨するのが、スロウの「Fire and Desire」。デュエット・パートナーはTeena Marieで、曲の格上げともなる素晴らしき歌唱を披露です。
 そして新世紀になって登場したデラックス版は81年当時のライヴが丸ごと追加で、これがマジ極上の内容。「Introduction〜Ghetto Life」から失禁必至の熱さで迫ります。前作オープニングの「Big Time」、前々作から「Come Into My Life」と怒涛のファンク攻撃にオーディエンスもかなりの盛り上がりで応えます。「I'm A Sucker For Love」や「Square Biz」ではTeena Marie本人も登場する彼女の曲でのファンク攻め。「Fire It Up」、「Love Gun」、「Mary Jane」と重要曲連発で、この時期での人気が窺えるエラい盛り上がりです。「You And I」から最新ヒットだったオーラス「Give It to Me Baby」までスロウ一切なしの体力勝負。
「ロックな感覚も持ち合わせたスタイルで時代を彩ったファンク・ヒーロー。マーヴェラス!」
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2017.11
13
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 最近、エエもんが無いやないかとお嘆きの方に、これはイイ!って声を大にして言いたい企画盤が登場。素材の良い野菜や魚は、上質の塩や醤油で極上の味に仕上がるってことを見事に証明してみせた素晴らしき内容です。その主旨はアレサ・フランクリンの黄金期アトランティック時代の油が乗った歌声を素材に、現代の技術を駆使しオーケストラとのリアレンジ・コラボを実現。パティ・オースティン指揮するゴスペル・クワイアに、豪華なロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団の音を重ねたリミックス仕様で、ハッキリ言って新譜と同じ感覚で接っすることが可能な新鮮な仕上がり。もちろん仕掛け人はエルヴィスやロイ・オービソンの名曲をリフレッシュさせ成功を収めた、ニック・パトリックとドン・リードマン。今回もロンドンのアビイ・ロード・スタジオで緻密な芸術的な仕事です。オールド・ソウルの感触が苦手なリスナーにも訴求力が確実に増す、素晴らしいリボーンです。
 中身は、いきなり代表曲「Think」で若き日のアレサが現代にタイムスリップしてきて豪快にスウィングです。そして「Don't Play That Song」がさらに素晴らしき出来栄えで興奮。バカラック・ナンバー「I Say a Little Prayer」はロイヤル・フィルとの予想通りの相性の良さで、クワイアも絶品のリフォームです。スティーヴィー作の73年ヒット「Until You Come Back To Me」もこちらの方が良いのではと思ってしまう極上仕上げ。タイトル・トラックとなった71年の「A Brand New Me」、不朽の名唱「(You Make Me Feel Like) A Natural Woman」、「Oh Me Oh My」あたりも、オリジナルの良さも損なわず上品に聴かせます。“Hey Now Hey”に収録の佳曲「Angel」もイントロからして新たな感触です。また、元々ゴスペル・ライクな曲のリアレンジは冴えまくりで、エルトン・ジョンの「Border Song」、インプレッションズPeople Get Ready」なども新鮮な響き。特にビートルズの「Let It Be」はポールも喜ぶに違いない弦と管、クワイアがミルフィーユ状態で豊かな味わいを生み出す見事な出来栄え。終盤も、よりゴスペル・チックでこれまた絶品と言うしか無い「You're All I Need To Get By」から「Son Of A Preacher Man」を経て代名詞のジャンプ・ナンバー「Respect」で鮮やかなフィニッシュ。こういうプロフェッショナルな仕事の音こそが次世代のボトムアップにも繋がると確信です。
「予想以上にウケて、続々登場のロイヤル・フィル企画。またアレサが新たなユーズド・ビジネスを推進です!」
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2017.11
09
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  殆どの曲がメジャーKey、ご陽気で人の心にも優しいニューオリンズのファットマン。数年前のトリビュート盤でもそうでしたが、後進のミュージシャンにも愛され続けた男です。包容力の声は癒やし効果も抜群で、まさにオーガニック・ヒーリングR&B。近々、89歳にして往生されました。想像ですが最後までにこやかな笑顔であったに違いありません。ロックンロールの元祖とも言われ、ブギウギ・ピアノを楽しそうに弾きながら、鍵盤から右マイクに向いて歌うスタイルはなんとも微笑ましいものでした。このインペリアル時代のファッツ・ドミノ全盛期シングル集は、デイヴ・バーソロミューとの協業でヒットを最も量産した時期のもの。配信ながら決定版と言えます。アメリカ・チャートのヒットの数でもベスト10に入る偉業を持った巨星です。しかしながら、近所にいたら安心な感じのオッサン的親近感も好感度抜群でした。
 もちろん中身は親しみやすくカッコいいR&Bのオンパレード。1949年リリースのデビュー曲「Detroit City Blues」はオーソドックスなブルース・スタイルながら、B面収録だったゴキゲンなブギウギ「The Fat Man」がヒット。54年「You Done Me Wrong」、55年「All By Myself」に「I Can't Go On」、56年「Bo Weevil」、「When My Dreamboat Comes Home」とグレイト極まりないノリ抜群のニューオリンズ・スタイルで聴かせます。この流れで最高傑作と言いたいのが57年「I'm Walkin'」。名ドラマー、アール・パーマーのスネアさばきも絶品のニューオリンズ・ビートが炸裂です。この後も58年「Don't You Know I Love You」に「Little Mary」、「Whole Lotta Lovin'」、59年「Be My Guest」など名曲がドンドン登場です。極上のシャッフル・ビートでファッツも最高のノリで魅せる53年の「Please Don't Leave Me」に「Rose Mary」、54年の「I Know」なんかも最高。そして誰もが知る55年の大ヒット「Ain't That a Shame」で圧倒的な名声も確立です。多くの人に愛された56年ヒット「I'm in Love Again」、日本でもスタンダード“青空”として有名な「My Blue Heaven」のファッツ版もグレイト。おおらかなミディアム〜スロウR&Bも代名詞で52年「Goin' Home」や「Poor Poor Me」、53年「Going to the River」も良いですが、40年代曲のカヴァーで56年の大ヒット「Blueberry Hill」が最も有名で、ファッツの歌唱でスタンダードとなってます。ゆったり韻を踏むのがたまらん代表曲。続いてリリースのスマイリー・ルイス・カヴァー「Blue Monday」も負けず劣らずの名演。ポール・マッカートニーも演ってた「I Want to Walk You Home」や60年「Walking to New Orleans」も味わい深し。50年代も後半になるとストリングスや女性コーラス入りの甘い曲なんかもこなしてますが、「I'm Ready」や「Be My Guest」、61年「Let the Four Winds Blow」、ファッツ版の「Jambalaya」など快調そのもので、極上のブギウギが堪能できます。
「元気が出る音楽といえばファッツ。天国でもご陽気に!」
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