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音系戯言

偏見に満ちた音楽観をだらだらレビュー。 あくまで保有音源整理の為と、自己満足備忘録。黒人系(R&B・SOUL・Hip Hop)とロック中心。リアルな音はココにある!!

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ezee イージー

  • Author:ezee イージー
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2017.10
25
Category : East Coast
Theme : HIPHOP,R&B,REGGAE
Genre : 音楽
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 さぁ、やってきました! 時代を無視して我道を邁進し続けるヒップ・ホップ集団、ウータン・クラン。法的な問題で不参加となったU-GodにGZA(←残念)がいないこともあってWu-Tang名義となったものの、準メンバー・クラスやゲストも迎え前作から約3年ぶりにアノ音をリリースです。自分と同世代ってこともあって、つい応援しちゃいます。EMDとか、クランクとか時代とともに彩るトレンドのビートに一切目もくれず、マスマティックス(DJ)とRZAでしっかりヒップ・ホップ黄金期のローファイな音を頑固に継続です。
 まず冒頭の「Wu-Tang The Saga Continues Intro」で総帥RZAの声が聴こえてきて、よっしゃとなります。Inspectah Deckと、今やグループにとって親戚みたいなRedmanでリレーする「Lesson Learn'd」は良い意味で1stに入っててもおかしくない質感。思わずニヤけてまいます。塩コショウをしっかり利かすフロウでRaekwonが存在感を示す「Fast And Furious」、人気者Method Manの仕切りで一気にWu感覚が増す「If Time is Money」に、Chris RiversKillah Priestも加わった「Frozen」と、頼もしいトラックが続きます。そしてボトムの効いたビートにGhostface Killahが登場の「Pearl Harbor」、リード・カットでRedman & Wu-Tang Clan名義の「People」ではThe Diplomatsの“I've Got the Kind of Love”を下敷きにソウルフルにWuワールドが爆裂です。ココではMasta Killaのフロウもしっかり聴けます。メロウな感触でRZAが支配する「Why Why Why」なんかも70'sサウンド・トラック的な雰囲気がたまりません。Streetlifeも加わった、もうひとつのWu-Tang Clan名義「If What You Say Is True」ではお馴染みの少林寺サンプリングに緊張感が走るナイス・トラック。終盤ハイライトは、兄弟仁義のMethod Man & Redmanがかます「Hood Go Bang!」から、クールなピアノ・ループでGhostface Killah、RZA、Cappadonnaがリレーする「My Only One」。魅力である不穏でハードボイルドなループが冴え渡り、嬉しくなります。コレですわ、コレ! で、最後は「Outro」でRZAがビシっと〆です。
「20年前にリリースされたと言われれば間違いなく信じてしまう音。ウータン・ワールド、未だ崩れず!」
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2017.10
20
Category : Atlantic, Stax
Theme : Soul, R&B, Funk
Genre : 音楽
bigs.jpg Jean Kight



  ニューオリンズの音楽制作者で重要人物といえば、ウォーデル・ケザーク。初期マラコ・レコードの立役者でもありますが、マラコが弱小だったころはアトランティックやスタックスが配給していて、その頃の名仕事がみんな大好き「Mr. Big Stuff」。もうヒップ・ホップ初期からサンプリングされまくりの激ナイス・グルーヴで、レディ・ソウル“ジーン・ナイト”の特大ヒットです。ハリのあるハスキー・ヴォイスもかっこよくて、もう何枚もアルバムがあるのかと思えば、70年代は本作のみ。ちなみにジャケットのファットな人がジーンではありません。適度なファンキーさが相性良好ですが、サザン・ソウルとしても絶品で、ずっと浸りたくなる気持ちエエ風呂のような魅力に溢れてます。
 やはり目立つのが「Mr. Big Stuff」系のファンキーなハネもんで、ガチガチのファンクでもなくユルいニューオリンズ・テイストってとこが心地良いです。これまたナイス・グルーヴな「Don’t Talk About Jody」や「Take Him」、「Call Me Your Fool If You Want To」あたりが同系の曲となっていて、なかでも「You City Slicker」はBig Stuffのパート2みたいな趣き。そしてたまらんのが、泣きのスロウ「Why I Keep Living These Memories」。これはサザン・ソウル・マナーに則ってジーンが感情たっぷりに歌い上げてくれてます。「A Little Bit Of Something」や「Think It Over」なんかもナカナカ素晴らしく、ディープ・ソウルの類でもトップクラスと言っていい高品質さ。また“街の灯り”系の哀愁ミディアムも冴えていて、「One-Way Ticket To Nowhere」は聴き逃せない曲。最後は「Your Six-Bit Change」で、サム&デイヴ的なノーマルなジャンプ・ナンバーで〆。
 そして現行仕様はこの後にリリースのスタックス・シングルが追加。72年の「Do Me」、「Helping Man」、「You Think You're Hot Stuff」なんかの南部仕様のマディでゆったりしたファンク・テイストはやっぱり安定感あります。本作がお気に入りならば、さらに別盤ですがジャッキー・ウィルソンのカヴァーとかも演ってる60年代の初期録音も結構イケてます。
「聴き出すと気持ち良すぎて聴き入ってしまう南部産。これも重要作です!」
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2017.10
14
Category : Man's World
Theme : 本日のCD・レコード
Genre : 音楽
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 ラスト・ダンスと題された意味深なタイトルで久々にライヴ・ツアーをしてくれたショーケン。今回は大阪ナンバにて参戦です!怪鳥ロプロス声も連発でしたが、幾分落ち着いた地声も聴かせてくれて、そこはまたシビれさせてくれました。大名曲シャララテンダーナイトハロー・マイ・ジェラシーなんかは鳥肌モンのパフォーマンスを見せてくれましたヨ。さすがです!そして待望だったアルファ・ムーン時代の音源もリマスターされて再リリースです。なんといっても、この時期の聴きどころは語り草ともなった読売ランド・イーストでのアンドレー・マルロー・バンド初のスタジオ録音となったのが本作です。DONJUANロックンロール・バンドの渋いノリも素晴らしかったですが、こっちでの活気溢れるパフォーマンスも最高です。人々を魅了したレインボー・ヴォイスは好不調の波が激しかったものの、従来の落ち着いたつくりのスタジオ作から、ライヴっぽい荒さも導入した充実作でした。
 アルバムは骨太いロック・ナンバー「Gimme Your Love」で勢い良く始まります。そしてアンドレー・マルロー・バンドとの協業が最大の成果となった傑作「Gambler」で一気に掴みます。ファンキーなアンサンブルに、語りも加えたエキセントリックな歌唱が見事にマッチ。80年代、絶好調だったショーケンがしっかり音源に刻み込まれてます。続いて、ストレートなR&R「No Problem」、アーシーでソウルっぽい「」、ポップなテイストも見せた「See Saw」と、盟友速水清司の曲が3連発も嬉しいところ。後半はバンドの要だった井上堯之の曲が続きます。中でも有名なのが、近藤真彦のカヴァーもヒットした井上堯之作品「愚か者よ」で、印象的なメロディ含め素晴らしき曲。ラフなR&Rナンバー「P-Cat」、ミッキー吉野のピアノも光るファンキー・テイスト「影子」と来て、ラストはショーケン&速水コンビのソング・ライティングで魅せるドラマティックな大作「Famous Guy」で〆。今回のリイシューでシングルB面曲でメロウな小品「めぐり逢い」、87年の名作シングル「桜子」、「」も追加収録です。
「永遠の不良少年、ショーケン。まだまだ頼んまっせ!」
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2017.10
09
Category : Groovy & Mellow
Theme : 洋楽CDレビュー
Genre : 音楽
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 子供の頃、何がいったい凄いのか分からんかったのがクインシー・ジョーンズ。表層しか見てなかったので、プロデューサーって存在も単なる裏方くらいしか思ってなくて、パフォーマーが一番偉いと思ってましたから。マイケル・ジャクソンのプロデューサーやって言われてもピンと来ず、We Are The Worldを仕切ったっていってもダン池田(←古い)みたいなもんやと思ってました。オールスター集結のアルバムのリーダー・アルバムなんかも、宴会好きのオッサン幹事みたいな認識。ですが、数々のジャズ〜フュージョン〜ソウルでの功績を眺めると、スコア・アレンジを主体としたプロデュース&リーダー作品のクオリティの高さに驚愕します。ただのご意見番やと思ってた私がアホでした。“愛のコリーダ”みたいなディスコ・ソウルもイイですが、グルーヴィーなフュージョン・ソウル期も絶品です。
 そんなことで、この74年作。なんといってもメロウ・ソウル傑作「If I Ever Lose This Heaven」です。ナンシー・ウィルソンの素晴らしいカヴァーで知りましたが、Mimiこと宮本典子、アヴェレージ・ホワイト・バンド、G.C.キャメロンもエエ感じでカヴァーしてます。作者でもあるリオン・ウェアと、歌姫ミニー・リパートン、アル・ジャロウで歌われていて、張り詰めたAメロと開放感に満ちたサビの対比が美味しすぎます。バックでしれっと流れる流麗なギターは、やはり必殺仕事人デヴィッド・T・ウォーカー。そっちにも耳を奪われる、なんとも贅沢な料理です。きっかけはコノ曲でしたが、他も聴きどころ満載で、冒頭のタイトル曲でルーファス&チャカも演った「Body Heat」、「One Track Mind」もリオン・ウェアとのコラボ作品でエロいグルーヴが心地良し。クインシーとデイヴ・グルージンの共作「Boogie Joe the Grinder」でのアーシーなファンクもたまらんグルーヴです。ノーマン・ホイットフィールド期のテンプス・ファンクみたいな「Soul Saga (Song of the Buffalo Soldier)」、ベナード・アイグナーの美しいスロウ「Everything Must Change」など、他もソウル・モードに移行した歌ものがメインとなってます。Valdyってシンガーのカヴァーで、右トラックから聴こえるデヴィッド・T・ウォーカーにシビれる「Just a Man」も激メロウでイケてます。アート・ブレイキーで有名なジャズ・スタンダード「Along Came Betty」は唯一のインストでメロウに調理。リラックスした感じながら気品を感じる仕上がり。
「旬の素材、職人を起用して自分のサウンドを最良の環境で表現したマエストロ。レベル高すぎ!」
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2017.10
04
Category : Roots Rock
Theme : 洋楽ロック
Genre : 音楽
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  トム・ペティが急逝。66歳というと、今の時代ちょっと早すぎです。ブルース・スプリングスティーンなんかと同様にアメリカン・ロックの代表選手である人です。先月25日までバンドで40周年ツアーをやってたばかり。。最近も現役バリバリでハートブレイカーズと共にアルバムも出してたのに、すごく残念です。今年はJ.ガイルズといいアメリカのロックを輝かせた立役者が次々にこの世を後にして寂しい限り。トムに関しては、ティーンの時に慣れ親しみ“You Got Lucky”や“Jammin' Me”とか大好きで、カーステでもよくチョイスして聴かせてもらった人。最近はあまり聴いてませんでしたが、追悼の気持ちで代表作を振り返りです。
 そんなことでこの名作は、バンドのブレイク・アルバム。ビリーのグラス・ハウスなんかと同じ頃で間違いなくアメリカン・ロック最盛期を代表する名作。私も少し遅れて中学の時、カセットで聴きました。なんの予備知識も無く、バンド名がカッコええってだけでトライでしたが、冒頭2曲の素晴らしさで“ずっと聴くべきバンド”と刷り込み。それが「Refugee」に「Here Comes My Girl」です。デビューからのギタリストで盟友のマイク・キャンベルと共に書かれたこの傑作。トムの粘っこく鼻にかかったような個性的な声もビシャっとハマります。シャープなボブ・ディランのような感じだったり、セクシーで力強くもある声はミック・ジャガー的でもあったりで、サウンドもストーンズやバーズ等の影響下で魅力を最大限に凝縮してくれたのが、この2曲でした。また本作には、キャッチーなシングル・ヒット「Don't Do Me Like That」も含まれてます。強力なR&Rタイプの曲も目白押しで、ポップな感覚も秀逸な「Shadow of a Doubt」、マイクのスライドGにベンモント・テンチのピアノも転がる「What Are You Doin' in My Life」あたりも本作を象徴するグレイト・ナンバー。最後はボニー・タイラーもカヴァーした哀愁あふれる「Louisiana Rain」で〆です。
 現在のデラックス仕様は、本作セッションのボツ曲ながら良い曲「Nowhere」、「Surrender」、シングルB面曲「Casa Dega」、「It's Rainin' Again」や、エディ・コクランの絶品カヴァー「Somethin' Else」含むの80年ロンドン・ライヴ3曲、別テイクの「Refugee (Alternate Take)」やらもあって、さらに楽しめる内容です。
「リッケンバッカーを最もカッコよく抱えた男、トム・ペティ。ええ音楽をありがとう。R.I.P.」
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2017.10
01
Category : Motown
Theme : 女性アーティスト
Genre : 音楽
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60年代前半、ビートルズを突破口に世界に広がったマージー・ビート。そもそもアメリカのロックン・ロールやR&Bをルーツに持ったイギリスのロック・グループでしたが、それを本場モータウンのスプリームスが逆輸入したようなのが本作。この64年、ダイアナ・ロスをフロントに据え“Where Did Our Love Go”に“Baby Love”と特大ホームランを放ち人気グループとなったスプリームスが間髪入れずにリリースした企画アルバムです。今も昔もあるカヴァー曲で構成された安易なアルバムっていえばそれまでですが、元々モータウンに影響を受けたようなUKグループの曲がヒッツヴィル・サウンドで聴けるってのが楽しい作品です。
 まず登場が「How Do You Do It」。ジェリー&ザ・ペースメイカーズの曲で、元々ビートルズのデビュー曲候補でもあった曲。ポール・マッカートニー作でピーター&ゴードン「A World Without Love」、アニマルズがヒットさせた「House Of The Rising Sun」と優等生らしくソツなくこなします。前半のハイライトはやっぱビートルズA Hard Days Night」。原曲には無いコケティッシュな感じに、麗しいサビの女3声ハーモニーはなかなかシビれさせてくれます。デイヴ・クラーク・ファイヴ「Because」に続いては、ミラクルズYou've Really Got A Hold On Me」。ここらは原曲自体がモータウンですが、ビートルズが2ndで世界に広めたので逆カヴァーとなっていて面白いです。「Do You Love Me」も同様でUKグループが好んで演った曲ですが、オリジナルはモータウンのコントゥアーズ。しかし聴きモノは、原曲が良いからか単に相性が良いだけなのか分かりませんが、やっぱビートルズ・カヴァーです。元々黒っぽいテイスト満々だった「You Can't Do That」、コーラスもクールに仕上げた「Can't Buy Me Love」あたりは会心の仕上がり。ただ「I Want To Hold Your Hand」は無難でしょーもない感じです。最後はデイヴ・クラーク・ファイヴ「Bits and Pieces」で〆。
「あらゆる企画モノも、ガンガンこなしたスプリームス。器用な3人組です!」
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