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音系戯言

偏見に満ちた音楽観をだらだらレビュー。 あくまで保有音源整理の為と、自己満足備忘録。黒人系(R&B・SOUL・Hip Hop)とロック中心。リアルな音はココにある!!

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ezee イージー

  • Author:ezee イージー
  • 男アラフィフ。人がいなくとも耳打ちで伝える、癖がすごい会社員。

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2017.09
25
Category : 60's UK Beat
Theme : 洋楽ロック
Genre : 音楽
TheBeatles_Anthology1.jpg



 今から20年ほど前、かなり評判となったビートルズのアンソロジー・プロジェクト。それというのも驚愕となった「Free as a Bird」なる新曲が収録されたから。勿論ジョンはすでにいなかったので、ジョンの残した77年のデモ・テープに、ポール、ジョージ、リンゴの3人がオーバーダブを施し、ジェフ・リンが手を貸して仕上げたシロモノ。斜に構えることなく聴くと、ほんとイイ曲です。ジョンのヴォーカルからポールのブリッジ部分、ジョージのスライドと、90年代にビートルズが現役だったらこんな感じだったかも、と想像できそうな優しいメロディです。
 目玉の新曲以外は歴史を追った資料的内容で、ビートルズを全て聴き尽くした人向きのマニアックで掘り下げたもの。過去にブートレッグ等で有名な音源だったらしい音も多数収録です。The Quarry Men(ビートルズの前身)による58年のSP録音で、手本としていたというバディ・ホリーThat'll Be The Day」から始まり、スチュアート・サトクリフがベースでいた頃のホーム・レコーディングや、トニー・シェリダンのバック・バンド時代と下積み時代の音源がピックアップされて聴けます。シェリダンとの「My Bonnie」や、ジョンのVoで聴けるジーン・ヴィンセントAin't She Sweet」あたりは音も良くてカッコいい演奏。そしていよいよ62年1月のデッカ・オーディション音源で、お得意コースターズの「Searchin'」に「Three Cool Cats」、ポールの「Like Dreamers Do」、ジョンの「Hello Little Girl」と、ほぼ1stと地続きの演奏。デビューきっかけとなる6月パーロフォン・オーディションではジョン、ポール、ジョージにピート・ベストがドラムで、レパートリーだった「Besame Mucho」に、デビュー曲となる「Love Me Do」が登場。そしてデビュー決定となり、リンゴが参加となった「How Do You Do It?」、アンディ・ホワイトが叩いた「Please Please Me」、「One After 909」の初期ヴァージョン、放送用音源でのカール・パーキンスLend Me Your Comb」と続きますが、白眉は63年ストックホルムでのラジオ・ライヴ5曲。ここでの「I Saw Her Standing There」、「From Me To You」、「Money」、「You Really Got A Hold On Me」、「Roll Over Beethoven」は4人が強靭なR&Rバンドであった裏付ける必須パフォーマンス。後半はイギリス王室コンサート、コメディ番組“マーカム&ワイズ・ショウ”、エド・サリヴァン・ショー等のライヴ・テイクからの収録が続きます。そしてグッと耳を惹きつけるのが3rdでのセッション。R&B度を増した「Can't Buy Me Love」や「You Can't Do That」の別テイク、「And I Love Her」のバンド感溢れる初期テイクなど、素晴らしき演奏です。TV特番アラウンド・ザ・ビートルズでの「Long Tall Sally」、アイズレーBrosShout」なんかも迫力ある演奏で必須です。ジョージの未発表曲「You Know What To Do」に続いては、大好きな“フォー・セール”セッションで〆。別テイクの「Eight Days A Week」、激熱の「Kansas City/ Hey! Hey! Hey! Hey!」、お蔵入りとなったリトル・ウィリー・ジョンのカヴァー「Leave My Kitten Alone」はクオリティの高い演奏で興奮必至。
「資料価値以上の聴き逃せない熱い演奏もあり。R&Rファンはスルー厳禁!」
::more
2017.09
15
Category : Rolling Stones
Theme : 洋楽ロック
Genre : 音楽
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ジャネーの法則やないですが、当時やたら長く感じた3年間だったミックとキースの確執によるストーンズ休止期間。本当にもう新作は聴けないと半分あきらめてた、私もまだ10代後半の頃。時代はちょうどレコードからCD普及期に突入したって感じの中、待望の復活宣言の後に登場したアルバム。ここから無事にツアー活動も再開し、ビルもいた5人のストーンズは狂喜乱舞の初来日へと続きます。そんなこともあり、お祭り騒ぎの中で神輿に乗ったような本作でしたが、楽曲の充実も素晴らしいものでした。
 冒頭のオープンGリフからしてストーンズらしさ満開の展開に、全人類がハイタッチした「Sad Sad Sad」が力強く鳴り響きます。ソロ・アルバムも良かったけど、やっぱミックのホーム・グラウンドはここなんやと感じさせるには充分すぎるR&Rです。そして復活の象徴のように流れていた1stシングル「Mixed Emotions」。この曲も王道的なストーンズ節ですが、歌詞も含めなかなか泣けます。PVでのキースとミックの笑顔にもホッとしたもんでした。この辺りの、ファンの欲求にど真ん中ストライクで応えた曲も嬉しかったのに加え、さらなるハイライトが確執中にグレイトなソロ作を仕上げたキースの2曲。歌唱も間違いなくグレード・アップしていて、表情豊かなヴォーカルもカッコいい「Can't Be Seen」に、メンフィス・ソウル・バラードのような名曲「Slipping Away」は甲乙つけ難く、まさにソロ・アルバムでの成果。後者は先日スタートした2017ヨーロッパ・ツアーでもセット・リストに入ってます! ここらが突出して、よく聴きましたが全体もなかなか好感です。ミックが歌ったスロウ「Almost Hear You Sigh」も実はキースがソロ作で演ろうとしていた曲。ただシャープなGカッティングも一本調子で中途半端な「Terrifying」や、人気曲ながらストーンズっぽくない「Rock and a Hard Place」など、ファンクもどき系がやや不調なのが少し残念なとこです。ただバンドの復調をしっかり感じさせる、お馴染みのカントリー・テイスト「Blinded By Love」、ミックのハーモニカも冴えるブルース・テイスト「Break the Spell」、東京ドームの興奮も思い出すエスニックな「Continental Drift」など、チャレンジングな名演も入ってるのが嬉しいところ。
「80年代最後にして次への再出発となった5人組。なかなかのツンデレでしたヨ」
::more
2017.09
10
Category : Funk
Theme : Soul, R&B, Funk
Genre : 音楽
220px-Kool_and_the_Gang1969.jpg



今やチョチョイのチョイで初期のカタログまで簡単にリーチできるクール&ザ・ギャング。ニュージャージー出身の今も活動を続ける息の長いバンドです。J.T.テイラーがシンガーでいた頃が一番メジャーだったのは異論なしですが、実は泥臭いファンク・バンドだったのは黒音ファンでは周知の通り。全盛期に負けず劣らずカッコいいのがこの初期の激ファンクだった頃で、このデビュー作ではインスト中心でヴォーカル・ナンバーは殆ど無し。
 本デビュー作はなかなか演奏主体のイナたい演奏が全編満喫できます。が、しかしながら最も注目のナンバーは同時期のシングル曲「Let The Music Take Your Mind」。今ではこのデビュー作にボーナス・トラックで必ず漏れなく、くっついてます。この曲はヴォーカル曲で、まぁコレほどまでにカッコいいファンク・ナンバーは探してもなかなか出てきません。この時代ですので、もちろんJ.B.の影響下にあるファンクって感じなのですが、絶妙のストリート感覚、切れ込み抜群のホーン・セクション、シャープに切り刻むGカッティング、グルーヴをしっかり支えるベースと、完璧なファンク曲に仕上げ。何回、繰り返し聴いてもアドレナリン爆裂の凄まじい魔力を持ったファンクをここで提示してくれてます。ブルーノートのグラント・グリーンもカヴァーしていて、こちらもクールな名演。本編となる元々の収録の、インストの9曲も、なかなか楽しめます。彼等の原点とも言えるバンド名であるタイトル曲「Kool & The Gang」や、ボ・ディドリー・フレーズも引用の「The Gang's Back Again」、ファンク・インクのカヴァーも有名な「Kool's Back Again」あたりは、垢抜けない様相ながらナイス・グルーヴで押し通すファンク。JB'sにも匹敵の「Give It Up」や、タイトゥン・アップなグルーヴ「Chocolate Buttermilk」も実にクール。ん〜シビれる。グルーヴはミーターズにも負けず劣らず。またチルアウトなテンプテーションズの歌抜きカヴァー「Since I Lost My Baby」や「Breeze & Soul」あたりはホッコリです。
「老舗ファンク・バンドの原点。洗練前のギャングも必須です!」
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2017.09
03
Category : 50's Pioneers
Theme : 洋楽CDレビュー
Genre : 音楽
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 男性のドゥーワップ・グループが多く活躍した50年代、意外と少ないのがガール・グループ。60年代はモータウンはじめ胸ときめくガールズの音が沢山聴けますが、50年代といえばシャンテルズ。ティーン・エイジャーで構成されたグループで、リード・シンガーのアーリーン・スミスの切なくも力強い歌声、イナたいコーラスが何とも魅力です。フィル・スペクターのクリスタルズロネッツ、モータウンのスプリームスマーヴェレッツなんかの原型ともいえる音で、好きもんにはたまらん感触。以前、スリー・ディグリーズの“Maybe”に打ちのめされ、なにかの時にコノ曲はカヴァーだって知って、原曲を聴きたくなり辿り着いたのがこの5人組でした。N.Y.ブロンクスの出身でありながら、ちょっとアーシーで、ルース・ブラウンなんかのテイストも感じさせるゴスペルチックなアーリーンの歌唱が素晴らしいです。
 大ヒットで永遠の名曲「Maybe」は、切ない乙女心を完璧に表現した素晴らしき胸キュン・バラッド。夏の終わりにグッと染み入ります。これを中心にシングルとなった曲をずらっと並べたデビュー・アルバム。ティーンのグループらしいポップな「Come My Little Baby」もありますが、メインは3連系の甘くて酸っぱいバラード、ミディアムが中心。同じような構成の曲もあったりしますが、どれもが結構な高品質でファースト・ヒットの「He's Gone」はじめ、「I Love You So」、「Every Night」、「Sure Of Love」、「If You Try」とアーリーンの名唱が光るスロウがこれでもかと収録。なかでも「Prayee」、「How Could You Call It Off」はツボをしっかり突いてくれる素晴らしき名曲で、60年代ソウルへの架け橋を感じさせます。とにかく曲作りまで手掛けるアーリーンの活躍が光ります。フィル・スペクターが目指したスタイルの源流がしっかり感じとれます。
「ソウル系ガール・グループのパイオニア。それはシャンテルズです!」
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