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音系戯言

偏見に満ちた音楽観をだらだらレビュー。 あくまで保有音源整理の為と、自己満足備忘録。黒人系(R&B・SOUL・Hip Hop)とロック中心。リアルな音はココにある!!

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ezee イージー

  • Author:ezee イージー
  • 男アラフィフ。人がいなくとも耳打ちで伝える、癖がすごい会社員。

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2017.06
28
Category : Mainstream
Theme : 洋楽ロック
Genre : 音楽
takin st

 梅雨時はカラッと米西海岸のロック、ドゥービーBros。最高傑作はやっぱ“Listen To The Music”なのですが、負けず劣らずの名曲で異様なくらいのクオリティと感じるのがマイケル・マクドナルド期の“What a Fool Believes”や、本作の“Takin' It to the Streets”。元々、泥臭くも黒っぽいフィーリングもバッチリ持ったバンドですが、より都会的なソウル・テイストにシフトしだした分岐点的アルバムが本作。
 中身は、ヒット曲“Long Train Runnin'”をさらに洗練させたようなファンキーなナンバー「Wheels Of Fortune」でスタート。パット・シモンズとトム・ジョンストンがヴォーカルを分け合い、ジョン・ハートマンと、ゲスト参加のリトル・フィート、リッチー・ヘイワードがツイン・ドラムでタイトなビートを刻みます。しかし何といっても猛烈にカッコいいのが「Takin' It to the Streets」。本作から新加入でドゥービーの顔ともなったヴォーカル&鍵盤のマイケル、才能爆裂の傑作です。まるで田舎町にトレンディなビルが建ったような感覚ですが、間違いなくマイケル・マクドナルドの初打席場外ホームラン。こういう曲は逆立ちしてもなかなか作れません。後にソロ・アルバムでもセルフ・カヴァーした「Losin' End」、カーリー・サイモンもヒットさせた「It Keeps You Runnin'」といい、マイケルのスマートな曲作りで新風を送りこみます。一方で、パット・シモンズ作では初期のテイストを発展させたようなアメリカン・ロックなナンバー「8Th Avenue Shuffle」や、マリア・マルダーの声も聴こえるファンキーな逸品「Rio」など、進化していく新ドゥービーズの姿も見せます。マイケルの加入は確実にバンドに新鮮さをもたらしています。器用なギター・ワークで絡むジェフ・バクスターの貢献も見逃せません。グルーヴ・メイカー・ベーシストのタイラン・ポーター作で自らヴォーカルもとる「For Someone Special」は、ブルージーな味わい。マイケルのエレピもエエ感じです。またトム・ジョンストンが自ら歌い意地を見せた「Turn It Roose」は豪快な初期っぽいロック・ナンバー。やはりこの味も捨て難い良さですが、本作の中ではやや異色に映ってしまいます。ラストのパット、マイケル、ジェフ共作の「Carry Me Away」はマイケルが60s ソウル風にゆったりと歌ってます。
「移行期ゆえのバラエティ豊かさが奏功。ドゥービー印の看板がさらに光りました!」
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2017.06
22
Category : Southern & Deep
Theme : Soul, R&B, Funk
Genre : 音楽
rozetta.jpg

 なぜソウル・ファンがシングル盤まで深追いするのか?といった行動がおおいに理解できるのがアラバマのレディ・ソウル、ロゼッタ・ジョンソンの名曲。こんなに表現豊かで味わい深さがあるにもかかわらず、活躍当時の70年代にアルバムが出せなかった人です。私もKentの“Hotlanta Soul”やRhinoの編集盤で知った人で、すぐに単独で聴きたいと思わせる魅力でした。時が経ち70年代の録音を集めたSoulscape盤が出てこれぞ決定版と思っていましたが、まさにコンプリートに相応しい新装版といえるのが昨年に登場したこちら。これは全国のサザン・ソウル・ファン8000万人が万歳三唱した最強盤です。
 中身は、70年代クリントン・レーベル時代のシングルが中心。名匠サム・ディーズが多くの作品を手掛けていて、ロゼッタのハスキー・ヴォイスとも抜群の相性を見せます。まずバラード「I've Come Too Far With You (To Turn Back Now)」の素晴らしさにノックアウト必至。当時は出されなかったモノで、Kentの編集盤で初めて聴いて一目惚れした曲ですが、今回はAlternate Version含め2種も聴けて満足度向上です。70年代のシングル曲となる「A Woman's Way」、「Who Are You Gonna Love」、「Holding the Losing Hand」、「To Love Somebody」、「How Can You Lose Something You Never Had」あたりのゆったりした中で堂々たる歌いっぷりの名演はどれも甲乙つけ難し。フレデリック・ナイトが制作にあたったスロウ「It's Been So Nice」あたりも激グレイトです。一方、リズムナンバーも総じてレベルが高く、「You Better Keep What You Got」はじめ、今回2ヴァージョン収録の「I Can Feel My Love Coming Down」、「Chanined And Bound」など粒揃い。中でもフェイム時代のキャンディ・ステイトンに匹敵するハイレベルな「Can't You Just See Me」なんか群を抜いた素晴らしさ。後にグウェン・マックレイが歌ったオリジナル「Early Morning Love」もマイアミのTKっぽいポップな感触で絶品です。これらに加えキャリア初期、アトランティック系の編集盤で聴けた65年のJessica時代の2曲「That Hurts」と「It's Nice To Know」に加え、60年代前半のwith The Organettes名義の「Willow Weep For Me」、「I Understand My Man」とブルージーな初期録音まで網羅しています。
「梅雨の夜長、じっくり味わいたいディープ・ソウル。集中して聴くべし!」
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2017.06
13
Category : Rolling Stones
Theme : 洋楽ロック
Genre : 音楽
ladies RS

 数年前、73年のブリュッセル公演のアーカイヴ音源がオフィシャルで出回り結構な評判でしたが、今度は72年のテキサス公演を映画化した“Ladies & Gentlemen”がCDや配信でも登場のストーンズ。ファンによっては最強ライヴの時期ともいわれる72年北米ツアー。これでミック・テイラー時代のライヴ盤が最初の69年“Get Yer Ya-Ya's Out!”、71年の“Sticky Deluxe Edition Leeds Live”に“The Marquee Club Live”も含めると、なんと5種も聴けることになってます。ブートレグ時代はもう昔ですわ。昨年末に新譜も出たけど、今度は油の乗った若き日の音源。なんやかんやとええタイミングで刺激してくれます!
 “Exile On Main Street”の発売後となるメンバーは5人に加え、ニッキー・ホプキンスのピアノ、ボビー・キーズ&ジム・プライスのホーンという体制。オープニングの「Brown Sugar」から「Bitch」と勢い良く、スタート。「Gimme Shelter」なんかは女性コーラスは無いけど、ミック・テイラーのぶっといギブソン・サウンドがグイグイ絡んで盛り上げます。続く「Dead Flowers」でもスワンピー・ストーンズが存分に味わえますが、テイラー&キースのかっちりした分業ギターが実は演奏をタイトに引き締めてます。やはりウッディとのコンビ以降はグダグダの絡み(←賛辞)がウリですが、きっちり演るストーンズもイイです。今ではミックも休憩タイムとなるキースの「Happy」もマイクを分け合う熱演。テイラー期の最高傑作「Tumbling Dice」を披露した後は、テイラーのスライドも渋い「Love in Vain」、ボビーのサックスも最高な「Sweet Virginia」とルーツ・ミュージック系で聴かせます。そして山場となるのは大作「You Can't Always Get What You Want」、迫力の「All Down The Line」、12分の熱演「Midnight Rambler」。そのあとは怒涛のロックン・ロール攻撃で昇天コースです。デビュー当時にも演ってたチャック・ベリーBye Bye Johnny」、「Rip This Joint」、「Jumpin' Jack Flash」と容赦なしです。そしてオーラスは人気曲「Street Fighting Man」でテンポも上げながらヒートアップで大団円。
「ミック・テイラー期アーカイヴの最高峰と言える熱いパフォーマンス。評判どおりの良いライヴです!」
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2017.06
11
Category : Beat + R&R
Theme : 本日のCD・レコード
Genre : 音楽
51G-NxRAh2L.jpg



 永遠など無いとは分かっていますが、残念なことにアナーキーの逸見泰成(マリ)が永眠。来月には復活ライブの予定もあったようなのに、、。自分にとっては中学生、音楽を真剣に聴くようになった頃からのロック・スターだったのでショックです。日本パンクの草分け的バンドで、反抗的な感じ、オトナへの不満をブチまけた歌詞、分かりやすいサウンドもあって結構な人気バンドでした。とはいえ、仲野シゲルも言ってるように、純粋にパンク・バンドみたいなのはこの3枚目までで、どんどん色んなサウンドを吸収してザ・ロック・バンドへと発展したのは、音楽好きのアラフィフなら周知の通り。本作もヒットしましたが、シゲルによるとココからメンバー間で少しギクシャクしだしたそう。全員で突っ走ってたパンク期から、音楽的に変化しだしてマリは孤立していったようです。なんせ中1くらいの時、出てすぐ買った本作。当時、よく聴いた思い出深きアルバムです。
 中身は、初の海外ロンドン録音っていう注目作でした。レコードに針を落として、すぐに勢い良く飛び出してくるのが「アナーキー・シティ」。もう期待通りのアップ・テンポで、全国のロック・キッズが一斉にガッツ・ポーズのカッコ良さでした。歪んだGサウンドも取り入れだした頃で、マリのリズム・ギターもいい感じで鳴ってます。そしてバンドの代表曲ともなった「心の銃」。なかなかココまで男前なパンク・ナンバーは無いです。マリが刻むイントロからなり続くシャープなリズム・ギターがなんせ最高です。続く「醒めるな」もパンク・ナンバーで、勢いよく聴かせますが、後のザ・ロック・バンドに繋がるようなヘヴィーなミディアム「自由」も登場。しかしながら圧巻なのが「都会(まち)」から「探し出せ」、「改革子供(Revolution Kids)」と後半で目白押しの重要曲。パンク・バンドとしての人気がこの3rdまでに集中するのは、やはりここ等の曲が存在するから。他は、レゲエのマイキー・ドレッドがプロデューサーってこともあってDUBバージョンも収録した「TV」や、前作収録の安全地帯”のスカ〜レゲエ・バージョン「Safety Zone Ⅱ」なんかも演ってます。
「反抗期、象徴のようなイカした連中の代表格がシゲルやマリでした。マリさん、安らかに!」
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2017.06
04
Category : Atlantic, Stax
Theme : Soul, R&B, Funk
Genre : 音楽
Johnnie_Taylor5.jpg

ちょっとええソウル聴こかいなってなったら、やっぱスタックス。後期を代表するビッグ・ヒットをフィーチャーしたジョニー・テイラーの代表作です。ゴスペルの名門ソウル・スターラーズの門下生であり、サム・クックの後釜としてリード・シンガーを努めた人だけあって実力はピカイチ。そのジョニーがソロ・シンガーとして大ブレイクを果たしたのが、アルバム・タイトルともなったお馴染みの「Who's Making Love」です。デトロイトのプロデューサー、ドン・デイヴィスが加わった後期スタックスでも、最も有名な曲です。カヴァーも多く、ブルース・ブラザーズを始め様々な人等に取り上げられている本家がこちら。
 その表題曲から勢い良くアルバムはスタート。スタックスが放ったジャンプ・ナンバーでも特に人気の高い1曲となっていて、ジッとして聴いてられないグレイトなノリを見せる名作。スタックスのハウス・バンドM.G.'sと共に抜群のグルーヴを見せます。続く「I'm Not the Same Person」や「Woman Across the River」、「Can't Trust Your Neighbor」はブルージーなスタイルで、本来ジョニーがお得意とするところ。人によってはやや退屈なところ。そんななかで光るのが「Hold on This Time」で、モータウンにも関わっていたドン・ディヴィスがスタックス本来の南部らしさも残しながらモダンなセンスも加えた好曲です。2ndシングル「Take Care Of Your Homework」はヒットした人気曲で、こちらも「Who’s Making Love」と同様、ホーマー・バンクスが作者に名を連ねた好ジャンプ・ナンバー。ジョニーの熱いシャウトもハマります。またサム&デイヴでお馴染みのコンビ、ヘイズ=ポーター作の「I'm Trying」はじつに南部っぽいミディアム。サム・ムーアが歌ってもハマりそうです。そして後半での聴きどころが「Poor Make Believer」から「Payback Hurts」への流れ。サム・クックからの影響も多少なりとも感じるジョニーですが、この辺のサムへのリスペクトも感じる歌唱にはなかなかシビれます。スロウでも本作イチとなる「Mr. Nobody Is Somebody」でじっくり聴かせたあと、オールド・ブルース「I'd Rather Drink Muddy Water」で〆るとこはジョニーらしいところ。なお最近のリイシューには、ブルージーなスロウ「Rumors」も追加収録です。
「指パッチン・スタックスを代表するヒット・メイカー。長いキャリアでしたがコレは必須です!」
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2017.06
01
Category : James Brown
Theme : Soul, R&B, Funk
Genre : 音楽
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 ジェイムス・ブラウンのショーに欠かせなかったのが、力強いレディ・ソウルの存在。歴代で様々なシンガーが登場した中で、人気の3傑となるとマーヴァ・ホイットニー、リン・コリンズと並んで、このヴィッキー・アンダーソンです。アナ・キングに代わって1965年から一座に加入。早くからJ.B.に実力を高く評価されながらもボビー・バードとできちゃったからか、アルバムが出せなかった不運なシンガー。でも定番の編集盤ファンキー・ピープルや、主要曲網羅のファンキー・ディーヴァズBGP盤などで聴けます。後年には本作のような単独アンソロジーも組まれ、さらにまとまった形でも聴けるようになりました。
 まず登場なのがJB'sがバックにつき、ネタとしても大人気「The Message From The Soul Sisters」、御大J.B.のアンサー・ソングともなり背後で御大のゲキも飛ぶ「Super Good」、「 I'm To Tough For Mr. Big Stuff (Hot Pants)」あたりの70年代の代表曲。最高峰のナイス・グルーヴは人気集中も頷ける感触で、ヒップ・ホップ・ネタとしても注目。一方、60年代後半のファンク完成期のバンド・サウンドもクールな「Answer To Mother Popcorn」や「If You Don't Give Me What I Want」あたりの、イナタさも残したアーシーかつブリブリのファンク感覚も捨てがたし。やはり強力なのがJ.B.御大とのデュエットとなる67年度版「Think」。この人の声が入ると、緊張感が+50%アップするのが体感できます。94年の「Home Is Where The Hartred Is」はエレピが渋い洗練されたクール・グルーヴで、娘のカーリーンに負けじと母の威厳を提示。カヴァーでは、チャカのいたルーファスの75年「Once You Get Started」も華麗さよりもファンク感重視のイカツさで迫ります。ボビー・ウォマック「You're Welcome,Stop On By」では旦那ボビーとのデュエットも披露。クラレンス・リードらしさが出たマイアミ・テイスト「Don't Throw Your Love In The Garbage Can」もなかなかいい味です。終盤は60年代後半の録音で、普遍的なソウルで幅広い対応力を披露。清楚なサム・クック「You Send Me」、じっくり聴かすスロウ「I'll Work It Out」、御大J.B.とスロウでもデュエットの「You've Got The Power」ときて、オーラスはジャッキー・デシャノンのバカラック・クラシックをビッグ・バンドで歌った「What The World Needs Now Is Love」で華麗に〆。
「なんか憎めないB級グルメにような味わいのヴィッキー。濃口ソースが効いてます!」
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