2nd Time Around / The Spinners * 1970 Motown

Motown
 フィリー・ソウルの名門グループの感が強いスピナーズも、実はデトロイト出身で60年代は地元モータウンで名を上げたグループ。大阪で時代を築いた南海ホークスが、福岡に移りダイエー・ホークスになりまた強くなった感じです。フォー・トップスなんかと違って、テンプスと同様にこのグループも時期により看板ヴォーカリストが変遷するグループ。ボビー・スミスを中心に据えながら、67年より加入したG.C.キャメロンが個性を発揮し...

Stairsteps / Stairsteps * 1970 Buddah

70's 〜 Recent Soul
 「なかなか、やりよるな〜」と感じるのが、配信のおすすめプレイリスト。例えば「リンゴ・スターのドラマーとしての参加名選」や、「スクープ・デビルの注目トラック」、「フォー・トップスの70年代」、「マッドネスのアワ・ハウス以外の隠れた名曲」などなど。コンピレーションCDとして商売成立しそうな、興味が湧くプレイリストをポンポンと提案してきます。これは私のアイ・チューンズを俯瞰した上で提案してくるのですが、最...

Once More With Feeling / Dorothy Moore * 1978 Malaco

Southern & Deep
 70年代後半位から急に聴くべきモノが激減するサザン・ソウル。実は簡単なようで、ええ塩梅の味を出すのが非常に難しいのがこの手の音楽で、器材の進化に比例して音の方は陳腐化が進んだジャンル。エイドリアン・ヤングやないですが、68年くらいの機材・音処理のアナログ・テイストで録音してこそ輝きが倍増するややこしいジャンルです。ダンス・ミュージックやアーバンなメロウ・ソウルはデジタル・テイストでもエエのが多いのに...

Dreams All Come True / Jeanette Jones * 2016 Kent (Golden State)

Southern & Deep
 秋になって人肌恋しい今日この頃。ここはリイシューも活発になってきたハート・ウォーミングなソウル・ミュージックが心地良いです。最近、素晴らしきソウルを聴かせてくれたのが、ゴスペル直系シンガーJeanette Jonesのアルバム。フェイムの再発なんかでもファンを唸らせたケントのまたもやグッジョブです。誰やねんって感じの60年代後半のレディ・ソウルですが、コンピではチラホラ登場していた存在感抜群のシンガー。なんせシ...

Take Me To The River (A Southern Soul Story 1961-1977)/ Various Artists * 2008 Kent

Southern & Deep
サザン・ソウルという魅惑の響きに魅せられて数十年。この60〜70年代に一時代を築き上げた素晴らしき様式美を体系的にまとめあげた編纂モノ。じっくりディープなソウルを聴きたい時にコレほどよく整理されたものは無いってくらい、基本を中心に聴かせてくれます。時間を忘れて聴き入ってしまうソウル黄金時代の名演が、最良のリマスター音質で味わえる贅沢な名編集。洒落たグルーヴィー・ソウルや、ちゃらいディスコ・ソウルも良い...

Twelve Reasons To Die / Ghostface Killah * 2013 Soul Temple

East Coast
  ウータン・クランの初期作に取り憑かれ、いまだに離れられない輩が多くいますが、私もその1人。60〜70年代前半の独特のソウル・テイスト・ラヴァーにはたまらんのが、総帥RZAの無茶苦茶なようでいて、徹底的にこだわったソウルフルなサウンド・メイキング。影響を受けたトラック・メイカーも数多出てきましたが、そのドープなトラック・メイキングでRZAも絶賛するのが奇才エイドリアン・ヤング。この人、まだ30代にして徹底的...

La La Means I Love You / The Delfonics * 1968 Philly Groove

Vocal Groups
 あま〜いアンコのおはぎを食しながら、まったり聴きたいスウィート・ハーモーニーの草分け、デルフォニックス。タランティーノの映画や、ウータン・クラン関連の音源でも頻繁に登場する甘茶の代表グループです。最近のエイドリアン・ヤングとのコラボにもシビれましたが、70年代のフィリー・サウンド全盛の先陣を切ったのがまさに本作。豪華絢爛なサウンドで、グルーヴィー&スウィートな世界を届けてくれたフィラデルフィアから...

Emancipation / Prince * 1996 EMI

90's Male R&B
  普通のアーティストにしたら、人生3回分くらいの多作で曲を残してくれたプリンス。偏執な信者でもないので、“グレイト!さすが〜”と思えば、ワケのわからん録音もあるな〜って感じで聴いてましたが、ずっと気になる人でした。あまりの天才的多様性についていけてなかったとこはありますが、根底にあるソウルのルーツを感じさせる面も多々あり、そこがヤケにお茶目だったりして親近感が湧くトコロ。そんな殿下、一時的にせよ結婚...

Xscape / Michael Jackson * 2014 Epic

10's Male R&B
 この前、京都に帰ってウチのバカ息子に今、何聴いてんねん?と聴いたらワン・リパブリックやJ.ティンバーレイク、ダフト・パンクに続いて出てきたのが、なんとマイケル・ジャクソン。しかも、どの曲や?と聞くと“Rock With You”や“Human Nature”ではなく、死後に出た新曲が「コレ、最高」と。あの世に行っても、まだティーンに訴求し続けるマイケル。やっぱ凄い男です。そんなトップ10ヒットまで生んだ未発表曲集として話題を呼...

Screw Driver / The Street Sliders * 1989 Epic Sony

Beat + R&R
大学生の時、遅れてきたスライダーズ・ファンとなった私が、出てすぐに買ったアルバムがコレ。“リプレイズ”っていうベストが、結構お気に入りだったので、コレも即行で聴きましたが、内容的には大満足でした。定番曲は初期が多いけど、90年代の停滞→解散を考えると、ココらあたりがバンドのアンサンブルやサウンド的には到達点だったような気もします。なんかスタジオ入っても絶好調で、曲作ってもエエ曲できて、女にもモテてって...
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