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音系戯言

偏見に満ちた音楽観をだらだらレビュー。 あくまで保有音源整理の為と、自己満足備忘録。黒人系(R&B・SOUL・Hip Hop)とロック中心。リアルな音はココにある!!

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ezee イージー

  • Author:ezee イージー
  • 男アラフィフ。人がいなくとも耳打ちで伝える、癖がすごい会社員。

    なお当ブログはLink Free 連絡不要です。
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2016.08
28
Category : Funk
Theme : Soul, R&B, Funk
Genre : 音楽
love potion



 男の職場のイメージが強いのがファンク・バンド。男ばっかやと、もう汗臭さに加齢臭とむさ苦しさ全開で仕事もはかどりませんが、このジャケのように、一人でも女性がいるとガラリと職場も変わります。幸い私の職場は、新旧含め女性比率の方が高いので、まだマシ。行き詰まった時、ちょっと後ろ向いてしょーもないコト言ってウケとったら気持ち軽くなりますもんね。まぁ毎日大変でしょうけど、いろんなファッションで楽しませてもくれます。このニュー・バースにおいては、一服の清涼剤となる女性ヴォーカリスト、ロンディ・ウィギンスがいます。甲高い声で、メンバーの癒しになったと推測です。中ジャケのように、全員素っ裸ですのでフォトセッションの後、どうなったか心配ですが、音の方はジャケに映る総勢12名でのナイスなファンク&メロウ。信頼できるチームワークです。
  中身、1発目はブルー・アイド・ソウル・バンドHamilton Joe Frank & Reynoldsの75年ヒット・カヴァー「Fallin' In Love」。原曲のフリー・ソウル風味をそのままにメロウで素晴らしいテイスト。しかしながら歌うのは屈指の塩辛看板ヴォーカリスト、レズリー・ウィルソン。当たり前のように黒汁で濃厚さを高めてます。メルヴィン・ウィルソン、ロンディも交えヴォーカル組が聴かせる「We Are All God's Children」も、ジャケとは裏腹に爽やかな風が流れるグルーヴィー・ソウルに軽快度数高し。続くニュー・ソウル期特有の緊張感を持った「I Never Felt This Way Before」も素晴らしい出来。ファルセットも交えた黒いうねりあるグルーヴが股間を刺激します。ここにきてファンクらしいファンクが2曲登場なのが「Hurry Hurry」と「Slow Driving」。曲はたいしたことないですが、流石の安定感。特に後者のグルーヴはかっこいいです。グッとくるのが終盤に登場のビートルズ「The Long And Winding Road」で、レズリーのソウル魂炸裂の良カヴァー。結構、黒人ってこの曲好きなんよね〜。そしてディオンヌ・ワーウィックのオリジナルにも負けないロンディ嬢のソウル魂溢れる歌唱に癒やされる「Sure Thing」で心地良い〆。
「意外にスルッと喉越しの良いスムージー・グルーヴ。ぜひ裸で!」
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2016.08
25
Category : Funk
Theme : Soul, R&B, Funk
Genre : 音楽
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  思考能力も低下してくる夏の終わり、ダラ〜っと只々気持ちエエ音楽をタレ流してるのが多い今日このごろ。学生の時、出会ったファットバック・バンドはたいしてビッグネームでもないのに、結構昔から日本でフルに近い形でカタログ化されていて、当時なんか聴いてみようと思いつきで購入した1枚。結構いっぱいあった中からチョイスしたのはセクシージャケにそそられたコノ81年作。もう選び方が、おネーちゃんのいるお店の看板イメージで選ぶのと一緒。J.B.から始まって、P-Funkザップミーターズやらファンク道を突き進む頃、「よっしゃ、当り!」と狂喜した1枚でした。
 このN.Y.出身のバンド、70〜80年代に激ファンク作連発で、70年代後半からはBandを取って単に“Fatback”と名乗ってます。その頃の作品ですが、アルバム6曲のすべてがファンクという潔い構成。普通ならメランクリックなスロウだとか、スムージーなミディアムとか放り込んでくるのが定石パターンなのに、押しの一手でファンク! もう最高です。中でも星5つの超お気に入りがラストを飾る「Get Ready For the Night」。Gの単音リフから、おネーちゃんコーラス、ブリブリのフレージング・ベース、必要最低限のギア・チェンジと、どうやったら気持ちええグルーヴが体現できるかを、一発で教えてくれます。他も気持ち良さ満開で1発目の「Take It Any Way You Want It」から漆黒のグルーヴ炸裂。なんというか白人マーケットにウケようとかいう気がサラサラ無いような、ドス黒さがたまりまへん。「Wanna Dance」での蛇が這うようなグルーヴも絶品。シンセ・ベース等も一部仕様ですが、基本は人力ファンク絶滅寸前期の美味しさがたっぷり味わえます。腐りかけの肉が美味いのと一緒ですわ。(←意味不明) 続く「Keep Your Fingers Out the Jam」もベース主導のリフに、チャラチャラしたカッティングG、ポイントで鳴り響くホーンと理想のファンク像。粘着質なオッサンのVoも効果抜群です。後半も女性ヴォーカルを効果的に交えた「Kool Whip」、腰にグイグイくるベースが心地良さ抜群の「High Steppin' Lady」と捨曲はマジ無いです。どの曲も明らかに狭いマーケットを意識した、「近所の兄ちゃんにウケたらええねん」って感じが痛快で、どれもダンサブルに仕上げてるのも憎い人等です。
「な〜んも考えんで聴ける、人間の心拍に呼応する優秀ファンク。ただ素晴らしいの一語!」
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2016.08
24
Category : Groovy & Mellow
Theme : アルバムレヴュー
Genre : 音楽
down on the street



 懐かしのシャカタク。って思ったら、まだまだバリバリ活動中の現役でした。80年代前半に日本でもヒットしてた“ナイト・バーズ”は、子供な私でも“なんともお洒落なサウンドやな〜”と思ったスタイリッシュな曲で、当時はフュージョン・グループとして紹介されてました。確かに歌はコーラスだけでインストゥルメンタル主体でしたが、80年代中盤よりジル・セイワード(←ナイト・バーズを歌ってたおねえちゃん)がコーラス隊から正式メンバーとなり、ヴォーカル主体のグループになったそう。そんなことで、随分遅まきながら知った“ナイト・バーズ”以降のシャカタク。インコグニートやマット・ビアンコとかと一緒で、UKのグルーヴ・メイカーやと思えるナイス・サウンドを提供してくれてます。
 で、なんで本作かというと冒頭のタイトル曲「Down On The Street」をディスコ・トレインで知って、ごっつい気に入ったから。シックとかチェンジがお好きなら絶対気に入るナイス・グルーヴです。熱くはないけどスムージーに歌いこなすジル嬢の歌唱もカッコよく、リーダー、ビル・シャープのスタイリッシュで流れるようなピアノも上手いこと絡んでシャカタクらしさもしっかり感じます。コレをがっつり聴きたくてアルバムも聴いてみたのですが、なんともUKらしい上品でお洒落なグルーヴが随所で味わえます。アダルトなサックスが印象的なミッド・グルーヴ「Holding On」も、ブラック・フィーリング濃厚でなかなか浸れます。バナード・エドワーズのような腰のあるベースもイイ感じ。「Summer Sky」はナイト・バーズのような構造の曲で、流れるようなジャジーなピアノのメロディにサビだけヴォーカルが入るシャカタクらしさを感じる曲。やはりミッドナイト、カフェバー(←古い)ってイメージで、ダブルのスーツでも着たくなっちゃいます。サンタナみたいなギターが絡むインスト「Hypnotised」やスロウは眠たくなりますが、中盤「Don't Blame It On Love」のような絶品グルーヴがまたもや登場。この辺は絶好調です。メロディに凝ったものほど、今では古臭く感じちゃうものの、服脱いでポリネシアン・ダンスを踊りたくなるパーカッシヴな「Fire Dance」や、ジャジーに決める「Lady (To Billie Holiday)」はなかなか。あと、ボートラの「Breakin' Away」がまたイイ曲で、ビルのピアノ・フレーズ、ジル嬢のクールな歌メロともに絶品。ルーファスを軟弱にしたような「If You Want My Love (Come and Get It)」もイケてます。一方、インスト主体の「Rising Sun」はトレンディ・ドラマのBGMで流れたような感じの絵に書いたような80'sインスト。
「ハウス・マヌカンも踊るナイス・グルーヴ!なんか育ちの良さを感じます。」
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2016.08
18
Category : Cool Groove
Theme : 本日のCD・レコード
Genre : 音楽
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  台風一過、グイグイ気温も上がるなか聴いてたのがceroの「Summer Soul」。近々の日本の音楽シーンが誇る優秀作となった3rdからの曲です。教えてくれたのは、残念ながら解散表明したSMAP!。1月の騒動から持ち直して、春先、いつものスマップに戻ったかと思ってた頃。スマスマのアーティスト共演コーナーに出てきて、香取クンも吾郎ちゃんもイチオシしてたのがフリッパーズ世代という注目ユニットCeroです。中居クンの“あなた達は誰ですか?”というトークもおもろかったですが、この時はまだキムタクと中居クンが高校時代に一緒に学園祭を抜け出た話もしてたのになぁ。音楽もトークも好きだったので残念至極。そこでスマップ5人との共演でメチャかっこよかった曲がこの「Summer Soul」。メンバーも好きというディアンジェロやコモンなんかに通じるクールなサウンドで、スマップの傑作“Freebird”や“Fly”あたりの脱力系ソウル期が好きな人なら一発で気に入る音です。
 さて本作。冒頭の「C.E.R.O」から、もろディアンジェロなサウンドでシビれます。先行シングルともなった「Yellow Magus」でも顕著なのは、マッチョなR&Bというより70年代ソウルを源流に持つネオ・ソウルや、ジャジーなヒップ・ホップのテイストの継承。これは最近、我が国では影が薄くなりつつあったので、こういうアプローチの人等が活躍するのは実に頼もしいトコロ。そしてハイライトと言える「Summer Soul」はグルーヴィなアレンジも、レコード・ノイズも織り込んだカッコいいネオ・ソウル。スマップと共演した時は、良くも悪くも醤油系のあっさりしたCeroのメンバーに、キムタクのギラギラ感や中居クンのブラック・テイストなダンスも加わってビジュアル的には最高の完成度でした。「ticktack」では、ATCQ全盛期を彷彿させるQティップ・テイストをバンド・サウンドで再現してて、クールさ満開。ほんまセンスいいです。「Orphans」あたりは、70年代のカーティス・メイフィールドさえ感じさせてくれます。後半も総じてクオリティが高く、親が経営するBarをタイトルにした「Roji」、ポップなメロディを持った「DRIFTIN'」、ドス黒い快感グルーヴが渦巻く「夜去」、「Wayang Park Banquet」とスマートに聴かせてくれます。ケロ・ワン的かっこ良さも見せる「Narcolepsy Driver」も文句無し。
「洋楽離れが進でるという若いリスナーに歯止めを掛ける期待の3人組。息子にも教えたろっと!」
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2016.08
14
Category : Groovy & Mellow
Theme : Soul, R&B, Funk
Genre : 音楽
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 メダルラッシュに沸く、リオ五輪。夏休みってこともあって、やたら見てしまうのですが、“普段そんなに一生懸命見るか〜?”ってな卓球やトランポリンってな種目までつい見てしまいます。やっぱ国旗を背負ったガチンコ勝負はおもろいです。サッカーは残念だったけど、後半の陸上は楽しみです! 期待の桐生は100m予選落ちながら、ジャマイカン・ハーフの好青年ケンブリッジ飛鳥や、マラソンの女子は頑張って欲しいトコ。てなことで、オリンピックっぽいアルバム、ブラザーズ・ジョンソンです。クインシー・ジョーンズ・ファミリーの懐刀みたいなお二人で、ディスコ・ファンクな秀作を連発を連発した人等。初めてクインシーから離れて作ったアルバムでセールスは下降期ながら、TOTOのメンバーと共にカッチリ作られた、なかなか気持ち良いAORチックな作品です。
 中身は飛び抜けた曲が無いとはいえ、“Off The Wall”の頃のマイケルが好きな人なら必聴のグルーヴ・アルバム。今年、惜しくも亡くなったルイス・ジョンソンのスラッピン・ベースと、ジョージ・ジョンソンのギター・カッティングがスタイリッシュにキマります。冒頭の「The Real Thing」からアホみたいなディスコ・ファンクで嬉しくなります。ここでのルイスのベースは、チョッパー無しでも鳥肌モンのカッコ良さ。続く「Dancin' Free」からはジェフ・ポーカロが殆ど叩いていてコレがなかなかの気持ち良さで、ルイスのスティングレイ・ベースも中盤炸裂です。「Teaser」や「Caught Up」なんか更に快感度アップのナイス・グルーヴをジェフ&ジョンソン兄弟で披露です。「In the Way」では、もろTOTOなテイストで“ロザーナ”と並べて聴いても違和感なし。スティーヴ・ルカサーがイキって弾きまくる「I Want You」に続くのが、後半ハイライト「Do It For Love」で、ファンクなジェフとジョージのコンビ・プレイが最高。これぞプロのプレイと惚れ惚れです。ロックなアプローチの「Hot Mama」、凝りすぎの展開でノレない「Daydreamer Dream」で〆ですが、この辺は1回聴いたら良しって感じ。
 現行仕様には翌82年のベスト“Blast!”に収められた新曲4曲にシングル曲も収録。ファンキーなリフがカッコいい「Welcome To The Club」ではスティーヴ・フェローンがドラムを、モロAORな「I'm Giving You All of My Love」はジェフ・ポーカロが叩いてます。お得意のスラップで曲を引っ張る「The Great Awaking」やアースのジュピターみたいな「Echoes of an Era」、P-Funkの影響も強く感じる「Funk It (Funkadelala)」あたりは、ファンクを感じる佳作です。
「ダラダラの夏に感動を与えてくれるアスリート達。最後までファンキーに力強く頼んます!」
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2016.08
06
Category : Motown
Theme : Soul, R&B, Funk
Genre : 音楽
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  週末はアンダーズのルーフトップバーで呑み。くだらん話もウケまくりゴキゲンさんで帰って寝たものの、夜中は暑さで何度も起きる不快さです。朝も起きたくないのに目覚めるのでモータウンで強引に快適モードへ。そんな“熱波”も恋心に例えてビートの乗っけたマーサ&ザ・ヴァンデラスです。このモータウン初期の傑作が世に出た1963年。エラいことになってた時期で、ロネッツが「Be My Baby」を出し、ディランが「Blowin' in the Wind」、坂本九が全米No.1となった「上を向いて歩こう」、J.B.が初のアポロ・ライヴをドロップし、UKではビートルズが『Please Please Me』に『With The Beatles』を出すわ、ストーンズは「Come On」でデビューするわ、と明らかに音楽業界にも今のポケモンGOに匹敵する“Heat Wave”到来でした。(←生まれてないけど) ポッポやコラッタの如く、数多く世に送り出されたシングル盤で勢いを増して白人の支持も得たモータウン。スプリームステンプスよりも一足先にブレイクし、モータウンでグラミー初ノミネートとなったのがパンチの効いたヴァンデラスです。
 アルバムはその優秀ダンス・ナンバー「Heat Wave」を軸に組まれてますが、ライターチームH=D=Hのキャッチーな魅力が最初に爆裂した曲としても有名。モータウン・クラシックでも大人気曲で、“天使にラヴ・ソングを”のデロリス、リンダ・ロンシュタットザ・フー、ジャムとこぞってカヴァーもされてます。リチャード・ピストル・アレンの秀逸シャッフル・ビート、ジェイムス・ジェマーソンのベース、肝となるバリトン・サックス、タンバリンと全てが躍動感に満ち溢れてます。タイトなマーサ・リーヴスの歌唱に、前年マーヴィンの“Stubborn Kind Of Fellow”でもキメたキュートなヴァンデラスのハーモニーが絡む完璧な逸品。後は安易ながら、当時のガール・ポップ・カヴァーを中心に楽しめる仕組み。クリスタルズの「Then He Kissed Me」、ダーレン・ラヴの「Wait Till My Bobby Gets Home」といったフィル・スペクターのモータウン版、バーバラ・ルイス「Hello Stranger」、ドリス・トロイJust One Look」などアトランティック・ヒット曲となかなかの節操の無さ。ルビー&ザ・ロマンティクス「Hey There Lonely Boy」、アイネス・フォックス「Mockingbird」といったアーリー・ソウル・ヒッツもマーサの歌で聴けます。当時の映画主題歌「More」や「Danke Schoen」など当時のヒット曲も演ってますが、ピート・シガーのクラシックで多くの黒人にも歌われた「If I Had a Hammer」や、エンジェルズ「My Boyfriend's Back」はモータウン・スタイルがはまってます。
「ギラギラの夏にも心地よく響くガール・グループ。朝のカンフル剤にもなります!」
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2016.08
04
Category : R&B Compilation
Theme : HIPHOP,R&B,REGGAE
Genre : 音楽
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 強い日差しの中、じっとしていても汗をかいちゃう日本列島。涼し気なおねーちゃんのいるお店に行って呑むのもイイのですが、ココ最近は大出費なので、ココは我慢しておねーちゃんのR&Bです。実に耳触りがよろしく、リラックスして聴けます。ジャケからして、どっかのガールズ・バーの広告チラシみたいですが、TVドラマ“Girlfriends”のれっきとしたサウンドトラック。既発・未発混在のモノで、ツボを抑えた女性アーティスト人選で心地良いイイ曲が入ってます。
 まず流れてくるのが、いつもの独特の浮遊感で自らの世界に引っ張りこむErykah Badu嬢の「Vibrate On」。現代のビリー・ホリデイらしい、しなやかな歌唱です。じつにクール。レディ・ソウルJill Scottは「Golden」で、ハンド・クラップが効いた粋なグルーヴでノセてくれます。流石の仕上がり。Algebra「I Know」はループ感がクールなヒップホップ・ソウルで、なかなかイケてます。レトロな感覚で迫るEstelle「All Comes Back To You」や、上手さも黒光りするChrisette Michele「Girl Respect Yourself」といったとこも聴きどころ。また全然、知らんかったおねーちゃんDre嬢の「SoulMate」は聴き惚れる美しいスロウで収穫やった人。店やったら次から指名決定です。Persia Whiteの「Choices」はアブストラクトで、よう分からん曲。これは馴染めません。以上がおそらく本作でのみ聴ける曲ですが、既発曲もなかなか充実です。その中でも、Angie Stoneの2ndからの「Wish I Didn't Miss You」は、The O'Jaysバック・スタバ−ズ使いがなんともカッコいいヒップなソウル・ナンバー。そしてなんともいえん涼感の中でソウルしてくれるCorinne Bailey Raeお得意のフォーキー・ナンバー「Put Your Record On」は湿度を下げてくれて最高です。惜しくも亡くなったAmy Winehouseは1stからの「Stronger Than Me」ですがHarmonic 33 Remixで収録ってのが憎いトコロ。2007年の秀作から収録の本作中で最もベテランChaka Khan「Disrespectful (feat. Mary J. Blige)」では力強いファンク・テイストで元気一杯です。モータウンのIndia Arie「I'm Not My Hair」もアルバム・テイクとは感触の異なるシャープなRemixで実に新鮮。
「めっきり少なくなったワクワクするサントラにかこつけたオムニバス。ここはエエ女が揃てまっせ〜」
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2016.08
02
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  80年代が生んだ一番の大スター、ホイットニー・ヒューストン。85年頃は私も高校生、積極的には聴かなかったブラコンの類いですが、後になってアリソン・ウィリアムスマライア・キャリーを気に入ってから、急に聴きたくなった人。当時、タワレコに買いに行くと、あの有名な白い美脚水着ジャケがなく、エキゾチック美女な佇まい(右側)が商品POPと共に大ヒット盤として売られててコノ安い米盤を買いました。デスチャもそうでしたが、時に日本のマーケティングを考えてジャケ差し替えがなされるんすな。まぁ飾っとくには清楚な水着ジャケの方がいいです。ボビー・ブラウンと結婚するくらいまでは、圧倒的な歌唱力にチャーミングな美貌と、売れっ子の要素を全て兼ね備えたような人で、女優として主演映画も数々あり。「ボディガード」も見に行ったもんね、三宮の新聞会館。ホント誰もが知ってる大スターだっただけに薬物中毒で亡くなった晩年や、同じように亡くなった愛娘クリスティーナの末路は残念です。
 で、この売れに売れた80年代ど真ん中、栄光のデビュー盤。ダイアナ・ロスでお馴染みのマイケル・マッサー、カシーフ、ナラダ・マイケル・ウォルデンと当時のブラコン・ヒット仕掛け人がビシッと作ってて、とにかく曲が良い。まずブラック・チャートで評判になったTeddy Pendergrassとのデュエット「Hold Me」、カシーフによるN.Y.ダンス・サウンド「Thinking About You」なんかで頭角を現し、ブレイクしたのがスロウ「You Give Good Love」。この曲くらいから、当時から知ってる人は買わずとも耳にしてる人が多いはず。ホイットニーの歌唱が映えまくる美メロで、流石カシーフです。そして爆裂確変モード突入となった大ヒットが、マリリン・マックー&ビリー・デイヴィス・Jrのカヴァー「Saving All My Love for You」で、米1位のみならず各国でブレイク。バラード・ヒットが続いた後はナラダのポップ・ダンス曲「How Will I Know」、さらにジョージ・ベンソンのスロウ・カヴァー「The Greatest Love of All」と誰もが口ずさめる1等賞を連発、グラミー獲得と絵に書いたようなサクセス・ストーリーです。本作がモンスターなのは、コレ以外も売れて当然の良曲目白押しなところで、素晴らしきスロウ「All At Once」、ロンリー・チャップリンの元歌となる「Take Good Care of My Heart」とカントリー・カヴァー「Nobody Loves Me Like You Do」のJermaine Jacksonとの2曲と、バラード系で圧倒的に名曲を収録。ジャーメインはミッド・ダンス「Someone For Me」も制作です。今さら、のめり込んで聴きませんが流れてくると聴き惚れるのも事実。アニヴァーサリー・エディションもあってリミックス曲や、ライヴ仕様も聴けます。
ブラコン時代のトップ・ランナー、ホイットニー。 素晴らしい歌唱は永遠です!」
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