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音系戯言

偏見に満ちた音楽観をだらだらレビュー。 あくまで保有音源整理の為と、自己満足備忘録。黒人系(R&B・SOUL・Hip Hop)とロック中心。リアルな音はココにある!!

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ezee イージー

  • Author:ezee イージー
  • 男アラフィフ。人がいなくとも耳打ちで伝える、癖がすごい会社員。

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2016.07
31
Category : Golden Pops
Theme : アルバムレヴュー
Genre : 音楽
the beach



 クソ暑くなってくると、どうしても流したくなるのが素麺とビーチ・ボーイズのハーモニー。夏は風鈴と素麺、そしてビーチ・ボーイズです。最近の定額ストリーミングのおかげで、定番以外のアルバムまで適当に聴けてありがたや、ありがたや。少年の頃、小ヒットしてMTVで見た記憶のある「Getcha Back」が入ってるのを見つけました! 全盛期のアルバムでもなく、たいして人気のない頃ですが、これが、なかなかどうして、よろしおます。オリジナル・メンバーのやんちゃ坊主にして唯一のリアル・サーファー、デニスが他界し結束を新たにした、当時5年ぶりのアルバム。この清涼感は、他では得られ難いものです。
 やはり聴きモノは冒頭に収められた「Getcha Back」。88年のNo.1ヒット“Kokomo”の布石ともなる名曲で、マイク・ラブにブライアン・ウィルソンのファルセットを中心のコーラスが絡む、王道中の王道といえる、ビーチ・ボーイズ・スタイル。一世一代の名曲“Don't Worry Baby”が好きな人なら一発で気に入る良曲です。カルチャー・クラブとかを手掛けてたスティーヴ・レヴィンをプロデューサーに起用し、全体的には極めて80年代的な音ですが逆にコレが新鮮。グループでは保守派のマイク・ラヴと対立し、新しいスタイルでビーチ・ボーイズを維持しようとして一時グループ離脱もしていたカールも復帰。そのカールの「It's Gettin' Late」ではモダン・ロックなスタイルが奏功。以前のスタイルとも上手く融合したイイ曲です。アル・ジャーディーンの「Crack At Your Love」もモダンな感触ながらとても良い曲。でもなぜかゲイリー・ムーアがギンギンに弾く「Maybe I Don't Know」や、ブルース・ジョンストンの80年代シカゴみたいな「She Believes in Love Again」ではアレンジ的に“らしくない”展開も。やはりブライアン作でリンゴ・スターが叩いた「California Calling」ではマイクがアホみたいにキャッチーな王道Popを聴かせてくれて最高です。ボーイ・ジョージ作「Passing Friend」や、スティーヴィー・ワンダー作で参加もした「I Do Love You」もそこそこ良い曲。完全復調ではなかったもののブライアンが歌うだけで嬉しい「I'm So Lonely」や、50's風の「It's Just a Matter of Time」にはホッコリします。ボートラで入ってるブライアン=マイクの共作「Male Ego」もなんてない曲ですが、マイクとブライアンが歌っており“これ、これっ!”っとニヤけます。
「80年代も現役バンドとして意地を見せてたビーチ・ボーイズ。涼みにもってこいです!」
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2016.07
28
Category : Rock'n Roll + Rocabilly
Theme : 洋楽ロック
Genre : 音楽
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 やっと関東も梅雨明け(←遅いわっ!)で暑い夏、到来。滋養強壮、ロックンロールでダルさはぶっ飛ばしましょう! ってことで、ロックン・ローラーにとって避けて通れない人、ジョニー・バーネットです。スカッと爽やか、痛快なストレート・ロックンロールをがっつり聴かせてくれます。色気あるヴォーカルのジョニー、ブンブンとアップライト・ベースをかます兄ドーシー・バーネット、サウンド的にも後世のお手本となる素晴らしいエレクトリック・ギターを奏でるポール・ハリソン。50年代のパンクかと思うほど強烈です。もちろん教えてもらったのは同じ3人組で活動してた史上最強のトリオ、ストレイ・キャッツ。全く古びない名演の連発です。
 デビュー・シングルの「Tear It Up」からスピード感もバッチリのグレイト・ロカビリーでシビれます。ジョニーのシャウトも決まりまくり。ロッド・スチュワートがイケイケの頃に演ってて、80年代にも脚光でした。そしてストレイ・キャッツが最高すぎる名演を残してくれた傑作ロカビリー「Your Baby Blue Eyes」もこの人等。ビート、センス溢れるGフレーズ、ワイルドなヴォーカルと何処をとってもイチイチ最高です。同じく「Rock Therapy」も取り上げててブライアン・セッツァーの敬愛ぶりも伺えます。またTiny Bradshawの51年R&Bカヴァー「The Train Kept a Rollin'」も超重要。タスキリレーのように脈々と受け継がれてきたこの名曲をロックン・ロールに仕立てあげたのもジョニー。ヤードバーズからエアロスミス、シナロケ、ジェフ・ベックと今もあちこちで盛り上げ曲として取り上げられてます。ジョー・ターナーのカヴァー「Honey Hush」も演ってて、ヤードバーズはアレンジはむしろコッチを参考にしてる感じ。代表曲として有名な「Rock-abilly Boogie」、エルヴィス版の“Baby Let's Play House”改作「Oh Baby Babe」はヒーカップ&マンブリン唱法がビシバシ決まる傑作で、完璧といえるロカビリーを展開。ファッツ・ドミノの「All By Myself」もなんともワイルドな仕上がりです。「Lonesome Tears In My Eyes」なんかはラテンでトロピカルな感じも見事でじつに器用です。クールな「Lonesome Train」や、ドゥーワップ・コーラスを従えた「I Love You So」も聴き応えあって、他も聴き逃し厳禁の重要曲連発ですが、現行のコンプリート・コラール盤は完璧。特に「Please Don't Leave Me」は“がなり”がカッコ良すぎるAlternate Versionも含め必聴です。ジョニーはその後、ソロでポップス・スタイルで成功ですが、影響度ではやはりこのロカビリー期です。
「長年、ガレージとかネオロカ、パンクやと出てきてますが、すでに完成形を演ってるとも感じる人達。素敵です!」
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2016.07
24
Category : Beat + R&R
Theme : 本日のCD・レコード
Genre : 音楽
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 藤井フミヤや福山雅治などリスペクトし続ける大物も多いのが、日本ロック界が誇るべきThe Mods。ついに35周年です。鮎川誠と一緒に園遊会に招待すべき存在です。皇族の方々に“やっぱ、ロックやけん”とかましていただきたいです。ロックが職業として成立し、社会では定年とされる歳まで演り続ける強靭さ。立ち止まるコト無くアルバム制作、ライヴと音楽活動を続け、会社に就職しなくても、日本でもこんなにカッコいい生き方がある事を示し続けるModsの連中。これぞロックです。90年代後半は初期に匹敵する勢いで良作連発してましたが、コレはその中の1枚。40代前半にして飛ばしまくってた森ヤンの熱い記録。この後さらに猥雑な世紀末の傑作“KOWLOON JUNK”もドロップで、ノリまくってます。
 ロックに関しての1曲目は何よりも肝要ですが、いきなり打ち込みビートの音が鳴り??となりますが、それがセンス抜群の演出であることを5秒以内に突きつける「JUST SAY FUCK NO」の登場で、狂喜乱舞です。ヤング・ロックンローラーから、めんたいロック登場期から追い続けてるベテラン・リスナーまでもが一斉にガッツポーズした名曲が登場です。続く「Honey Hush」も、ガレージ感満載のスリル溢れるスピーディな曲。80年代にModsにシビれた連中も拍手喝采のグレイトな流れで、“ゴキゲンRADIO〜記憶喪失”の2nd冒頭を彷彿させる素晴らしき展開。さすが森ヤン、要所をしっかり押さえます。60年代のダンス感覚もクールなジョー・ストラマーに捧げた「Killer Joe」、緩急のつけ方もカッコいい「Mad Love」とクオリティの高い森ヤン節が絶好調。メタルに負けない激しさも見せる「Bang Panic Bang」に続く「Fool Fool Rider」がまたシビれる楽曲。創作意欲に沸く、バンドの好調さをしっかり感じます。そして終盤に登場するのがシングル曲「壊れたエンジン」。バンド一体となって8ビートで疾走です。頭からずっとフルスロットルなのが嬉しいトコロ。最後はスロウダウンした「スケッチソング」で“ありのままの自分を描け!”と訴える森ヤン。バシッと決めてます。
「デビュー35週年を迎えたThe Mods。まだまだ疾走し続けてくれ!」
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2016.07
20
Category : Rock'n Roll + Rocabilly
Theme : 洋楽CDレビュー
Genre : 音楽
dale h



 50年代の白人ロックン・ローラーっていうと、カントリーもルーツに持つ人が多いけどルイジアナ出身ってこともあってか、かなりブルース寄りのロックン・ローラーだったのがデイル・ホーキンス。スワンプ・ロックの源流とも言われてます。このファーストも、チャック・ベリーマディ・ウォーターズ擁する黒人音楽の名門Chessからってことで、ひと味違う感じです。デイルと言えばなんといってもロック・クラシックとなった、あまりにも有名な57年ヒット「Suzie Q」。ストーンズも、CCRも、シナロケも、The Rock Bandも、カッコええバンドがこぞって演ったアノ名曲のオリジネイターです。もう魔法のように耳にこびりつくグレイトなリフ、チンドン屋みたいなカウベルにハンドクラップ、たわいもない歌詞、と何度も聴きたくなる大傑作で、これを世に送り出しただけでも偉業です。このリフを弾いたのがエルヴィスからも絶大な信頼を得た若き日のミスター・テレキャス、ジェームズ・バートン。まだパターンが出尽くされる前のロック創成期。シンプルでグレイトな曲を最初に演った人は、やっぱ偉いのです!
 正直、この曲しか長年知らなかったのですが、アルバムには荒削りでカッコいいR&Rがいろいろ入っていて50'sフリークにはオススメです。サンの強烈ロカビリーみたいな「Don't Treat Me This Way」でも、深いエコー・サウンドに軽快なギター・リフ、ワイルドなシャウトとロカビリーの基本要素をしっかり満たしてくれてます。ジョーダネアーズのようなコーラスをつけた「Juanita」なんか聴くとエルヴィスのスタイルの影響をしっかり感じます。「Tornado」あたりでは、同じくチェスに所属していたボ・ディドリーなんかっぽくもありおもしろいです。荒削りなヴォーカルがシビれる「Little Pig」、ニューオリンズ的なロッカ・バラード「Heaven」なんかも、エルヴィスほどセクシーさはないですが、ワイルドなスタイルはなかなか。「Mrs. Mergritory's Daughter」に「Take My Heart」、「Wild, Wild World」など、これぞロカビリーの真髄ともいえる王道的スタイルでたまりません。3コードの芸術といえる優秀ロカビリーがビッシリ。サックス・ソロも冴える「See You Soon Baboon」や「Four Letter Word-Rock」あたりでは南部ジャンプR&Bのような雰囲気も漂わせてます。
「“Suzie Q”だけではもったいない人。ロックン・ロールのツボ押さえてます!」
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2016.07
17
Category : Hard Rock
Theme : 洋楽ロック
Genre : 音楽
thin lizzy live



 故郷アイルランドでは銅像まで建っている、英雄フィル・ライノット。率いたバンド、Thin Lizzyの音はハードなツイン・ギター・サウンドが魅力ですが、フィルの哀愁溢れた非凡なメロディ・センスが堪能できる素晴らしい楽曲がたくさん残されてます。鼻にかかった独特の声で歌われるキャッチーなメロディに、ガツンとかまされるパワフルなギターの音は、数多あるハード・ロック・バンドと一線を画したもので、今もって魅力を放ちます。熱い音が聴きたくなると、決まってチョイスするのはThin Lizzyです。
 そんな熱いヤツら、Lizzyの代表作と言われるのが、このライヴ盤で、KISSのライヴと並んでハード・ロックのライヴといえば私の中ではコレです。オープニングはやっぱコノ曲「Jailbreak」。単純な曲で、最初「なんやコレ」と思ったりしましたが、ブライアン・ダウニーのドラムがめちゃタイトで引き締めてます。アホみたいなシンプルな曲でも演奏が良ければ、エエ曲になるっちゅう見本。前半のハイライトは、レイドバックした曲調も魅力の当時の新曲「Southbound」から、すっかりLizzyの曲と言っていいボブ・シーガー・カヴァー「Rosalie」。こういうアメリカンなメジャーKeyのR&Rが大得意ですが、フィルの歌声もハマってロックの本質的なカッコ良さが堪能できる名曲。これは惚れ込んで、昔に自分のバンドでも演りました。シャッフル・ビートの人気曲「Dancing in the Moonlight」、スロウの代表曲「Still in Love with You」もシビれる素晴らしい演奏。後者はシャーディーもカヴァーした傑作で、ロマンチックなフィルも魅力です。そして最大の聴きどころが「Cowboy Song」から「The Boys Are Back in Town」へと続く、お馴染みの哀愁ハードロック・メドレー。Lizzyといえば、コレって言いたい最高の場面で、麗しいツイン・ギター・ハモり、フィルのセンス溢れる世界観がバシッと結晶になってます。後半は緊張感溢れるハード・ナンバー「Sha La La」、無名時代のヒューイ・ルイスも参戦のR&R「Baby Drives Me Crazy」、バンド初期のヒットでオーラスを飾るハード・ナンバー「The Rocker」と畳み掛けるとこも迫力あり。
「とにかく、ワイルドなLizzyの魅力がうまく凝縮されたライヴ。気持ちエエで〜!」
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2016.07
13
Category : Roots Rock
Theme : 洋楽ロック
Genre : 音楽
last waltz

 ロックの素晴らしさを見事に切り取った、1976年に行われたThe Band最後のステージ「ザ・ラスト・ワルツ」。音楽の力が信じられなくなった時、聴くべき名演集です。前提にあったマーティン・スコセッシが撮った映画も、構成・カメラワーク共にこの手のモノで最高峰で、この夜を最良の形で伝えてくれます。ロビー・ロバートソンが、ビジネス・ライクにでっち上げたとかオーバーダブだらけのパッチワークだとか色々いわれてますが、劇的なこのコンサートを後世に形で残してくれたことは大いなる功績です。ライヴ活動を終わらせたかったロビーと、反対したリヴォン・ヘルム等の残り4人は結局、対立してこのメンバーでのThe Bandはあとスタジオ盤1枚で終結しますが、70年代ロックの集大成的な内容となった大傑作です。
 根幹を成すライヴは、The Bandの名曲群と、ノーギャラで参加したという同志ゲスト達の名曲を共演するという、たまらん内容。ゲストでは、初期キャリアで共にしたRonnie Hawkins、縁深いニューオリンズからDr.John、ハープを決めるPaul Butterfield、メンバーも喜んだ巨匠Muddy Waters、ギターバトルも伝説のEric Clapton、同郷のJoni Mitchell、言うほど悪くないNeil Diamondと、名場面続出。映画には映らなかった名ライターBobby Charlesも客演です。中でもハイライトとなるのは3人の男達。コカインを決めて絶好調だったというNeil Youngは素晴らしすぎる傑作「Helpless」はじめ3曲で好演。中盤登場のVan Morrisonも存在感抜群で、リチャード・マニュエルと歌った「Tura Lura Lural」、伝説ともなった名演「Caravan」で大いに盛り上げます。そしてトリで出てきた盟友Bob Dylanは鬼気迫る熱演で、最後となる阿吽の呼吸を見せつけます。特に大名曲「Forever Young」から予定外だったという「Baby Let Me Follow You Down (Reprise)」への流れは何べん聴いても鳥肌モン。アップ・グレード盤に収められた「Hazel」含め必聴です。大団円となる出演者全員にRingo Starr、Ronnie Woodも加わった「I Shall Be Released」は“感動”の一語しか見当たらない場面で、最後まで歴史的名演が続きます。このままアンコール的にゲストでジャムった後、真夜中のオーラスがゲスト抜きでの「Don't Do It」。これがまたリチャードとリヴォンのWヴォーカルがシビれる絶品で、映画のオープニングにもなってます。5人のお馴染み曲も「It Makes No Difference」、「The Weight」、「Acadian Driftwood」、「The Night They Drove Old Dixie Down」あたり、熟練のアンサンブルも最高。ロビーのシビれるピッキング・ハーモニックスも冴えまくってます。最後に組曲としてMGMスタジオでの録音が入りますが、これがまた絶品。カントリー・テイストのEmmylou Harris「Evangeline」、珍しくロビーが歌うバラード「Out of The Blue」、ここで完成形ともなったゴスペルThe Staplesとの共演の名曲「The Weight」とこれらも実に素晴らしき内容。
「ルーツ探訪への旅は、70年代終焉と共に閉幕。表層は変わっても本質は変わらず。」
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2016.07
10
Category : Man's World
Theme : 本日のCD・レコード
Genre : 音楽
石田長生-Dictionary-300x297



 時にギターを抱えて歌いたくなるのが、名曲「Brothers And Sisters」。関西が生んだ不世出のギタリスト&シンガー石田長生の、なんとも素晴らしい作品です。今を刹那的に生きてる私でも、時にふと、昔の友達はどうしてんにゃろ、ちゃんと毎日、笑とるかなとか、苦しんでないかな、とか。会社の仲間なんかがちょっと元気無かったりしたら、笑うまでしょーもないこと言い続けたり。みんなくだらんことでニヤけて健康に帰って屁こいて寝てて欲しいのです。人間平等じゃないけど、しんどい状況の人もなんかしら希望を持って生きてて欲しいもんです。そんなことで、この名曲を作った石やんは死んでもうたけど、この曲の中に生き続けてます。
 この歌い継がれるべき日本の名曲「Brothers And Sisters」が燦然と輝く、石やんのベスト盤。たまに聴くと、泣けます。“Brothers & Sisters ちっぽけな世界 愛し合ったり傷つけあったり、今 How You Doin'?  地球はまた廻る 罪深い俺達を乗せて”という2番の歌詞は芸術の粋です。テクニカルなギターも凄いけど、詩人としても素晴らしすぎ。ギターと同じくらい、人間好きだったことがよく分かります。ライヴを何回か見た人なら知ってると思いますが、キー坊も、有山も、憂歌団といった関西人ミュージシャン、皆どっか喋りで笑かしてくれます。そして曲ではしっかり魅せ、泣かせます。なんともカッコいい人等です。あと聴きモノはザ・バンドの「The Weight」。三宅伸治、甲本ヒロト、藤井裕と歌った素晴らしき日本語カヴァー。正直、歌はそんなに上手くないけど、ムチャクチャ染みます。さすがソウルに心酔してメンフィスのハイ・スタジオまで行った男です。他でも、「Boat Club Road」では、天上人どおし忌野清志郎と楽しくデュエット。ルーファスのファンクみたいにスタイリッシュに決める「Tonight Tonight」。BAHOで一緒やったChar的なバンド・グルーヴで聴かせてくれるのが、石やんの渋いトコ。器用でグルーヴィーなプレイを聴かせるインスト「Telecaster Star」なんかは真骨頂です。ジミヘンへのオマージュともいえる「空からきたLADY」、メンフィス・ソウルへの愛を感じさせてくれる「ラ・ジ・カ・セ」と、歌心もしっかり感じさせます。テンプターズ版の「今日を生きよう」、ブルーハーツの「青空」なんかも演ってます。
「なんかまだどっかの小ちゃな街で、ライヴしてそうな石やん。もう、いいひんねんな。。」
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2016.07
05
Category : James Brown
Theme : Soul, R&B, Funk
Genre : 音楽
hot pants



  昨年に続いて、映画“Mr. Dynamite”が公開された天空のJames Brown大先生。“Get On Up”との違いは、今回は実際の映像や関係者の証言をふんだんに使ったドキュメンタリーで、伝説のTAMI Showで格上なのにトリじゃなく怒りまくって“目に物、見せたる”と最高のライブをやった場面、キング牧師暗殺後のボストンの奇跡、ニクソンなど政治家との関わり、メイシオ&メルヴィン兄弟やブーツィ、フレッドなど歴代メンバーの生々しいコメントなど、ファン必見の内容! 劇場公開時に間に合って良かった〜ってことで全盛時のJ.B.のアルバムです。全盛期のJ.B.はシングル曲&ライヴ命でアルバムは重複曲お構いなしの乱発状態ですが、デビュー時から籍を置き続けたKINGを離れたポリドール移籍の本作からは幾分、アルバムも丁寧なつくりに。後年に発売された優秀な編集アルバムが、実は入門編として最適だったりしますが、スタジオ・アルバムとして超のつく重要な作品がこの71年作。入魂のソリッドな新録音5曲に絞った潔い構成で、いつものようにスタンダードとかで茶を濁さない真剣ファンク一本勝負。そしてどれもが重要曲という珍しいアルバムです。
 まずシビれるのが冒頭を飾る「Blues & Pants」。The J.B'sの番頭格のトロンボーン奏者、フレッド・ウェズレー作のミッド・ファンク作品で、バンドJ.B'sとの絡みも絶妙。いきなり10分近くの尺でかましてきますが、長さを一切感じさせないタイト極まりないグルーヴ感は見事というしかない名演です。色気あるコード・チェンジも無く、男気溢れるワン・コード・ファンクを延々続ける様は絶品。もちろん盟友ボビー・バードの声も聞こえてきます。次に登場なのが67年ヒット・シングル“I Can't Stand Myself”の再演「I Can't Stand It」。同じ曲を繰り返し別メンバーで録音し、結局質も落とすことがよくあるJ.B.ですが、ここでは結構なクオリティでの再演。味わいこそ違えど、上質ファンクに仕上げてます。そしてハイライトともいえるのが「Escape-ism」。LPではPart1、2に分かれて2曲で収録でしたが、現行はボートラで19分のコンプリート版まで収録。ヒップ・ホップの原型ともいえる、ラップっぽいトーキングも大いに絡めストリート感溢れるワン・グルーヴで押し通します。フレッドやセント・クレアーのヒップなホーン陣のソロもガッツリ聴けます。最後を飾ったのが、これまたグレイトすぎる特大ホームラン級ファンクのタイトル・ナンバー「Hot Pants」。こちらはシングルの1,2カウントではなく、,御大の“Ah〜〜”から始まるアルバム再録テイク。殆ど演ってることは同じながら感触は違うので前ヴァージョンを楽しむならコチラです。
「ともかく緊張感が途切れない優秀ファンク・アルバム。素晴らしすぎます!」
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2016.07
03
Category : New Wave + Punk
Theme : 洋楽ロック
Genre : 音楽
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  いや、しかし長かったヨーロッパ出張。気楽にできれば良かったのですが、ブランドとも遺恨を残したきわどい交渉に加え、我が社のトップも来て合流と、あまり遊びの余裕が無い日程でヘロヘロ。今回ヨーロッパにいても向こうの人等も皆口にしてたのは、イギリスのEU離脱の衝撃でした。経済的にも日本には悪影響必至なので痛いトコロ。まぁそんなコト書いてもおもろないので、2017春のファッション傾向話。目立ったのはボヘミアンやトライバル調でしたが、奇才ジョン・ガリアーノのマルジェラや、ピカソとまで評されるデムナの新生バレンシアガなど、また新たな流れが出てきたのは注目です。DSQUARED2なんかはロンドン・パンクスやスカからの影響バリバリで、パッチワークに安全ピン多用などストリート回帰の流れも。この辺は見ていても「カッコええな〜」と興奮でした!
 で、すぐに感化されパリの部屋でもガンガン聴いた、反体制を歌ったクラッシュです。コレ聴くと、気分は少年時代に戻れます。やっぱコノ頃のパンクはサウンドも、ファッションも刺激的です。ピストルズの“Holidays in the Sun”のオープニングもカッコいいけど、コッチの「Janie Jones」のスピード感も相当カッコ良し。当時、モコモコな音で有名だったこの1stですが、今アップルなんかで聴くと結構抜けの良い音になってて、さらにエエ感じ。また取っ付きやすかったのが、先に体に染みこんでたアナーキーが演ってた曲の原曲、「White Riot」や「London's Burning」といった不朽の名パンク。カリスマだった故ジョー・ストラマーの吐き捨てるような歌唱に、勢いに任せたようなミック・ジョーンズのギターがなんとも痛快です。そこへエディ・スリマンも影響を受けたというファッション的アイコンでもあったカッコ良すぎるベーシスト、ポール・シムノンがいるという構図が最高です。やっぱ上手い下手よりもクールな人物がそこにいるか、がロックは大事です! だいたいの曲は今も体で覚えてて2分くらいで終わる曲ばっかですが、中でも「Career Opportunities」、「48 Hours」、ミックの歌う「Remote Control」なんかも必聴のグレイト・パンク・ナンバー。他も「I'm So Bored with the USA」、「Hate & War」、「What's My Name」、「Deny」とカセットのA面で聴いた曲は、疾走感溢れるハズせん曲ばっか。すでにレゲエとの接近を感じるジュニア・マーヴィンのカヴァー「Police & Thieves」も収録です。
「影響力って点では、日本も含め絶大だったこの1st。理屈抜きにカッコええ〜!」
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