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音系戯言

偏見に満ちた音楽観をだらだらレビュー。 あくまで保有音源整理の為と、自己満足備忘録。黒人系(R&B・SOUL・Hip Hop)とロック中心。リアルな音はココにある!!

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ezee イージー

  • Author:ezee イージー
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2016.06
15
Category : Man's World
Theme : アルバムレヴュー
Genre : 音楽
Yusaku.jpg



今から思えば男がカッコよかった時代だった昭和の頃。女性が躍進する今では考えられないですが、「女は黙っとけ」みたいな空気が普通にありました。そんな、男がカッコつけられてた時代、憧れの的だったのが松田優作で、俳優として数々の映画・ドラマに出てました。勝新太郎、萩原健一、原田芳雄など男クサく、男惚れするアクターがその時代にいて、今とは違って色んなTVに出てベラベラしゃべったり、愛想ふりまくってこともしなかったので、カリスマ性も抜群。本業ではないにしても、音楽をたまに演ってもカッコよかったんです。こういった男気ある人達は、やはり内田裕也氏の一派でもあって、たまにNew Year Rock Fesなんかで歌う姿は子供の時に見てました。歌う姿も俳優の時のイメージそのままで、シビれたもんです。
 何回も見まくった“探偵物語”の松田優作も時に歌ってましたが、ハードボイルドにキメてくれてるのがこのライヴ。藤竜也が書いた歌詞もシビれる「Yokohama Honky Tonk Blues」の優作ヴァージョンは何度聴いても凄まじきカッコ良さ。なかなかこの空気は現在、味わえないです。バックはアイ高野がいる頃の竹田和夫のクリエーションに、エディ藩が加わるという鉄壁の体制。オープニングを飾るヨコハマBJブルースでお馴染みの激名曲「灰色の街」から、イントロからシビれるほどの渋くクールな演奏で盛り立てます。優作の野太く粗野な歌声に詞、李世福による秀逸メロディ、いっこもチャラチャラしてません。ボブ・マーリーにジミー・クリフの名もイントロに出てくるレゲエ・ナンバー「Bay City Blues」も激渋のパフォーマンス。当時の優作のイメージそのままの「雨の日にはBlues」では正統派のブルースも披露。R&R系でも竹田和夫&エディ藩のスリルあるソロ・リレーも聴ける「Shake Your Blues」のほか、「Honky Tonk Women」、「Bony Moronie」の日本語によるカヴァーもあり、これがなかなかイケてます。クリエーションで竹田和夫が歌ったスロウ「Try Me Tonight」を日本語で歌った優作版も実に染みます。またラスト・ナンバーのバラード傑作「マリーズ・ララバイ」が泣ける逸品で、ディランの“I Shall Be Released”さえも彷彿させてくれます。ぶっきらぼうなヴォーカル・スタイルながら、特にミディアム〜スロウでなんとも迫りくるモノがあり。
「さあ、明日から再び激動のミラノ・パリ出張。昭和の男を磨いてきます!」
::more
2016.06
12
Category : West Side
Theme : HIPHOP,R&B,REGGAE
Genre : 音楽
Above_the_Rim_Sndtrck_201606090345439b1.jpg



 あ〜懐かしや。G-ファンクと呼ばれた、西海岸発信のヒップ・ホップ。そもそもG-ファンクってジョージ・クリントン系のパーラメントなんかのP-ファンクって呼ばれてた音をDr.Dreなんかがフレーズ流用して再演奏したりループしたりしたもんでしたが、さらにWarren Gあたりは洗練させレイドバックしたような感じで、一大潮流となってました。イースト・コースト発信がバリバリのハーコーだったのに対し、L.A.発らしくカラッとしたR&Bテイストでやたら音もクリア。ポップ&メロウなのも多くて、女性にはコッチの方が断然聴きやすかった感じ。20代の時、イチビって車でしょっちゅう聴いてたこの有名なサントラはG-ファンク(=デス・ロウ)代表作で、番長Dr. Dreの監修。歌モンとラップも違和感なく同居する美味しいアルバムです。
 まず登場のSWV「Anything」1stに入ってた時からガラリと変わったフリーダム使いのダンサブルなRemix。欲張って追い出すとワケ分からんRemixの世界でしたが、こういう別曲みたいな優秀Remixは見逃せません。大注目は、もう落ち目だったAl B. Sure! がアル・グリーンの大傑作「I'm Still In Love With You」をカヴァーしてるトコ。オリジナルに忠実でナイス・カヴァーです。当時、躍進のJODECI勢もバックアップで、90年代指折りのディープ・シンガーDino擁するH-Townの「Part Time Lover」、B-Rezell「Blowed Away」、秘蔵のままだったデス・ロウのレディ・ソウルJewellの「It's Not Deep Enough」としっかり制作で絡んでます。そのJewellガイAaron Hallを迎えた熱いスロウ「Gonna Give It to Ya」も演ってます。ベテランD.J. Rogersの復活作「Doggie Style」もあり、盛り沢山。歌モンは西も東もヘチマもなく、入ってます。そしてラップ・トラックは圧巻のデス・ロウ・ショウケースで、象徴的ユニットTha Dogg Pound 「Big Pimpin'」Snoop Doggy Doggや、フックを歌うNate Dogg等も参戦。ドレ−制作のThe Lady of Rage 「Afro Puffs」でもSnoopは登場です。映画にも出た2Pac & Thug Lifeは「Pour Out A Little Liquor」でレイド・バックしたトラックで心地良し。しかしながら最大の衝撃だったのはWarren G & Nate Doggでの「Regulate」。もうAORって言っていいほどのメロウなHip Hopで、バックトラック使用のマイケル・マクドナルド"I Keep Forgettin'" の格まで上がった感じ。他も大ネタでは、Commonが使用したEddie Kendricksネタを更にR&Bに再構築したSweet Sable「Old Time's Sake」Paradiseなる女性の「Hoochies Need Love Too」でのアイズレーズ"Groove With You"など新鮮なソウル再訪が連発でした。Rhythm & Knowledgeって人等の「U Bring da Dog Out」もトムトム・クラブ使用でメチャメチャ気持ち良し。さらにDJ Quik関連のウェッサイなO.F.T.B.「Crack 'Em」2nd II None「Didn't Mean to Turn You On」とファンク魂を感じる好トラックも収録です。
「数あるサントラ系でも、1、2を争うハイレベルな優秀オムニバス。さすがドレ−です!」
::more
2016.06
09
Category : West Side
Theme : HIPHOP,R&B,REGGAE
Genre : 音楽
Ice Cube EP.jpg



 ブレイク・ビーツってのが、どれだけカッコええのかを思い知らしめてくれるアルバム。俳優として“フライデイ”(←おもろい!)などヒット作に主役級で出演して大物になったアイス・キューブが、その前にHip Hopアーティストとして存在感を示した金字塔がコレ。まぁ、今となっても大音量で聴いて興奮できる25年前の作品。これこそがホンマモンやと声を大にして言いたいスーパー・ファンクな音が目白押しです。西海岸L.A.のラッパーが、東の大御所PEのサウンド・チームThe Bomb Squadと共に作り上げるという、数年後の抗争からは考えられない東西交流です。この後、よりドープな東、Pファンク&メロウ化した西、さらにバウンシーな南部と細分化したのは、言わずもがな。西の大御所グループでDr.Dre等を輩したN.W.A.を脱退して最初の一歩です。
 初の黒人大統領オバマ登場の10年以上も前。アメリカの格差社会の根深さは実感しきれない部分が多いですが、タイトルにあるようなKKK白人至上主義団体を揶揄し、怒りに満ちたラップで充満してます。訳詞とか見たらエゲツないです。そういうなのに嫌悪感を抱く人でも、ファンク中毒にはたまらんサウンドで魅了してくれるのが本作。ド頭から白人看守に電気椅子に座らされるやり取りでギョッとしますが、そっからなだれ込む「The Nigga Ya Love to Hate」の身震いするほどのカッコ良さ。シャープ極まりない、キューブのフロウに、The Bomb Squadの天才的なウルトラ・ファンク・ワールド。基本、70年代ファンクのサンプリングに鋭角ビートで再構築する手法で、元ネタ以上にエキサイトさせてくれたりします。特にAWBの“The Jugglers”をガッツり使う「What They Hittin' Foe?」なんか、凄まじい緊張感でマジたまらんです。また「Endangered Species」はPEのChuck Dで共演で、あの“Fight The Power”を彷彿させるビートで爆裂。つづく「A Gangsta's Fairytale」がコレまた激クールなトラックで大興奮です。あとマストなのが「Rollin' Wit the Lench Mob」で、この頃のヒップ・ホップがいかに素晴らしかったかを改めて実感。
 直後のリミックス含むEP“Kill at Will”もセットで聴きたい優れもので、PEとの蜜月を感じる鬼トラック「Jackin' for Beats」、ドープな「Dead Homiez」はココで聴けます。
「久々に聴くと、やたらエキサイトしてしまったヒップ・ホップ初期。むちゃくちゃ熱いです!」
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2016.06
06
Category : East Coast
Theme : HIPHOP,R&B,REGGAE
Genre : 音楽
Black Planet



 ソウル・トレインで最初見た時、政治団体かなんかの圧力団体かと思ってしまったパブリック・エナミー。SPみたいに腕組んで仁王立ちの兄ちゃんとかおるようなステージですわ。主義主張も大事なのですが、その前に音楽的でなければって感じでした。ところがEd O.GNaughty By Natureに感化されてから聴いた、映画“Do The Right Thing”の主題歌だったヒット・ナンバー「Fight The Power」。このメタリックなファンク魂に満ちたトラックに、出てから2年も経ってからハマっちゃいました。ノイズに近いようなゴチャゴチャのサンプリングに、切れ味するどいスクラッチ、怒鳴りつけるようなチャックDにフレイヴァー・フレイヴのRAPと、一聴すると新しいロックのようにも聴こえる斬新さを持ってました。ツギハギだらけのパッチワークみたいな音楽やけど、これはイケる!と。この頃のアイス・キューブなんか聴いてもそうなんですが、神がかってるのがThe Bomb Squadが制作していたサウンド・プロダクション。とにかく音のセレクトが、激ファンクでツボを突きます。
 根強い人種差別から、黒人の権利を勝ち取ろうって内容の迫力あるラップでガツンとかます、この「Fight The Power」。何年か前のHip Hopで歴代1番カッコいい曲にも選ばれてましたが、レベル・ミュージック云々の前に震えるほどのカッコよいビートです。このテンションの高い骨太ファンク・ビートはThe Bomb Squadならでは。The J.B.'sの"Hot Pants Road"を軸に、Bobby Byrdやなんやかんやゴチャ混ぜにした鬼気迫るビートは今も新鮮に響きます。極東の日本人ですので、がっつり思想にシンパシーを抱くことはないのですが、単純に熱いビートを聴きたいときにはやっぱPEは外せません。コノ曲が断然かっこいいのですが、他の如何わしくもストリート感溢れるトラックもイケてます。冒頭のクールな「Contract on the World Love Jam」から「Brothers Gonna Work It Out」の流れ、黒人居住区の行政対応の遅さをディスる「911 Is A Joke」、こちらも緊張感満載で迫る「Welcome To The Terrordome」と70年代ファンクを切り刻み、新しいファンクに昇華させてます。「Burn Hollywood Burn」では、後にとてつもない傑作をThe Bomb Squadと残すIce Cubeに、売れっ子だったBig Daddy Kaneも参加。「Who Stole the Soul?」や「Revolutionary Generation」やロック的に、BPMの高いビートも多用。終盤の、ジャクソン・シスターズ使い「Can't Do Nuttin' For Ya Man」に、疾走しまくる「War At 33 1/3」あたりもエナジー爆発って感じ。なお配信で聴ける、デラックス・エディションはRemixもたらふく聴けます!
「Hip Hop初期、混沌の中で突き抜けたパブリック・エナミー。時代の寵児でした。」
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2016.06
04
Category : 90's Male R&B
Theme : HIPHOP,R&B,REGGAE
Genre : 音楽
boys to men



  90年代に最も成功したヴォーカル・グループといえば、この4人組、Boyz II Men。グループ名の通り、元々ニュー・エディションから影響を受け、モータウンからデビューした4人組でしたが、日本人でも誰もが聴いたことあるくらい世界的大ヒットとなった美メロ「End Of The Road」で一躍大スターになったグループ。その後もマライア・キャリーなんかのビッグ・ネームとのコラボも果たし、国民的人気グループになってましたが、愛着があるのはやっぱこの1st。品行方正なイメージ、美しいハーモニーで、誰からも愛される人気グループとなり、こっからR&Bファンとなった女子も多かった感じです。そして以前からのソウル・ファンにもウケたのが、70'sの香りも漂わせたスウィート・ソウル・フレイヴァでした。
 当時、プレスリーの持ってた記録を塗り替えるほどのビルボード・ヒットとなった「End Of The Road」を目当てに買ったのですが、元々この曲はサントラ“ブーメラン”の1曲で、この1stに何にも関わってなかったベイビーフェイスの曲。この大ヒットを受けリイシューされたモノでしたが、さらに増築を重ね今、聴けるのがこの拡大盤です。純粋な1stの部分はBBDのマイケル・ビヴンズがバックアップした、ダラス・オースティン制作中心の10曲。バラードばっかじゃなくて、まだストリートの香りも漂うトコが魅力です。R&Bチャート1位にもなった「Motownphilly」はその典型で、ニュージャックな香りもプンプン。「Under Pressure」なんかもダンス系ですが、かなりハジけてます。007のテーマ導入の「Sympin'」もカッコ良いヒップ・ホップ・トラック。でもグループの方向性を決定づけたのは次のシングル大ヒットとなった、スピナーズのG.C.キャメロンが歌った70'sソウル・カヴァー「It's So Hard to Say Goodbye to Yesterday」。もうコレは絶品中の絶品で、アカベラ・ブームの先駆けとなる素晴らしいハーモニーを披露してくれます。さらにオールド・ファンも狂喜させたのがファイヴ・サテンズのドゥーワップ・クラシック「In the Still of the Nite」の極上カヴァーで、これもジャクソンズ伝記映画のサントラからで拡大盤に収録。さらに「Just A Cover Up」、「Can't Be Liked」なるアンリリースドのトラックも拡大盤には収録でコレがNJSファンにはたまらん硬質ダンス・トラック。
「ヴァーカル・グループ復権を決定づけた90年代のトップ・グループ。ハモりの美しさに惚れぼれです!」
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2016.06
03
Category : 90's Female R&B
Theme : HIPHOP,R&B,REGGAE
Genre : 音楽
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 疲労困憊の中、よ〜く効くのが甘酸っぱいR&B。中でも絶対的名曲として、今もって君臨し続けるのが「Before You Walk Out Of My Life」。当時、聴きすぎて、CD割れんのちゃうかって思ったくらいの曲です。14歳の若さで衝撃的デビューを果たしたアトランタの星、モニカ嬢のヒット・シングルでしたが、彼氏が去ろうとする女の子の心情を歌った切ない歌詞に加え、アレサとタイマン張れる程のティーンではありえない激ソウルフルな歌唱。アンドレア・マーティン等の作ったメロディも、多分想定以上の仕上りになって皆が驚愕したであろうことは容易に想像できます。特に終盤のゴスペル仕込の震えるほどの凄まじい歌い込みは、もはや子供の域ではないです。この1曲だけ制作参加のソウルショック&カーリーンが全部かっさらった一大傑作としても、語り継がれるモンスター曲であることは疑う余地なし。これからずっとソウルショック系の女の子R&Bも追い続けちゃいましたヨ。とにかくピート・ロックのリミックスEPまで買ってしまったこの大傑作の入った1st。ひょっとしたら今も活躍のモニカ嬢、最高傑作かもです。
 そんなことで久々に聴いて熱い思いになってしまったダラス・オースティン入魂のデビュー作。1曲目「Miss Thang」からロウ・ファンク調トラックと、幼少期から通っていた教会仕込のパンチが聴いた歌唱で持っていきます。1stシングルだった「Don't Take It Personal」も、サンプリングも用いたHip Hopソウルを感じる作りですがインパクト充分で、終盤のRemixもクール。ミスター・マリクを迎えた「Like This and Like That」や、ワン・ウェイをサンプリングの「Skate」、重心の低いビートも心地いい「Angel」など、ダンス系もカッコいい仕上り。また、中盤カヴァー・コーナーはまずS.O.Sバンドの「Tell Me If You Still Care」を忠実に再現。そしてディープな「Let's Straighten It Out」は74年マイアミのラティモアが歌った曲。14歳の小娘に、このカヴァー。ダラス・オースティンも策士です。しかもデュエットは若き日のアイドルR&Bシンガー、Usher。ヒット曲からは想像できないブルージーさで迫ります。終盤はスロウ中心ですが、中でも胸キュン系「Why I Love You So Much」は、"Before You Walk〜”まででもないですが、結構エエ曲。ここでもオバハン並みにコブシを回します。ボートラの「In Time」は普通のミッドR&Bながらナカナカの貫禄。
「子供やと思って聴いたらブッ飛んだ、伝統的ソウル・シンガーだったモニカ。金字塔ココにあり!」
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