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音系戯言

偏見に満ちた音楽観をだらだらレビュー。 あくまで保有音源整理の為と、自己満足備忘録。黒人系(R&B・SOUL・Hip Hop)とロック中心。リアルな音はココにある!!

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ezee イージー

  • Author:ezee イージー
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2016.05
29
Category : Rolling Stones
Theme : 洋楽ロック
Genre : 音楽
bridges.jpg



 怒涛のせめぎ合いの交渉事に明け暮れる毎日。ここはいっちょストーンズで箸休めです。90年代のストーンズっていうとコレの前の“Voodoo Lounge”以来、少し疎遠だったりしたのですが、コレはまだ馴染めたアルバム。というのも、カラフルな感覚が少し戻ったポップな要素も多かったから。多分ミックの意向と思しきダスト・ブラザーズはじめ、色んなプロデューサーと組んだのでトレンド感が出たのは吉でした。オッサンだけに支持されるバンドには、なって欲しくなかったので、このゴチャまぜ感は心地良し。最近のアルバムと思ってたけど、もう20年近く前。光陰矢の如しです。
  まずココが大事、1発目掴みの「Flip the Switch」が、勢い溢れるストーンズらしいパワー・ロックでこれはガッツ・ポーズでした。地味だった“Love Is Strong”の掴みに比べ大歓迎です。ワディ・ワクテルも参加のシングル・ヒットも「Anybody Seen My Baby?」もキャッチーなメロディで何回もリピートした曲。ここでは何とビズ・マーキーの声もサンプリング。シングル曲はどれも印象的で、テンプスの“Papa Was a Rollin' Stone”にインスパイアされたという劇的な「Out of Control」、チャーリーのドラムをサンプリングしてビートを構築した上にビリー・プレストンのオルガンも乗っかった「Saint of Me」と、キャッチーな仕上りに嬉しくなります。ミックの好奇心溢れる冒険に、“しょ〜がね〜な〜”とつき合うキースやチャーリーの構図がたまりません。もちろん地に足はついていて、“Emotional Rescue”の頃のようなタイトなR&Rグルーヴを聴かす「Too Tight」なんかは必聴です。他もソコソコながら、王道ストーンズ印満開の「Low Down」や、“刺青の男”B面っぽいメロウさを出す「Always Suffering」も聴きどころ。一方、我が道をいくとばかりにレゲエ趣味をモロ出しした「You Don't Have to Mean It」に、オールド・スタイルで貫く「Thief in the Night」のキースの歌う曲も良きアクセントに。最後もキースの「How Can I Stop」で“とっ散らかした分、俺が締める”と、なぜかウェイン・ショーターまで呼んできたスロウで締めくくります。
「50代に突入した頃のストーンズの記録。ペースは落ちても、創作意欲に満ち溢れてます!」
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2016.05
25
Category : Southern & Deep
Theme : Soul, R&B, Funk
Genre : 音楽
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嗚呼メンフィス・ソウル、っていっても、今や壊滅状態で歴史遺産のようなものですが、60〜70年代のそれは一種のブランド。そこでファンにはヴィトン、エルメス並の存在感なのが、スタックスやこのハイでの音源。そのハイ・サウンドをウィリー・ミッチェルと共に、シンガー、ライターとして支えた職人ドン・ブライアントが37年振りの来日です! 私をディープ・ソウルの沼に引きずり込んだ、たいして売れもしなかったドンの大名曲「I'll Go Crazy」も堂々披露。奥方のアン・ピーブルズに書いた“I Can't Stand The Rain”や、一緒に来たフィートのケニー・グラッドニ―(b)と“Dixie Chicken”なども演ってくれた六本木ビルボード。まさに歓喜の夜(←オッサンばっか)でした。サザン・ソウルが人気の日本では著名なドン・ブライアントも、本国では無名の域らしいですが、コレはそのドンよりもさらに無名でシングルだけで終わった名演も集めたハイの男臭いコンピレーション。10年以上前の編集ですが、当時飛びついたナイスなCDでした。
 中身は冒頭のOtis Clay、Don BryantでもうK.O.で、ハイでクリーンナップを打ったSyl JohnsonO.V. Wrightを要所に抑えながら、誰それ?ってな人もズラリ並ぶシャブリ尽くしたい人向けの内容。ハイ好きにはたまらん音、てんこ盛りです。Joe Lって人の「I Can't Stand It」では、これぞっていうハイ・リズムが堪能でき、鼻の穴も膨らみます。ソウル・チルドレン結成前65年頃のNorman West「Hey Little Girl」や「Burning Bridges」にも実に塩辛な声にグッときます。Atlanticブレイク前のPhillip Mitchellの73年シングル「Turning Over The Ground」や、メル&ティムも歌った自作曲「The Same Folks」の自分版も良好。Bobo Mr. Soulなる変な名前の男が歌う「Hitch Hike To Heartbreak Road」など最高級クラスのミディアム・ジャンプ。この人、実は80年代ボー・ウィリアムスと改名してキャピトルでソロとなったアノ人です。後年、再評価も著しい名ライターでもあるGeorge Jacksonのシビれるバラード「I'm Gonna Wait」も収録。T-99なるグループの72年グレイテスト・スロウ「Sweetness Ain't Sweetness No More」は必聴と言える、ディープ好きには秒殺クラスの好曲。71年にシングル1枚で消えたというEddie McGee「What Made You Change Your Mind」もなかなかのミディアムです。後にABCでアルバムも組まれたヴォーカル・グループThe Masqueradersの74年作「Wake Up Fool」なんか絶品と言っていいクラス。また80年代後半には花開いたWillie Claytonの75年ハイ時代 「Hello, How Have You Been」のスムージーな歌唱、インディでもならした Bobby McClure「Was It Something I Said」 等の男気あふれる歌唱も捨て難い魅力です。他も、Gene Andersonに、Willie Walkerなど、阪急・高井や阪神・遠井吾郎のような人達も続々登場です。最後はサウンド・曲共に最高ながら歌がトホホなTeacher's Editionの「I Wanna Share Everything」で〆。でもタイトル通り、許します。
「サザン・ソウル中毒者向けの濃ゆい内容ながら、好きモノにはたまらん内容。酔えまっせ〜」
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2016.05
22
otisclayvinyl.jpg



チャンスがあれば是非ステージを見たいと思ってたのがオーティス・クレイ。残念ながら既に故人となっちゃいましたが、がっつり濃ゆいソウルを聴きたい時には重宝する人です。ディープ・ソウル系の人では、かなり愛聴させていただいた人でどのレーベルでも全身全霊という言葉が相応しい歌唱を残してくれてます。それはまさにザ・ソウルと言いたい、ココぞっていうときに入る絶妙のフレージング、熱い歌唱は見事。数々の名演は枚挙に暇がないですが、アルバムでの代表作となるとハイ時代の1stが有名。タランティーノ、ウータンのRZA、ルパン三世の青ジャケ時代等の世界が好きな人にはたまらん70年代ハイ・サウンドと、ディープ極まりないクレイ氏の歌声は相性バッチリです。
 中身は代表曲「Trying to Live My Life Without You」でスタート。数々のカヴァーも生んだ自身最大のヒット曲で、サザンの桑田佳祐もカヴァーしてます。(そのお返しに、クレイ氏は“いとしのエリー”を後にカヴァー) ゆったりとしたミディアムで、皆に愛された曲。しかしココは単なる掴みとも思える、全編聴き応え満載の内容です。ハワード・グライムス(ds)に、ティニー・ホッジス(g)、リロイ(b)、チャールズ(Organ)のホッジス兄弟とメンフィス・ホーンズで奏でられるメンフィス・ロイヤル・スタジオでの独特なHiサウンドは唯一無二の素晴らしい音で、クレイとの相性も絶品。2曲目から、ハイの番頭的存在ドン・ブライアント作の「I Die A Little Each Day」のなんとも染みるバラードが登場。さらにこの布陣のサウンドが最大限に活かされたミディアム「Holding On To A Dying Love」と、この上ない展開にまぁシビれます。続く「I Can’t Make It Alone」、One-Derful初演でも最高だった名バラード「That's How It Is」のHiサウンド版での再演でも、丁寧な歌い込みは変わらず。後半は、ブルージーなスロウ「I Love You, I Need You」に続く「You Can't Keep Running From My Love」がまたもや極上のハイ・ミディアム。そして至福の時は続きます。サザン・ソウル・クラシック「Precious Precious」の登場です。ジャッキー・ムーアのオリジナルですが、やはりこのクレイ版も絶品。「Home Is Where The Heart Is」でもお得意のゆったりミディアムで安定投球。仕上げは少しファンキー・ブルース風「Too Many Hands」で〆。
「速球は無しでも、この巧みな投球術。あれよあれよと持っていかれます!」
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2016.05
18
Category : Roots Rock
Theme : 洋楽ロック
Genre : 音楽
full house



 たまに土臭いブルースも聴きたくなりますが、たいがいホンマもんをじっくり聴く根性も無いので、J.ガイルズ・バンドです。最強のライヴ・バンドと呼ばれた人達です。残念ながらライヴは見たことがないのですが、何枚もライヴ・アルバムを残してくれていて、それぞれ楽しさ満開の内容です。ハード・ドライヴィング・ブルース・バンドとして最高峰とも思えるバンドですが、ポップなEMI期からすれば、随分ドス黒いスタイルで演っていたのがアトランティック時代。黒人音楽に対する愛情を思いっきり感じます。
 ド頭からブッ飛ばすのが、馴染み深いデトロイトのモータウン・ヒット「First I Look At The Purse」。ザ・コントゥアーズの65年ヒットで、クールなダンスR&Bを、迫力あるドライヴィングR&Rに仕立てあげ一発目から盛り上げます。マジック・ディックのハープと、セス・ジャストマンのオルガンが、なんといってもこのバンドの個性となってますが、ここにセクシーなピーター・ウルフの歌が乗っかるともう無敵艦隊となります。オーティス・ラッシュの「Homework」はスタジオ版よりテンポ・アップした荒々しい展開。リーダー、J.ガイルズのシャープなブルース・ギターも冴えます。ビッグ・ウォルター・プライスのR&Bヒット「Pack Fair and Square」では、セスのピアノもロールしまくりでバンドもさらにヒート・アップ。これはオリジナルもサックスが吠えまくるブギウギで超カッコいいので必聴です。マジック・ディックのテーマ曲ともいえる「Whammer Jammer」ではブルース・ハープの真髄が聴ける熱いテイク。アンプリファイド・ハープのお手本みたいなカッコよさですが、間髪入れずなだれ込む「Hard Drivin' Man」も後の名曲“Detroit Break Down”にも通じる熱いオリジナル・ナンバー。ピーターの観客とのコール&レスポンスもシビれます。こうして聴いてるとブルース・ブラザーズのお手本にもなったのかな、と感じたりもします。約10分に渡って繰り広げられる「Serves You Right to Suffer」はジョン・リー・フッカーのブルース。ハープ、オルガン、ギターとがっつりソロ廻しをしてます。この辺はライヴならでは。ブギ調の「Cruisin' For A Love」は後半のテンポ・アップもクール。ジャムをそのまま曲にしたような感じですが、素人と違ってやたらタイトでカッコいいです。ちなみにクレジットで登場するJuke Joint Jimmyとは架空の人物で、メンバー共作のようなもの。盛り上がり必至のラスト「Looking For A Love」はヴァレンティノスの名曲ですが、ココでも強烈R&Rに仕立て上げてます。
「間違いなく盛り上がったであろうJ.ガイルズ・バンドのライヴ。ピーターのロックなカッコ良さが肝!」
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2016.05
15
Category : Roots Rock
Theme : 洋楽ロック
Genre : 音楽
peterwol.jpg



 ストーンズのM.ジャガー同様、70歳を超えてもセクシーなロックン・ローラー、ピーター・ウルフ。このジャケを見よ! これは古希のジジイの御姿やないですよ。ドーナツ盤、聴いてノリノリのピーターが写った、正真正銘の6年ぶり新作。再び若年層にアナログ・レコードが脚光を浴びる現在、“俺がエエ音楽、教えたるわ”という気概さえ感じます。スリムな体型も維持して、何ら変わらぬ渋いロックを届けてくれました。J.ガイルズ・バンドの時からファンだった人も納得の、味のある土臭いバンド・サウンドがまた嬉しいやないですか。
 冒頭にしてはあまりに厳かな感じの「Rolling On」からでアレ?って思いますが、モー・バンディの74年カントリー・ヒット「It Was Always So Easy」のカヴァーでもうガッツポーズ。続く「Peace of Mind」も、レイド・バックしたバンド・サウンドに衰えないピーターの慢性鼻炎調の渋い声が乗っかりシビれます。初期J.ガイルズ風のブギー「How Do You Know」でのふてぶてしい様も嬉しいトコですわ。そしてLarry Campbellも参加のカントリー「Some Other Time, Some Other Place」の後に続くのが、サザン・ソウルの香りプンプンの「It's Raining」。ソウル・レジェンド、ドン・コヴェイと作った哀愁溢れるナンバーでこの辺は極上の出来。実に素晴らしいです。オールド・ジャズな「Mr. Mistake」なんかも好調で、殆どがオリジナルで勝負っていうのも気合入ってます。セルフ・カヴァーも2曲で、J.ガイルズ・バンド時代の「Love Stinks」はなんとブルー・グラス・ヴァージョンで演奏。ソロ作“Long Line”で演ってたアコースティック・バラード「Wastin' Time」は、迫力あるバンド・サウンドで再現。この2曲のみライヴ仕様ですがハッキリ言ってムチャクチャええです。多分、昔から好きな人は百発百中で気に入るハズです。終盤のカヴァー2曲、Thomas Wayne & The Delonsの50’sヒット「Tragedy」に、Lefty Frizzellの60'sカントリー「Stranger」も元歌は知らんけどエエ感じで演ってくれてます。
「若い奴らが真似したオールド・ロックとはワケがちゃうぞ。と余裕のホンマもんの音。年季がちゃいますわ」
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2016.05
09
Category : Atlantic, Stax
Theme : Soul, R&B, Funk
Genre : 音楽
rufus thomas



 いつもながら寂しさ満開となるGW明け。帰郷中、私も息子達に干渉しまくりましたが、女の好みも口にするようになってたので安心。音楽の好みも、兄はピットブルやファレルマーク・ロンソンとダンス系、弟はKANA-BOONにONE OK ROCK(←森進一の息子)とJロック系に進化。ライヴまで行ってましたヨ。干渉ネタでいくとおもろかったのが最近TVで見たアニマル浜口親子です。普通の恋愛ができないと嘆いていた浜口京子に、“気合いだ〜!”と干渉しすぎるファンキーなアニマル親父が笑けます。そこで思い出したのがルーファス&カーラ父娘。愛娘カーラ・トーマスは普通に恋愛できたのか、どうでもいいいことながら気になりました。親父ルーファスははThe World's Oldest Teenagerという異名で活躍したエンターテイナーで、半ズボンのスーツで形態模写も得意とする、アニマル同様かなりファンキーな芸人シンガーです。40代になって花開いた遅咲き芸人で、初期のヒット“Walking The Dog”が有名ですが、ファンキーな70年代にも力作多し。上田正樹のサウスが何曲もカヴァーしてたので馴染み深い人です。指パッチンの後期スタックスでの代表作といえばこの鶏ジャケで有名なコレです。
 やはり最高なのがタイトルの極上ファンク曲「Do The Funky Chicken」。バックを担当したBar-Kaysの演奏もキレっキレっです。イントロのコケコッコーのモノマネから飛ばしまくる痛快ダンス・ナンバー。続くルイ・ジョーダンLet The Good Times Roll」でも、ファンク仕様で仕上げていてノリノリ。シングルにもなったヘヴィ・ファンク「Sixty Minute Man」の後は、ボビー・ウォーマックの名曲「Lookin' For A Love」が登場。実に楽しませてくれます。最初期に所属のメンフィス・サン・レコード時代の53年シングル・セルフ・カヴァー「Bear Cat」ではニャ~、ニャ~池乃めだかばりに鳴き倒していて最高です。御存知のとおり、リバー=ストラーの傑作“Hound Dog”のアンサー・ソング。というか替え歌です。「Old MacDonald Had a Farm」は日本でも“ゆかいな牧場”で知られるイ〜アイ、イ〜アイオーのあの歌。真骨頂とも言える愉快な展開です。「Rufus Rastus Johnson Brown」はタイトル曲に肩を並べるタイトなファンク・ナンバー。アーシーなブルースサウンドをバックにほとんど喋りたおす「Soul Food」、再びファンクでキメる「Turn Your Damper Down」の後は〆のシングル曲「The Preacher And The Bear」。こちらはノリの良いブギー・ナンバーでお得意の動物ネタ。
現行配信は8曲追加で、68年の後期スタックス第1弾「Funky Mississippi」、「So Hard To Get Along With」、69年「Funky Way」、「I Want To Hold You」、72年の「Itch and Scratch」(←超グレイト!)、74年の「Boogie Ain't Nuttin'」などファンキーなシングル曲をビシっと追加。
「明るくファンキーな親父だったトーマス家の親父さん。軽快ファンクとビールで寂しさ紛らわしてくれます!」
::more
2016.05
02
Category : Funk
Theme : Soul, R&B, Funk
Genre : 音楽
live1980.jpg



 最近、カニエ・ウェストが「これからは CD を二度と作らない。ストリーミングのみだ」と本気で発言してるのが話題に。これぞっていうものに関しては物体で欲しかったりしますが、実際の生活ではほぼiphoneやPCで聴いてるのが実情。しかも、コレ聴きたいって思う音源がCDで買おうと思ったら1万以上出して買わなければならないBOXセットのみの特典だったりして、単体で売らずという悪代官な商法も目立つ昨今。そりゃフィジカルのほうが利幅が大きいのでしょうが、これでは増々CD離れは加速化間違いなしです。そんなことで、どうしても聴きたかったアイズレー・ブラザーズの6人時代の貴重なスタジオ・ライヴ。収録だったCD23枚組BOXは富裕層向けのレア・アイテムとしか思えず。どうせ家にあっても邪魔なブツになるだけなので、迷わずアップル・ストーリーミングです。たとえコレだけが聴きたくて入会しても1000円かからんのですから、なんの不満足もありません。殆どスタジオ・アルバムも既聴なのにBOXなど今さら買ってられませんヨ。 
  中身は1980年10月N.Y.のスタジオで録られた生演奏で、当時の要人クリス・ジャスパー(Key)が監修です。73年作に6人版でリメイクされた傑作ファンク「That Lady」からスタートでいきなり血が逆流の興奮。グラミー5冠のケンドリック・ラマーもサンプリングしていた、あの名ファンクです。ロナルドの滑らかな歌唱に呼応する、オケーリー&ルドルフの兄貴達。弟アーニーのシャープなカッティングにジミヘン直系の絡みつくフレーズも絶品です。弟マーヴィンのベース・プレイも心地よい「Say You Will」、「Here We Go Again」とスムージーなグルーヴ・ナンバーも、なんともたまらん味わい。飲みながら聴いたら心地よさも倍増です。そして一転してメロウ・モードでの「Don’t Say Goodnight (It’s Time for Love)」でロナルドの猫なでヴォイスもキマりまくり。ここら辺は80年発表のスタジオ作からで当時の新作です。そして74年、77年のメロウ・クラシック「Hello It's Me / Footsteps In the Dark」、「Groove With You」を放り込みながら、 激熱のファンク「Fight the Power」がまたシビれます。マジ無敵! また、お得意のねっとりスロウ「Summer Breeze」から「Voyage To Atlantis」の流れではアーニーの蛇のようなギターもしっかり絡みつきます。終盤は「It's a Disco Night」から「Livin' In the Life / Go for Your Guns」といったタイトなファンクが再び炸裂。 ん〜、燃えます。
 「やはり特別な魅力を放つ3+3時代のアイズレー兄弟。よくぞ蔵出ししてくれた!」
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