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音系戯言

偏見に満ちた音楽観をだらだらレビュー。 あくまで保有音源整理の為と、自己満足備忘録。黒人系(R&B・SOUL・Hip Hop)とロック中心。リアルな音はココにある!!

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ezee イージー

  • Author:ezee イージー
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2015.05
30
say loud

さぁ降りてきました、神が日本に! 映画「ジェームス・ブラウン~最高の魂(ソウル)を持つ男~」が封切りです。早速、ららぽーとで拝見。マジで音楽映画でも1,2を争う素晴らしき内容で必見です。ここは脂が乗りまくってた頃の超激熱ライヴを! 90年代に入り“Star Time”や“Foundations Of Funk”、インスト・ベスト“Soul Pride”なんかで小出しにされてて、ファンが一日千秋の思いで待ちわびた発掘ライブ・アルバムが、この68年ダラス録音。これで67年録音ニュージャージーN.Y.アポロ2枚目、69年のジョージア、71年のパリ・オリンピアN.Y.アポロ3枚目と、クリームの5年間での6枚ものライヴ録音が出揃った格好。ハッキリ言ってすべて必須です。ハイ、これほんま。ライヴ聴かずしてJ.B.知ることなかれって言うほど、スリル溢れるファンクの真髄が堪能でき、映画でも要所で登場。ここでのバンドもクライド・スタブルフィールド&スウィート・チャールズ・シェレルのリズム隊にジミー・ノーランのギター、そしてセント・クレア・ピンクニーにフレッド、メイシオ、ピーウィーと揃い踏みするホーン・セクション、女房役にマーヴァ・ホイットニーと役者がズラリです。
 肝心のオープニングMCはメイシオが担当で熱い「Show Introduction」から登場すると、トニー・ベネットのスロウ「If I Ruled The World」をwithストリングスで余裕シャクシャクのスタート。キング牧師が暗殺されたこの年、聴衆も声高らかにレスポンスする「Say It Loud-I'm Black And I'm Pround」、熱いバラード「I Guess I'll Have to Cry, Cry, Cry」、ウィルバート・ハリソンの「Kansas City」とファンクは小出しの憎い構成。そして御大が一旦引っ込みバンド・タイムですが、ここでファンク・ボムの導火線にいよいよ着火。「Soul Pride」から、皆大好き「Tighten Up」になだれ込んでソロ廻しする場面など興奮です。メイシオの仕切りも抜群。そうするうちに、お馴染みのヒット曲連呼での煽りが始まり御大が再登場。怒涛のファンク・タイムに突入で「Licking Stick, Licking Stick」からマジ鳥肌もん。ソロ廻しに“Soul Man”や“Ride Your Pony”を盛り込んだ長尺な「Cold Sweat」の後に登場する「There Was a Time」がこれまた歴史的名演。恐ろしいくらいの緊張感をクライドのビート中心に構築です。スロウ「Medley」の後には「Papa's Got a Brand New Bag」、「I Got the Feeling」、「Maybe the Last Time」、激高速「I Got You」と客大喜びの必殺曲連打。軍隊のように乱れることない統率でバンドも突き進みます。マント・ショー「Please Please Please」で大団円と思いきや、再び勃起確実の鋭角的ファンク「I Can't Stand Myself」。シビれる〜 最後は再びこの時期の重要曲「Say It Loud-I'm Black And I'm Pround」で〆です。
「ゴッドファーザー・オブ・ソウルの異名が誇張でも何でもないことを証明するライヴ。映画の後に是非!」
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2015.05
27
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10年ほど前、ワーナー・グループがまあまあ本気で取り組んだファンク・コンピレーションの第3弾。1968〜77年のファンク・ミュージック最充実ディケイドの選りすぐりだけあって、Vol.12と共にドス黒い音を求めるジャンキーには必須です。基本的にブルース進行の土着的なJ.B.スタイルの影響下にあるもんが半分以上で、ファンクの基本と呼べる漆黒さです。
 まず登場するのはライオネル・リッチーがサックスで参加したAtlanticでの69年デビュー・シングルThe Commodores「Keep On Dancing」。ここからジャクソン5の前座に起用され、モータウン入りです。そのカップリング「Rise Up」も含め、まだ全然、洗練されてませんがナイス・パーティ・インスト。そして最高の興奮はJ.B.の盟友Bobby Byrdの73年作「I'm On The Move」。ファミリーを離れた直後のシングル盤ですが、J.B.マナーの雷電ドロップ級ファンク。まぁシビれます。同じくJ.B.を離れたFred Wesley & The Horny Hornsは77年「Four Play (Promo edit)」でP-Funkに鞍替え。こちらも必聴。ファンクの名門Charles Wright & The Watts 103rd St Rhythm Bandは71年「What Can You Bring Me」が収録で、有名どころはThe Meters、Black Heat、Rufus Thomas、Curtis Mayfield、New Birth、Beginning Of The Endに加え、宇宙に行く前のEarth, Wind & Fireなんかも収録。そして、イカついのは無名の未知なる遭遇となる人達。ダイク&ブレイザーズ調のBarry Jones「Do The Funky Boogaloo (Pt. 1) 」や、Freddie & The Kinfolk「Mashed Potato, Pop Corn」、コティリオンのMark Holder & The Positivesなど、安モン臭いけど味のあるアーシー・ファンクがワンサカ。また、Loma RecordsのMr破天荒Mighty Hannibalや、人気のインストJohnny Cameron & The Camerons「Funky John」、ミシシッピのレディ・ソウルJoyce Jones「Help Me Make Up My Mind」、Sam Deesが71年Black Haze Express名義で録音した激ファンク「Won't Nobody Listen」、人気のThe Fabulous Countsシングル曲「Get Down The People」などは嬉しい収録。他も、フリー・ソウルで知ったThe Stovall Sistersや、1000円再発で再注目だったRasputin's Stash、スライ傘下の6IX、バリバリのクラヴィネット・ファンクが70年代なDarrow Fletcherなど、最近も掘り起こしが進むマイナー・アーティストもポイントで聴けます。
「グルーヴ命の男達の熱い汗を感じる好編集。ノッてなんぼです!」
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2015.05
24
Category : Cool Groove
Theme : 本日のCD・レコード
Genre : 音楽
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 仕事の関係でチョクチョク顔を出す二子玉川界隈。ライズを中心としたブラッシュアップで増々おもしろい街に変貌。興味深いのは、よりライフ・スタイルをデザインした衣食住の提案が高度化したこと。こりゃ人も会社も集まります。蔦屋家電なる新施設に入ったアップル・ショップも賑わいで、見てたらi-watchも欲しくなりました。旅行やアート、ファッション等で区切ったマニアックな切り方にカフェ空間など色んな発見がありそうなワクワク感も向上。わざわざ雑多な渋谷に出て買いモノする人も減りそうな予感です。上手い見せ方に危うく2万円台もイヤホンを買っちゃうとこでしたが、「昨日、銀座で夜中まで飲んだとこやぞ」と我に返って面白そうなCDを借りるに留め、聽いてるのが大橋純子さんです。
 そんなことで本作。純子さんが、ベストテンとかにも出ててノリに乗ってる頃のアルバムで、この頃の魅力は程よいブラック・フィーリングと親しみやすいポップス感です。もちろんバックは小田健二郎(Key)や、土屋昌巳(g)等を擁する美乃家セントラル・ステイション。TVに出てても間奏とかでクレジットされてたので、覚えてます。旦那で美乃家のメンバーでもある佐藤健氏の曲中心に、前半はバンドと共にナイス・シティ・ポップスを繰り広げます。シングル・ヒットした「サファリ・ナイト」、イントロでアースの“That's The Way Of The World”を彷彿させる「傷心旅行」など70年代歌謡のセンス良い部分も見せながら、土屋昌巳の激ファンク「Hold On, Hold Tight」なんかも登場。この黒さは当時、TVでは知りえなかった部分。後半は筒美京平のプロダクション。当時は自身のバンドではない録音に純子さんも反発してたそうですが、これがナカナカいけます。ポンタや松原正樹、坂本龍一も参加の「メビウスの輪」なんかカッコいいグルーヴで隠れた名曲。さすがバカラックやモータウンにも造詣が深い筒美先生です。タイトルに反してフィリー・ソウルな「ディープ・ソウル」も、高橋ゲタ夫と芳野藤丸が参加の良い曲。ボートラで、大ヒット“たそがれマイ・ラブ”のB面曲で美乃家のシティ・グルーヴも冴える「ラブ・マシーン」も収録。
「小さな体ながら強靭な声で聴かせてくれる純子さん。いい仕事してます!」
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2015.05
23
Category : East Coast
Theme : HIPHOP,R&B,REGGAE
Genre : 音楽
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 ヒップ・ホップがむちゃむちゃカッコ良かった頃の1枚。Gファンクで西海岸が注目されてきた頃に、本家本元のN.Y.が巻き返しを図った94年頃。その中で大本命と目されて、シーンから大歓迎されて登場したのが、このNasでした。ちょうどスヌープの1stが93年に出て「これは、イケる!」と興奮してた最中、ウータンやらNas、ビギーなんかが出てきた頃です。今、振り返ると凄い状況でした。ミュージシャン・シップも無く、音楽の構造が分からずとも、機材の進化でセンスさえあれば台頭できるようになった頃です。最初は「そんなもん、あかん」と思いましたが、あまりのビートのカッコ良さに降参。ただリリックの内容は、ストリートの現状をラップしたもの。本質的に理解するわけでもないので、あくまでビート、ライミング、サンプリングのセンスの良さで聴く機会が激増した大注目盤でした。
 登場したと同時に“ボブ・ディラン以来の偉人”とまで言われたNasでしたが、個人的に注目だったのはその当時のサウンド・クリエーターの先鋭が揃って参加したコト。バンド仲間のブラザーが「しょーもない」と言ってタダでくれたので、ラッキーに転がり込んできたNasでした。ゲットーの現状をシニカルな視点でラップした内容は、ややダークな色調でしたが、即効でハマったのが傑作「Life's A Bitch」。1stヴァースのAZのラップから、Nasになだれ込む展開が鳥肌モンのクールなトラック。“人生はクソ、ただ死んでいくだけ。だから今をハイになって生きるぜ”という刹那的すぎる内容ですが、クイーンズ・ブリッジの土地事情を知ると同情するようなリリック。でも、その二人のラップにクールなサウンドは恐ろしくカッコよく、覚えてマネしたもんです。そして、ブレイクのきっかけとなった「It Ain't Hard To Tell」は時流に乗ったMJの“ヒューマン・ネイチャー”ネタ。少し前にSWVが“Right Here”で一世を風靡したサンプリング・トレンドでしたが、ここでサウンドを構築したのがLarge Professor。これ以外も「Halftime」、「One Time 4 Your Mind」と大活躍です。プロデュース陣も豪華さが話題でしたが、「N.Y. State Of Mind」、「Memory Lane」、「Represent」と貢献したDJ PremierもKeyパーソン。「One Love」のQ-Tip、「The World Is Yours」のPete Rockと、他もループ中心のN.Y.サウンドの集大成的展開。またXXの20周年仕様には、最初期のアンリリースド「I'm a Villain」ほか、フリースタイルやドープなRemixもガンガン収録でオススメ。「Life's A Bitch (Arsenal Mix)」も激ヤバです。
「なにかと引き合いに出される歴史的重要盤。ダークかつクールです!」
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2015.05
17
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 ん〜、ヘコむことが多いこの数日。いっつもウマいこと、いかんもんですな、仕事も。でも妥協もよろしくないので、軋轢は生めども、仕方ない道。うっとおしいブルースな日々です。そんな中、昔から馴れ親しんだブルース・マン、B.B. キングのオヤジさんもお亡くなりに。オバマ大統領も「伝説を失った」と声明。常に聴く人ではないですが、この人の雄大な歌声と、いっつも同じ(←すんません)なギター・プレイも好きだったので、追悼を捧げます。大メジャーな存在でありながら、コアなブルース・ファンからは軽く見られがちなB.B.氏。その魅力がシンガーとしてに部分が大きかったからというのもあります。でも、このB.B.のぶッといゴスペルチックな歌唱にはホント引き込まれます。そしてキュィ〜ンとメジャー・ペンタ一発でどんな曲でも押しこむギター・プレイも生涯まったくブレず。偉大なるワンパターンです。以前、ライヴでも見ましたが一緒。ブルースをしっかりエンターテインメントしてました。その分かりやすいスタイルは非黒人にもとっつきやすいモノで、“ブルースといえばB.B.”になっていったと思います。最後となったTOYOTAのCMも人柄を象徴したようなイイCMでした。
 で、高校生の頃、レコードで聴いたシカゴ黒人クラブでのこのライブ盤。自分の知るB.B.の好盤です。オルガンが効いた小編成でのバンド演奏が、B.B.の凄みをよりダイレクトに伝えます。中でも大好きなのが最後の「Gonna Keep On Loving You」。B.B.は例によって伴奏的な和音プレイは一切無し。曲の半分ほど、メロディを弾いて、歌い出すとギターは合間にしか弾かないというおなじみの構図。その余裕あるスタイルがなんともカッコいいです。歌唱といい、その間といい、フレーズやチョーキングといい、コノ曲がブルース・セッションやというと色んな場面で役立ち、私の中でブルースといえばコレでした。オープニングの「Waitin' On You」から「Tired Of Your Jive」、「Buzz Me」、「Blind Love」などウォーキング・ベースを土台にした、基本ジャンプ・ブルースなんですな。あと客も大きな歓声で応える「Gambler's Blues」、「Baby Get Lost」や、ずっと生涯歌ってきたウィリー・ネルソンの「Night Life」あたりも聴きどころ。ビッグ・バンド版もイケてますが、ココでのシンプルなアレンジも最高です。メンバー紹介で自分のギター“ルシール”を紹介する場面もニクいです。
「曲の終わりにフレーズをキメてする優しいドヤ顔。素晴らしき伝統芸。R.I.P.」
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2015.05
13
Category : Cool Groove
Theme : 本日のCD・レコード
Genre : 音楽
light avenue

 きのう、住処を完全夏仕様にして散らばってるモノを整理。するとなぜか聴きたくなるのは小綺麗な音楽。不思議なもんですね〜 久々にきっちり片付いた部屋、美しく拭きあげた白いスピーカーでいきなりゲイトマウス・ブラウン(←好きですヨ)は流せません。FMラジオのように流して爽快なのは、今巷で多く出回っている優秀コンピ”Light Mellow”シリーズです。ただの気持ちええポップス集では済まない優秀なこのコンピレーション・シリーズ。ちょこちょこ色んなの聴いては"大発見や〜”と仁鶴ばりに絶叫です。
 70年代後半から数年の腕利きミュージシャンがウヨウヨいた頃中心にのナイス・グルーヴをセンス良くまとめてくれてるのがたまりません。初っ端から二名敦子「Kalapana Blacksand Beach」でハワイ録音のライト・ファンクで心地よさ満開。90年代のICE的カッコよさを見せるParis Match「246」は全く知らなかった最近のユニットですが、かなりイケていてミズノマリ氏のクールなVoも最高。続く、高橋ユキヒロ&後藤次利の作曲でラジが歌う77年サディスティックス「The Tokyo Taste」、ジャズ・シンガー堀江マミのポップス時代の山下達郎曲「Loving You」など気持ち良すぎ。達郎氏の曲は桜田淳子が松原正樹(g)や渡嘉敷祐一(ds)らをバックに歌う軽快ポップス「センチメンタル・ボーイ」、和物グルーヴの定番といっていいアン・ルイス「恋のブギ・ウギ・トレイン」、大御所コラボとなったフランク永井「Woman」と要所で名曲が登場です。達郎氏の影響濃すぎのJUNK FUJIYAMA「秘密」も収録。そしてノーマークだった82年伊東ゆかりの「マリコ」は大橋純子ファンもたまらん佐藤健氏制作のナイス・メロウ。コッキー・ポップを思い出す八神純子「思い出は美しすぎて」の美声も惚れぼれです。またテクニクスCMでお馴染み(←古い)でアースへの日本からのレスポンスといえるスペクトラム「イン・ザ・スペース」、今もバリバリの松崎しげるが歌う78年筒美京平作レア・グルーヴ「銀河特急」と悶絶必至の展開もあり。ココ10年の作品からも、大ベテランのブレッド&バターのフリー・ソウル的佳作「隠れ場所」や、MISHAでお馴染みの音職人の富田ラボfeatさかいゆう「いつもどこでも」と、重要な無名曲までガンガン聴かせてくれます。最後はコチラも達郎氏参加の愛弟子、村田和人「Trust」で清涼飲料水のような〆。
「埋もれたエエ曲まで、こんなに気持ち良く聴かせてくれて感謝。かなり快適です!」
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2015.05
10
Category : Cool Groove
Theme : 本日のCD・レコード
Genre : 音楽
original love



 なんとも寂しいGW明け。しかし息子にも、たまにしか会わないモンやから話もドカンドカンうけて気分爽快です。いっつも頑張ってくれてる嫁はん、自分よりデカくなる子供、小さくなる両親をピンポイントでしか見れずに時がドンドン過ぎるのも、なんだかなぁと思いつつ再び独り身の大都会へ。朝やけぇ静かに空をそ〜め〜て〜♪とクリキンとは渋すぎるので、ここは紛らわすのに泥酔しながらグルーヴィーな渋谷系(←古い)です。最近、田島貴男が歌番組で歌ってるのを見て思い出したように借りたフリー・ソウル・ベスト。生バンドで歌ってる田島氏は、さらに粘着質ヴォーカルになっててチョっとToo Muchでしたが、ヒット・シングル飛ばしてた頃のタイトなサウンドは今もってクールです。
 まず登場するのがBNHみたいなカッコいいレア・グルーヴ系「The Rover」。これは自分もバンドでサックス吹かせてもらった曲でメチャメチャ気持ちええ曲。そして皆がひれ伏した最大ヒット「接吻 kiss〜single version〜」は和モノ・メロウでも最高峰の名曲。我の結婚式で友達がバンドで演ってくれ、それからイチびってカラオケで歌ったら全然うまく歌えませんでした。これのカップリングで収録されてた「微笑みについて」も収録なのはポイント高し。次にヒットした「朝日のあたる道」も、70'sソウルの香り漂う名グルーヴです。この4曲だけでも大満足ですが、知らなかったエエ曲も結構入ってて得した気分です。92年の「スキャンダル」、93年「Let's Go」や95年の「夢を見る人」あたり、レア・グルーヴ好きもたまらんマニアックなサウンドで最高です。スタカンっぽい「サンシャイン・ロマンス」、「月の裏で会いましょう」、「夜をぶっとばせ」や、マーヴィン・ゲイの影がチラつく「Love Vista」なんかはオリジナリティ確立前って感じですが、ナイス・グルーヴであることは間違いなし。無視し始めた頃にも「アイリス」や「プライマル」のような普遍的なPopを提供してくれてたのは発見でした。でも「ブラック・コーヒー」みたいなサンバまで放り込んでリスナーを振り回す田島氏はなかなか罪な人です。
「音楽IQが高すぎて馴染めない田島さん。こうやって聴くと意外に一貫性があって親しみが涌きましたヨ!」
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2015.05
04
Category : 10's Female R&B
Theme : HIPHOP,R&B,REGGAE
Genre : 音楽
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 あえてかっ?って思ったのが、このなんとも素っ気ないアルバム・カヴァー。というのも、これまで以上にセクシャリティに満ち溢れた内容だから。英語だから聴いてられるけど、日本語だったら殆ど放送禁止になりそうなキワどいエロさも含むアルバム。妻として、母親になって、こんなこと歌っててエエのか!?と心配するほどですが、ビヨンセからセクシーな要素が無くなったら困るのでこれはこれでウェルカムです。また時代への提言なのか、当初itunesで限定先行されたり、ビジュアル・アルバムとしてミュージックと同じサイズでVideoも抱き合わせっていう売り方で、しかもプロモーションも殆ど無し。こんな売り方で大丈夫か?という心配をよそに、昨年バカ売れしたソロ・デビュー以降5作連続の1位という快挙の本作。さすがの女です。
 しかし突き抜けたエロさで突き進む本作。Videoもしょーもないエロ・ビデオを凌駕するスリリングさです。考えててみれば、昔からティナ・ターナーやミリー・ジャクソンといった優秀な女性ソウル・シンガーもエロさをウリにしてましたもんね。なんらおかしい事でもない。ただ違うのはビヨ嬢がSランク級の美女だってことってことがミソ。例えばまったりしたR&B「Rocket」なんか、“あんたの上に座らせて、さあ脱ぐわよ”って感じで始まるのですが、それのイメージをビヨ嬢自身がVideoでも演じるってデラックスな趣向。これはエエぞっ!サウンドもディアンジェロのモロ“Untitled”で、従来のR&Bな感じが好きな私には一等賞。でも音は全体的に、最近の潮流みたいな浮遊感のあるアンビエント系R&B主体にシフト・チェンジ。正直、苦手ですがビデオで聴くと楽しめます。美しさを保つことの虚しさを歌い上げる「Pretty Hurts」、旦那Jay Zも存在感抜群のラップを聴かせてノロける「Drunk In Love」、これまたセクシャルな「Partition」とトレンドな音作りが続きます。中では、ファレル&ティンバランド制作のディスコ・テイスト「Blow」あたりはオッサンも楽しめる楽曲かも。他は、Drakeが参加のアーティスティックな「Mine」、遊園地のビヨがメチャメチャ可愛いビデオも必見の「XO」、作家Chimamanda Ngozi Adichieも参戦でフェミニストな面を見せ自ら女王宣言した「Flawless」、Frank Ocean参加の「Superpower」と、たいした曲でもないけど見終わった後にはビヨンセに惚れ直すって仕組み。ただの“ビヨンセ押し売り”の抱合せやと思ったらエラい目にあいます。そして最後は愛娘Blue Ivy Carterに捧げ娘本人も登場のピュアな良曲「Blue」でホッコリ。
「しっかり進化してきた2010年代もディーヴァ君臨、ビヨンセ。やりまんなぁ」
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