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音系戯言

偏見に満ちた音楽観をだらだらレビュー。 あくまで保有音源整理の為と、自己満足備忘録。黒人系(R&B・SOUL・Hip Hop)とロック中心。リアルな音はココにある!!

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ezee イージー

  • Author:ezee イージー
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2015.02
25
Category : Rock'n Roll + Rocabilly
Theme : 洋楽CDレビュー
Genre : 音楽
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 最高のジャケにトロけてしまい、学生時代に思わずレコードで買ったジーン・ヴィンセント。エルヴィス登場の流れでデビューし、強烈なロカビリーを残してくれた人です。しゃっくりあげるヒーカップ唱法、こもったようなマンブリング唱法に切れのいいシャウトと文句無しのカッコよさ。エルヴィスを筆頭に、50年代のオリジネイターのグレイト極まりない録音は今もって新鮮に響き渡ります。そのジーンの作品、特筆すべきは初期のブルー・キャップスに参加してたギタリスト、クリフ・ギャラップの存在。この2ndアルバムと、1st、初期シングルはクリフのセンス溢れるプレイが満喫できます。メジャー・スケールにブルー・ノートをセンス良く散りばめて、カントリーっぽく巻弦でベース音をかましてアフタービートで複弦を跳ねるように弾くという、なんともカッコええプレイが炸裂。これにエコー・サウンドにウッド・ベースと、ジーンの不良っぽい声が乗っかれば無敵最強のロカビリー。ジェフ・ベックも近年、まるまんまクリフに捧げたアルバムを作ってるくらいの革命的な音です!
 本作はシングル・ヒットこそ入ってないものの、R&Rファンのドタマをブチ抜く名演の嵐。「Red Blue Jeans And A Pony Tail」から、さらにスピード・アップしたコレぞロカビリーと言いたい「Hold Me, Hug Me, Rock Me」ともう冒頭2曲で勝負あり。思わず腰が動きます。そしてあの名曲「Unchained Melody」ではロマンティックに歌い上げ、スロウでもセクシーに決めちゃってます。シャッフルで渋く迫る「You Told A Fib」、ボ・ディドリーに悪魔が乗り移ったような「Cat Man」、クールに決める「You Better Believe」と最高級のR&R。そしてレコードのB面頭だった「Cruisin'」、「Double Talkin' Baby」と本LPのハイライトが登場。クリフ・ギャロップの芸術的ハイ・センスなグレッチ・ギターも爆裂で、コレを聴くといまだ興奮します。ちなみにコノ2曲はストレイ・キャッツジェフ・ベックも揃ってカヴァー。「Blues Stay Away From Me」をブルージーにかますも、またもやタイトルもシビれる強烈ロカビリー「Pink Thunderbird」が出てきてたまりません。しっとり歌い上げる「I Sure Miss You」の後は、ロックン・ロール「Pretty, Pretty Baby」で軽快に〆。
「50年代に、このイカついロッケンロー。刺激的すぎまっせ!」
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2015.02
22
Category : Rock'n Roll + Rocabilly
Theme : 洋楽ロック
Genre : 音楽
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 真性ロックン・ローラーなら避けて通れぬアーティストが草創期のスター、エディ・コクラン。ブライアン・セッツァーも多大なるリスペクトを表明してますが、後のロック・シーンへの影響度を考えるとエルヴィス並みの偉大な人。まずカッコいいルックス、数多あるロックン・ロール・クラシック、自らのギタリストとしてのロカビリー・ギターのセンスと、21才で事故死し活動期間の短かかった割に支持者がいまだ多い人。ロックン・ローラーでも、リトル・リチャードチャック・ベリーなんかのR&Bルーツと違い、カントリーやヒルビリー系ルーツのロカビリーで魅了してくれます。50年代のアーティストの多くで著作隣接権が50年を過ぎフリーとなり、色んな編集盤が格安で乱発されててどれを買っていいのか分からん状態のマーケットとなってますが、正規Liberty-EMI発によってコンパイルされた本作は完璧とも言える内容。生前のオリジナル・アルバムでは重要作をカヴァーできませんのでコレは重宝します。ビギナーから、ヘヴィ・リスナーまで対応してくれる、愛ある決定版。
 まずは血縁ではない後の著名カントリー・アーティストとなったハンク・コクランとのThe Cochran Brothersで1955年デビュー。「Guilty Conscience」や「Mr. Fiddle」など軽快なカントリー・スタイルで聴かせます。「Latch On」や「Tired And Sleepy」ではカール・パーキンス系のR&Rを披露。エルヴィス登場と共にロックン・ローラーに傾斜です。またマネージャーにもなったJerry Capehartのバック「Heart Of A Fool」なんかでも、ロカビリー・ギターの名演を残してます。56年のソロ・シングル「Skinny Jim」は興奮の大傑作ロカビリーで、パンキッシュな歌唱もここで確立です。最初のヒットは「Sittin' In The Balcony」とソフトな路線ですが、このあたりから後世に足跡を残す革命的ロックン・ロールを連発。57年「Twenty Flight Rock」、58年「Jeanie, Jeanie, Jeanie」、「Summertime Blues」、「C'mon Everybody」、59年「Teenage Heaven」、「Somethin' Else」、60年「Cut Across Shorty」と問答無用のクラシックを矢継ぎ早に発表。どの曲も色褪せないカッコ良さで満ち溢れてます。ヒット曲以外も「Nervous Breakdown」、「Pretty Girl」、「Jelly Bean」など名演がポンポン出てきます。またインストでも、チェット・アトキンスに影響を受けたというシャープなギター・プレイを披露。「Meet Mr. Tweedy」はじめ愛器グレッチがうなります。本作ではセッション・ギタリストとしての名演も収めてるのがミソでR&Rファンはたまりません。Gene 'Bo' Davis、Skeets McDonald、Jack Lewis、Johnny Burnette、Bob Luman、Derry Weaver、Gene Vincent等のバックでセンス溢れるR&Rを奏でます。最後は、レアでよくぞ残ってたと思う貴重なライヴ「Whole Lotta Shakin' Goin' On」や「Sweet Little Sixteen」などカヴァー中心に4曲が聴ける憎い構成。
「若くして逝ってしまった天才ロックン・ローラーの軌跡。遺伝子は確実に育ってます!」
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2015.02
19
Category : Beat + R&R
Theme : 本日のCD・レコード
Genre : 音楽
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 中高生時代を思い出すと、絶対避けて通れないのがThe Modsの4枚目フル・アルバム。勉強いっこもせんと、バンドやってウサ晴らしてた頃のヘヴィ・ローテーションでした。このアルバムも皆、当たり前のようにダビング・テープを持ってて、本作から半分くらいは演ってました。バイクの免許を16の誕生日ですぐに取って、まだ原チャリはメットもいらなかった頃、後ろに女の子乗っけてニケツでバンド練習に登場するイチビりまくりな日々。そして練習やと言って集まってた友達のドラマー(←金持ち)の家の倉庫には必ず女の子が何人か見に来るという、何となくスターな気分。まあ、それは一番モテてた学校一の男前がヴォーカルやったからですが。。16からもう大人やと勘違いして、えづきながらガンガン吸ってた煙草とも森ヤンの音楽は相性ピッタリでした。
 そんなことで本作。多分、Modsの中で一番売れてたアルバムやと思います。ジャケットのウエスタンなイメージそのままにオープニングで超カッコよくブッ放してくれたのが「Kid Was...」。1stから聴いてきたファンも“やっぱ森ヤン、ハズさんな〜”と賞賛した冒頭からのダンディズム。米西部開拓時代のアウトロー、サンダンス・キッドを題材にした歌詞、トーキング調の森ヤンのヴォーカルもセクシーで身震いするほどカッコええです。このアルバムがたまらんのが、当時流行のネオロカやオールドR&Bもとりいれてた点で、「M・E・R・O・D・Y」、「ブルースに溢れて」、「BLACK DICE」とホーンも取り入れた男前ロックをアホなガキ共に教えてくれました。それを強引にギターで置き換えてリアレンジして自分等でも演ってたのも懐かしや。名曲Two Punks同様に、レゲエを取り入れた「無法者の詩」に続く、B面頭は大ヒット「激しい雨」。今でもModsのパブリック・イメージはコノ曲というくらいブレイクした、初期Modsの集大成みたいな曲。当時、マクセル・カセットのCMにも登場して、ちょっとしたModsブームも勃興。ビッグ・バンド風なスウィング・ナンバー「Honey Bee」、コチラも50's調の「Yackety Yak」と来た後に、New Beat期のストレートさをガツンとかました「パズル・シティを塗りつぶせ」と耳を虜にするクール極まりない展開。コノ辺を聴くと、意味なくタムロして、煙草の吸い殻で汚しまくった(←スイマセン)清水寺山門前の光景がフラッシュバックです。最後は森ヤン、お得意の哀愁メロウ「バラッドをお前に」で皆を黙らせる憎い展開。
「子供の頃からの数少ない現役バンドがThe Modsやストーンズ。今も応援してます!」
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2015.02
15
Category : Beat + R&R
Theme : アルバムレヴュー
Genre : 音楽
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一つのことをやり続けるってホント大変な事なのに、こんなにブレなかったバンドも珍しいです。自分がティーンだった頃から現役で演り続けてくれてた貴重なバンドで、これはもうThe Modsと並んでリスペクトの存在でした。新作が出ても必ず期待に応えてくれ、ストレートなR&R、シーナのキュートなポップ・テイストがいつも絶妙のバランスでした。しかも絵的にもクールで、ロックのアイコンとしてかくあるべきみたいなことを自然体でやってくれてた素晴らしいバンド。そんなシナロケのヴォーカリスト、シーナが永眠。生涯、ベスト・パートナー鮎川誠とのR&R絵巻を披露し続けてくれると思ってったので、あまりに早すぎ。去年も新作をブチかましてくれてた中で、唐突すぎます。今では貴重な、ロックのカッコよさを分かってる現役ロッカーだっただけに残念。コレは自分が大人になる少し前にリリースされ“流石!”と思わせてくれた、とてもヒップに存在感を示した傑作R&Rアルバム。最高のR&R夫婦に敬意を表して紹介です。
 基本は変えずに様々なスタイルを披露してくれてましたが、ココではN.Y.録音ってこともあって鮎川誠のラフなワイルドなギターを全面に押し出した実にカッコいいミックスで全編ロックン・ロールしてます。中でもガッツポーズ連発だったのがアルバム前半部分。冒頭のドライヴィング・ナンバー「Happy House」は代表作の一つともなった、このバンドの素晴らしさを体現した激傑作R&R。鮎川氏のロック・ギターとはこうやって弾くモノっとでもいうような素晴らしいプレイに、シーナのキュートでスリル溢れるヴォーカルが乗っかる無敵ナンバーです。“人生は童話のストーリー”と言ってのけたシーナの歌詞も最高すぎます。勢いそのままにファスト・テンポでぶっ飛ばす「Jet Coaster」もエクセレントの一言。なんじゃかんじゃ色んな音楽聴いてても、やっぱロック最高やなっと引き戻してくれます。続く「Wild One」ではシーナも声をぶっとくしてタイトル通り、ガツンとかましてます。そして鮎川氏へのピュアな愛も感じるスロウ「Glory Of Love」は、今聴くと泣けてくる名曲。「Ya Ya Ya」や「Rough Neck Blues」ではホーンも上手く導入してますが、後者はスライド・ギターとシーナ&鮎川のWヴォーカルも光る名演。他も、クリス・スペディングとも共演の「Poison」、モッズなインスト「The Spy」や、コケティッシュなシーナも光るオーラスの「Earring」までガッツリROCKのクールさを伝えてくれます。しかし、こんなにカッコいい二人の並んだ絵がもう見れないのは寂しすぎます。
「女としても、ロッカーとしてもカッコよかったシーナ。今迄、本当にありがとう。R.I.P」
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2015.02
13
Category : 10's Female R&B
Theme : HIPHOP,R&B,REGGAE
Genre : 音楽
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 最近、恋愛ドラマがまったく不作なのは絶対キャスティングのせい。飛び抜けた女優さんが脚本にハマった時、全国の男は転げ回って悶絶し、女は胸ときめかすのです。例えば名作“東京ラブ・ストーリー”の鈴木保奈美、“白鳥麗子”の松雪泰子、“101回目”の浅野温子など脚本とのマッチングに加え、絶妙の演技と元々の人間力でとてつもないオーラを出してました。コノ人達がいないと、実はしょーもないドラマだったハズ。やっぱキャストは重要やということで、ラブ・ストーリー・アルバム。なんと先のグラミーでBest R&B Albumまで獲った本作は、タイトルどおり恋愛、結婚、離婚まで描いたアルバム。パフォーマーはベイビー・フェイストニ・ブラクストン! このR&Bファンにはたまらん二人の共演アルバム、演者が良いと曲も映えます。30才くらいの頃、トニ嬢の声が好きでビデオ・クリップ集まで買ってましたが、やっぱエエ声してます。そして90年代、一世を風靡したシンガー兼プロデューサー、童顔氏。90's R&Bを通過した人なら、この安定感ある音作りに心地よさを味わえることうけあいです。
 そもそもこの二人、90年代のサントラ名盤“Boomerang”でも共演ヒットさせてましたが、今回は20年以上経って熟した男女の恋愛を1枚ALLで歌ってます。共に各々離婚までした互いの経験を下敷きに、上質なサウンド・メイキングで落ち着いたデュエットを聴かせてくれます。冒頭の哀愁曲「Roller Coaster」から相性の良い二人の声質が交わり快感。クールな70'sグルーヴ風で聴かす「Sweat」で、やっぱこの二人最高となります。1stカットだった「Hurt You」、2ndカットで童顔氏のファルセットも光る「Where Did We Go Wrong」と、切ない内容ながら、流石ベイビーフェイスと頷く耳馴染みのよい美メロです。童顔氏がソロで歌う「I Hope That You're Okay」も名作“For The Cool In You”の時と何ら変わらんソフトな仕上りがたまらんです。「Take It Back」と「Reunited」は地味ながら個人的にハイライトとも言いたいグレイトな上質R&B。耳をつんざくサウンドが溢れる昨今、この普遍的なR&Bは貴重です。またトニが独りで書き上げたバラード「I Wish」、切ないスロウ「I'd Rather Be Broke」はトニの力強いソロ歌唱。稀有な艷っぽい歌唱は唯一無二で、よくぞ引退撤回してくれたと嬉しくなります。ディスコ・テイストの「Heart Attack」でダンサブルに迫ったあとは、離縁を切なく歌う「The D Word」で〆。アンコール的なボートラのビート曲「Let's Do It」、スロウ「One」まで優秀な演者二人に惚れぼれします。
「二人にとって起死回生となったヒット作。いつまでもR&B界に居座ってくれ〜」
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2015.02
10
Category : Vocal Groups
Theme : Soul, R&B, Funk
Genre : 音楽
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 クリス・ハートやジェロやら物珍しさだけではすまない、日本語のイントネーションも完璧な黒人シンガーが出てきて唖然としますが、妄想の中で絶対ハマるやろうと思ってるのがグラディス・ナイトの「花街の母」。もしこんなのがあったら、100%泣けること間違い無しです。愛敬のある顔して、豊かな声量の絶品ハスキー・ヴォイス。そして欲しいところで上品にキバってくれ、ここぞという場面でソウル的なコブシも回してくれる。そして誰もがひれ伏すコントロール抜群のクレッシェンド唱法、ウィスパー・ヴォイスも駆使した押し引きも完璧な人。何度も言いますが、ちょっとしょーもない歌でも2ランクアップくらい優に格上げすることができる稀有なシンガーです。代表作と呼べる作品もアホほどありますが、最も大ヒットしたのが本作ド頭に収録の「Midnight Train To Georgia」。これは2万回、聴いても飽きることない哀愁大傑作。元々、シシー・ヒューストンが歌った曲ですが、ピップスの粋なコーラスも相まって、セオリーどおりオリジナルをランクアップさせる激名曲に仕上げてます。作者はカントリーの白人シンガーソングライターJim Weatherly。この人、“Love Finds Its Own Way”に“Neither One of Us”などグラディスの激名曲を他にも手掛けた優秀なコンポーザーです。しかも、自身が最初歌ったのは“Midnight Plane To Houston”。上手いこと変えてくれました。夜間飛行でヒューストンより、夜汽車でジョージアってほうが演歌チックでエエやないですか。夢破れL.A.から自分を取り戻すためにジョージアへ帰るって歌詞も泣けます。
 この名曲が入った本作。モータウン退社後のブッダ1作目で、ポピュラー化が進んで聴くべきものが少ないと言う人もいますが、そんなことは全然ないので惑わされてはいけません。他にもエエ曲が入ってるのでオススメです。ヒットしたBarry Goldbergの「I've Got To Use My Imagination」はブルージーな曲をダンサブルに仕上げてます。しかし肝となるのは、やはりジム・ウェザリー作品。地味ながらドラマティックなグラディスの歌唱も光る「Storms Of Troubled Times」、ジョージアには及びませんが「Best Thing That Ever Happened To Me」、「Once in a Lifetime Thing」や「Where Peaceful Waters Flow」なんかも上質な楽曲で相性良しです。後半は男性陣も活躍ですが、ジョニー・ナッシュの曲でジミー・クリフでも有名な「I Can See Clearly Now」なんかは正直ソコソコ。「Perfect Love」なんかは全員で歌ったりしてます。
「老若男女、楽しめる普遍的でエエ曲がなかなか無い昨今。今も古びない名曲、ココにあり」
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2015.02
04
Category : 10's Male R&B
Theme : 洋楽CDレビュー
Genre : 音楽
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聴きたいなぁと思ってた、少し前に出た御大スモーキーの新作デュエット・アルバム。やっと聴けました。50年前から活躍してる人の新作。こうやって活躍し続けてくれてるのは、嬉しいことです。初期モータウンからミラクルズで活躍し、モータウンのボード・メンバーにもなり、コンポーザーとしても数多の名曲を量産。70年代ソロになりメロウな名盤も発表し続け、80年代はあの“We Are The World”にも参加っていう音楽界の生き字引みたいな70代現役。全曲、お馴染みの名曲ということもあって、ビルボード・チャートでも上位に食い込む売れ具合だったのは嬉しいハプニングでした。
 さてデュエット曲。現在の一線級の人が次々に登場で楽しい限り。まず登場なのが英国のピアノ・マンElton Johnで、いきなり大物同士の共演。曲は激名バラード「Tracks Of My Tears」で、オルガンを配したアレンジもグレイト。エルトンは若い時より渋みのある声になったけど、スモーキーは若い時の声と同じなのが驚愕です。一言、絶品! ビートルズでもお馴染み「You Really Got A Hold On Me」はSteven Tylorってことで、エアロスミスにスモーキーがジャムりにいったみたいな感触。後半にギャーギャーわめくスティーヴンに苦笑です。MiguelAloe Blacc & JC ChasezとR&B新鋭が参加した定番「My Girl」はジョン・メイヤー(←私、なぜかコノ人の友達と今仕事してます)もギター参加。ほっこりスロウ・ジャムにニンマリです。英国の白人R&BシンガーJessie Jとのメロウ名曲「Cruisin'」は白眉の出来で、原曲のテイストそのままにソウル濃度を上げた仕上がりに大満足。本格派ソウル・マンJohn Legendは「Quiet Storm」でのいぶし銀共演です。イントロで“最高の詩人”とリスペクトし、一瞬ジョンの曲だったっけと思うくらい見事な融合で堂々渡り合います。テンプス最初のヒットとなった「The Way You Do (The Things You Do)」ではすっかりシンガーとなった元グッディー・モブCeeLo Greenが登場。原曲の高揚感がアップデートされてて好感触です。いまやベテランのヒップ・ホップ・ソウル・クイーンMary J. Bligeは「Being With You」で、こちらも原曲の旨味そのままに、一等賞とも思える素晴らしい仕上がり。これは意外な収穫。なんで出できたのか分からんJames Taylorはマーヴィンのヒット「Ain't That Peculiar」で、これはなんちゅうことないブルージーな出来。そしてまた素晴らしいのが女性シンガー2人で、Sheryl Crowとの「Tears Of A Clown」に、Ledisiとの「Ooh Baby Baby」で、共にミラクルズ時代の作品。今の時代にも、普遍的で分かりやすいヒッツビル・モータウンのポップさやメロウネスが欲しくなる名曲です。最後はテイク・ザットの才人Gary Barlow。「Get Ready」をディスコ・ポップにアップ・デイト。曲、リフもカッコいいので、なかなかの楽しさです。やはり全編で特筆すべきは、全盛期から何ら変わらないアノ声のスモーキー節が聴けるトコ。
「この聴きやすさ、何回もリピート、間違い無しです。みんなに愛されてるスモーキー、いつまでも現役で!」
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2015.02
01
Category : Rolling Stones
Theme : 洋楽ロック
Genre : 音楽
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なんだかんだいって全部聴いてきたストーンズですが、最初サッパリ良さが分からんかった本国4枚目のアルバム。何度も何度も聴いた“Still Life”の81年アメリカ・ツアーのストーンズが大のお気に入りとなり、そこで演奏してたスタジオ録音を聴きたくなるわけですが、辿り着いたのが名曲「Under My Thumb」が収められた本作。全曲初のジャガー/リチャード作品で構成された意欲作とはいえ、最初の3枚目までにあった独特のR&B臭が薄まり、よりカラフルでサイケな方向へと向かいつつあった時期で、個人的にはストレートなロックン・ロールがもう少し欲しかったのが本音。雑誌とか読んでも“初期の最高傑作”とか書かれてたりしましたが、「どこがやねんっ」と心の狭い私は思ってました。
 そんなことで中身。いきなり「Mother's Little Helper」でミックの重い歌声にブライアンのシタールが絡むサイケなサウンド。ガツンっとくるロック・サウンドを想定してた当時のギター小僧は引きましたヨ。だんだんギターに興味を失っていったブライアンが様々な楽器をイジり出していて、美メロな名曲「Lady Jane」ではダルシマーも登場。この辺は曲の良さも手伝って奏功してます。しかしながら11分もあるブルース大作「Goin' Home」などは、3分半にまとめてくれてたらもっと好きになってたかも知れないヘヴィー級の退屈さでした。コレをまともに集中力持って聴き通せるティーンはあまりいない筈。ただ前作から踏襲のストレート・アヘッドな「Stupid Girl」や、ルーツのブルースを意識した「Doncha Bother Me」なんかがあるので救われます。一方、コンポーザーとしての腕が上がってきたのがガンガン伝わるのがモータウンR&Bっぽい洗練された曲調で、ブライアンのマリンバも印象的な「Under My Thumb」はやはり名曲。そしてクリス・ファーロウもヒットさせた「Out Of Time」や「Think」も同様で、キャッチーなサビも最高です。特に前者は本作ハイライトとも言っていいクオリティ。「High and Dry」は傑作“Beggars Banquet”で開花するスワンプ路線にも通ずるブルース・ハープ&アコギもカッコいい曲。またイアン・スチュワートのブギウギ・ピアノが冴える「Flight 505」や、チャック・ベリー・スタイルの「It's Not Easy」は曲のインパクトは弱いながらもデビュー時に通じる佳作。劇的なサビはそこそこカッコいい「I Am Waiting」ってのもあるから、侮れません。
「幼虫からサナギになった頃のストーンズ。キャッチーなシングル集と共に、聴くべし!」
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