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音系戯言

偏見に満ちた音楽観をだらだらレビュー。 あくまで保有音源整理の為と、自己満足備忘録。黒人系(R&B・SOUL・Hip Hop)とロック中心。リアルな音はココにある!!

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ezee イージー

  • Author:ezee イージー
  • 男アラフィフ。人がいなくとも耳打ちで伝える、癖がすごい会社員。

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2015.01
30
Category : Roots Rock
Theme : 洋楽ロック
Genre : 音楽
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 なんと美人本格派女優、北川景子も大のファンで全部揃えたというJ.ガイルズ・バンド。デヴィッド・ボウィとピーター・ウルフがフェイバリットっていうから、センスあります。80年代に解散しましたが、最近もフル・アルバムこそ出してないものの、チョコチョコ集まって演ってるみたいです。日本にも来てくれへんかなぁ このバンド、大雑把に分けると泥臭くファンキーなAtlantic時代、より洗練されて都会的なアプローチとなったのがEMI時代。どのアルバムも各々聴きどころがあってどれ聴いてもハズレって思うことが少ないグレイトなバンドです。特に70年代中盤の諸作は、個人的に当時のストーンズより好きだったりします。そんなことで、名盤“Bloodshot”に優るとも劣らないグレイトなAtlantic6枚目、イケてます。
 中身は1曲目からハート鷲掴みのグレイト・ナンバー「Detroit Breakdown」。激ファンキーなセス・ジャストマンのピアノ、J.ガイルズの切れ味鋭いカッティング、マジック・ディックのハーモニカが絡み合って圧倒的なグルーヴで突き進みます。殆どの曲がVoのピーター・ウルフと、ピアノのセス・ジャストマンで作られてますが、この辺は神懸かり的。ピーターの♪Doing the Detroit Breakdown, Motor City Shakedownってフレーズからしてシビれまくり。そして普通にロックしてるだけなのに無茶苦茶カッコいい「Givin' It All Up」から、本作もうひとつのハイライト「Must Of Got Lost」への流れは完璧。シングル・ヒットもした後者はピーターのソウル趣味も上手く出た哀愁傑作で、アレンジも素晴らしい逸品。パーカッシヴでアフリカンなビートに、ピーターがラップする「Nightmares」で前半を〆た後は、マジック・ディックのハープ爆裂の「Stoop Down #39」。ここらはバンドを1曲で体現したような熱演で、ライヴでも映えそうな名演です。ミーターズを彼等なりに解釈した感じの「Funky Judge」あたりもユルくていいです。最後はシャープなビートに、またもやセスのピアノ&オルガンも大活躍の高速ナンバー「Gettin' Out」で〆。
「脂が乗りまくりの全盛期、J.ガイルズ・バンド。そりゃ北川景子も惚れますわ!」
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2015.01
26
Category : Atlantic, Stax
Theme : 洋楽CDレビュー
Genre : 音楽
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スワンプ・ロックの中心的存在として知られる夫婦デュオ、デラニー&ボニーの実質1stアルバム。というのも、黒すぎて一旦お蔵入りになって例の69年エレクトラ・デビュー作が売れてから出されたから。クラプトンが南部指向に突き進んだのも、ブランド・フェイス時代に前座だったこの夫婦に刺激され、そのままデラニー&ボニーへライヴ参加、そこからデレク&ドミノスでのレイラとなったくらいKeyとなった夫婦です。それはさておき、アーシーなアプローチで成功したデュオですが、この1stは目をつぶって聴いたら完全なるスタックス・ソウル。特に奥方ボニー・ブラムレットの歌声はアイク&ティナアイケッツに在籍してたこともあるくらいで歌い方から声質まで黒人シンガーのそれと変わらず、というかそれ以上に黒い。プロデュースもマーキーズのドン・ニックスとドナルド・ダック・ダンで、バックもブッカーT.&MG'Sやアイザック・ヘイズなので、まさにあのサウンド。スタックス唯一の本作は、ダン・ペンのフェイム録音同様、ブルー・アイド・ソウルと呼ぶには、あまりにリアルなソウル・ミュージックです。
 さて中身。多くの白人アーティストがソウル・サウンドを目指して創ったモノとは違い、ごく自然なサザン・ソウルとして聴けます。デビュー・シングル「It's Been A Long Time Coming」で幕開けですが、R&Bチャートでヒットするも黒人系のラジオ局DJが彼等が白人アーティストだと知り流さなくなった曰くつきの自作名曲。キング牧師暗殺の頃なので、時代的に不幸でしたがココでのデラニーからボニーとリレーで歌われるゴスペル・チックな高揚感溢れる歌唱は絶品。ソウル・チルドレンと間違えそうです。ボニーがメンフィスの名ライター、ホーマー・バンクスと書き上げた「A Right Now Love」に「Pour Your Love on Me」や、S.クロッパーとエディ・フロイドが書いた「We Can Love」と、メンフィス・ホーンズも冴えるサザン・ソウルがバッチリ。おなじみ「My Baby Specializes」はウィリアム・ベル&ジュディ・クレイやソウル・チルドレンも歌った名ジャンプです。ウィリアム・ベルの名スロウ「Everybody Loves A Winner」、エディ・フロイドのジャンプ「Things Get Better」は本人の名唱でも知られる曲ですが、特に前者のデラニーの歌唱はシビれます。とどめがアーマ・フランクリン〜ジャニスでヒットした大傑作スロウの「Piece of My Heart」。もう名演というしかないボニーのソウルフルな絶唱に惚れ惚れです。現行盤は6曲プラスながら曲順も無茶苦茶になって、「A Long Road Ahead」から始まる暴挙。後のスワンプ・ロックっぽいモノ中心に追加です。
「ルーツ・ロックの中心となった重要なユニット。ナチュラルな白人ソウル、ココにあり!」
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2015.01
22
Category : Southern & Deep
Theme : Soul, R&B, Funk
Genre : 音楽
James carr2



 あぁ寒い、寒い。部屋も寒いので、あったかいソウルを聴きたいって思ったら100%満たしてくれたのがメンフィス・サウンド。そこに感情たっぷりに歌い込む男歌。千昌夫やないですけど、まさに“味噌汁の唄”。「みそするがぁうまいんだよねぇ」ですわ。オーティス・レディングも、ドン・ブライアントも、宮史郎も、竜鉄也も、岡千秋も、最高のディープ・ソウルを残してますが、かねてから最高峰とその筋の方々から絶賛され続けたのがメンフィス、ゴールドワックス・レーベルのシンガー。ハイやスタックスと違って、固有のスタジオを持たずアメリカン・スタジオ、フェイムやハイのスタジオで録られてきたのでバラつきがありそうなサウンドながら、スペンサー・ウィギンスやオヴェイションズなどを擁し、これぞサザン・ソウル!って音を一貫して多数残してくれました。その中で日本中心に圧倒的支持をされ続けてきたのが、このジェイムス・カー。やや乾いた感じの魅惑ディープ・ヴォイスは虜になった人も数知れず。大メジャーな存在ではなけれども、サザン・ソウル界では神格化された別格的存在です。
 実は最初に何かの曲を聴いた時、皆が言うほどにビビッとこなかったのですが、ズギュンとハートをブチ抜いたのが68年本作のタイトル曲「A Man Needs A Woman」。イントロのオルガンから、ここぞという時に入るホーンと、ジェイムスの歌を引き立てる演奏も完璧。この68年の2ndは名盤の誉れ高い1stに負けず劣らずで、ジェイムスの短かった絶頂期の秀作が楽しめます。やっぱ聴きモノは珠玉のスロウで「More Love」、「A Woman Is A Man's Best Friend」、「Life Turned Her That Way」など神格化されてきたのも頷ける悶絶の歌唱が満喫できます。深みのあるリズム・ナンバー「Stronger Than Love」、「You Didn't Know It But You Had Me」あたりも聴き応え抜群。ミディアムでは、アラン・トゥーサンの下で活躍したレディ・ソウルBetty Harrisが強力なデュエットで参戦する「I'm Fool For You」に、「I Sowed Love And Reaped A Heartache」と絶好調。1stからの再収録となったダン・ペン作バラード「The Dark End Of The Street」と「You've Got My Mind Messed Up」は言うこと無しの大傑作です。
 CDで加えられた13曲も意義あるものになっていて「A Message To Young Lovers」、ジェイムス・カー版Good To Meとも言える「Let's Face Facts」や「You Hurt So Good」、そしてなんとも染みる「The Lifetime Of A Man」などスロウはやっぱ絶品。珠玉のミディアム「Tell Me My Lying Eyes Are Wrong」もきっちりココにあります。「A Losing Game」、「You Gotta Have Soul」、「Who's Been Warming My Oven」などのジャンプ系がまた重量級でたまらん出来。ビッグOの「I Can't Turn You Loose」も演ってます。
「グッと赤味噌が効いたサザン・ソウル絶頂期の1枚。♪忘れちゃならねぇ〜男意気っと!」
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2015.01
20
Category : 10's Male R&B
Theme : HIPHOP,R&B,REGGAE
Genre : 音楽
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  エリックよお前もか? と思ったのも束の間。こらぁええぞと手放しに喜んだカヴァーもん良作。正直、毎月出てくる何がしかのカヴァー・アルバムに“もう、ええやろっ”って思ったりしてましたが、R&Bシンガーの良心エリック・ベネイも便乗。映画も音楽もリメイクやカヴァー全盛で、イイ物って出し尽くされててもう出にくいのかもしれません。古典落語と一緒で、イイ物が何度も再演されるのはありですが、肝はその演者。そこは今回、問題なし。日本のファンの為に向けた金儲けアルバムでも、かまへんのです。なんといってもベストヒットUSA全盛時代の名曲ばっかを、あのエリックが歌うのですから。ハッキリ言って選曲からツボ突きまくり。センスも良すぎです。
 まず登場なのがTOTO(←トイレちゃいまっせ)の名曲「Africa」! コレ、好きやったんよね〜 “ロザーナ”より、やっぱコレでした。原曲のアレンジを崩してないのも好感。TOTOは2ndで“Georgy Porgy”も演ってて、結構好きみたい。思い入れは無いクリストファー・クロスRide Like The Wind」に続いては、フットルースの「Almost Paradise(Duet with Ailee)」。臭いけど、エエ曲です。注目のアース「After The Love Has Gone」はジャジーに大人カヴァーですが、最も聴きたかったのがドゥービーBros後期の大ヒット「What A Fool Believes」。あのマイケル・マクドナルドの最高傑作ですが、コチラも原曲のアレンジの良さを生かした名カヴァー。過去にはマット・ビアンコのエゲツない、あやうく原曲超えの超名演もありましたが、エリックもなかなかの健闘です。まったく知らないエクストリーム「More Than Words」に続いては、懐かしのカルチャー・クラブ「Do You Really Want To Hurt Me」。ボーイ・ジョージも結構ソウルフルでしたが、エリックによって更にソウル指数アップです。そして終盤は個人的ハイライトが待ち受け。まずホール&オーツが2発、「Everytime You Go Away」に「Sara Smile」ですわ。これは興奮。前者はポール・ヤング風のアレンジですが楽勝でポールより格上の歌唱。ピアノをバックにドラムレスで歌った後者はしっとり聴かせます。その間に挟まれたのがマライアも大好きジャーニー「Open Arms」。やっぱり名バラードであることを再認識させてくれます。最後もチャカの「Through The Fire」を丁寧に歌って〆。
「やや無難におさめたエリック初のカヴァー集。セクシーなソウルフル・ヴォイスは健在です!」
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2015.01
18
Category : Hard Rock
Theme : 洋楽ロック
Genre : 音楽
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来日も決まって、ももクロとのコラボも話題沸騰中にKISS。特集してたレココレも久々に買っちゃいました。しかし70年代から活躍してて、ポールやジーンも60代なのに全然変わらんです。このメイクも、ビジュアル的にはシワも分からなくてロック・アンチ・エイジングとしてココに来て最大効果を発揮。変わらないKISSをファンも現在進行形で見れて、万々歳です。ももクロとコラボっていっても、元々ポップな素質も持った何でもありのバンド。最初“はぁ?”と思ったけど、これもありです。最初KISSで好きになったのも“ラヴィン・ユー・ベイビー”とか、本作の“シャンディ”やもんね。メイクを一回止めた時期もありましたが、コレはその少し前、素顔が神秘のヴェールに包まれてた時期に自らをパロディ・コミック風にジャケに描いたポップな作品。子供の時、このアルバムのミニチュア・ガムも近所のお菓子屋でも売ってましたから、よく覚えてます。ちなみに洒落たミニLPガム、TOTOとかビリー・ジョエルとかも売ってました。メロディアスでポップな大ヒット「Shandi」はやはり凄くいい曲。子供ながら全部、歌詞覚えたもんね〜 懐かしくなったので80年のこのアルバムです。
 申し訳ないですが買う気もなかったので、KISSも全部聴けるクラウド配信(←ほんま大活躍)で傑作「Shandi」以外のこのアルバムもじっくり聴いてみました。1曲目はコレまたキャッチーなサビが最高なパワー・ポップ「Is That You?」。ベイシティ・ローラーズ(←古い)と変わらん聴きやすさでポール・スタンレーが迫る、この節操の無さ。最高です。中には宇宙からの使者、エース・フレーリーの歌が3曲も入ってます。「Talk To Me」、「Two Sides of the Coin」、「Torpedo Girl」とあって、どれも単純で親しみやすいポップ・ロックン・ロール。ええ味、出してます。邪悪な男ジーン・シモンズが歌う「She's So European」も軽快そのもの。ALIVE!の時みたいなリフの「You're All That I Want」もココでは軽い感じで仕上げられてます。チープ・トリック風でこれもOK。そして大黒柱、ポール・スタンレーも「Tomorrow」もメジャーKeyのアメリカン・ロック!って感じのキャッチーな佳曲で要所を締めてます。ある意味、この腰の軽さこそKISSの本質。
「色んな顔を見せてきてくれたKISS。リスナー視点で時代に応えてくれる、ええバンドです!」
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2015.01
16
Category : Roots Rock
Theme : 洋楽ロック
Genre : 音楽
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 先月、惜しくも亡くなったミスター酒焼けヴォイス、ジョー・コッカー。「愛と青春の旅立ち(Up Where We Belong)」をTVで見てその存在を知って、奇妙なアクションと感動的なハスキー・ヴォイスで強烈なファースト・インプレッションでした。アレサ・フランクリンと同様、他アーティストの歌も、完全に自分のフィールドに持ち込んで歌える見事な歌い手。ウッド・ストックやレオン・ラッセル等との活動でスワンピーなロックで数々の名演を残してます。押しの一手で迫る泥臭い歌唱が最高ですが、アラン・トゥーサンとのファンキーな“Fun Time"や、美しいバラードでも魅了してくれました。イギリスのレイ・チャールズ、ジョーに感謝の意を込めて一枚。
 本作はマッド・ドッグスの後、ドラッグ&アルコール中毒でヘロヘロになってイギリスに戻ってたジョーが再起をかけてL.A.に移住し作った5枚目。プロデュースしたジム・プライスはデラニー&ボニーやストーンズでもお馴染みの、マッド・ドッグス時の盟友。ジョーの歌唱を盛り上げるメンバーも今からすると超豪華で、1曲目の豪快スワンプ「Put Out The Light」から、レイ・パーカーJrがワウ・ギター、デヴィッド・ペイチがピアノを弾いてます。続くアン・ピーブルズのアンサー・ソング「I Can Stand A Little Rain」ではジョーの叙情的な歌唱が光る逸品。活動初期から共にしてたウィングスのヘンリー・マカロック(←名曲My LoveのGソロの人)にジェイ・グレイドンのギターや、メリー・クレイトンの劇的なコーラスも印象的です。一転、「I Get Mad」では喉に酒が残ってんのとちゃうか?というようなダーティ・ヴォイスでワイルドなスワンプ・ソウルを展開。しかもバックはコーネル・デュプリー(g)、リチャード・ティー(Key) 、チャック・レイニー(b)、バーナード・パーディ(Dr)という鉄壁の布陣。ジミー・ウェッブの「The Moon Is A Harsh Mistress」、ランディ・ニューマンの「Guilty」と、作者自身によるピアノが聴きモノのスロウもあります。ジェフ・ポーカロがドラムを叩くブルージー&リラックスな「Don't Forget Me」に続く、ジョー最大のヒットは「You Are So Beautiful」。美しいニッキー・ホプキンスのピアノと、ストリングスをバックに絶唱を繰り広げます。ビリー・プレストンのオリジナルや、ベイビー・フェイスのカヴァーも絶品ですが、この大ヒットしたジョーのヴァージョンもグレイトの一語。曲最後の〜to meで聴けるヘロヘロのファルセットがまた泣けます。そして終盤は特に好曲連打で、「It's A Sin When You Love Somebody」、「Performance」あたり心酔できる名演です。名作"With a Little Help from My Friends"同様、ソウルフルな女声コーラスがサビを盛り上げ、そこにジョーのハスキーが絡む王道スタイル炸裂。
「元祖エア・ギターでもシビれさせてくれたグレイト・ハスキー。R.I.P.」
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2015.01
14
Category : Funk
Theme : Soul, R&B, Funk
Genre : 音楽
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 いつの時代も麻薬問題でミュージシャンのモラルが問われてますが、海外を見渡すと例外なくと言っていいくらいビッグ・アーティストはドラッグ遍歴あり。別に擁護するワケやないですが、人間そんなに強い生きもんやないですからね。人に迷惑かけたらダメですが。。9to5の日々じゃなく、創作活動で食ってる人等や人気商売の人達の精神的安定は大変なモンやと察します。ショービズの世界で生きてくってカッコええけど、タフでないと持たないんでしょう。でも不思議なのは、いざ捕まったりするとその人の作品まで否定するように一斉に市場から正規では消えちゃうとこ。海外アーティストなら寛大で、“はじまりはいつも雨”みたいな名曲が店頭から姿を消しているのはなんとなく納得がいかないところです。コンプライアンスに厳格なのはいいですが、作品に罪は無いのですけどねぇ。ただオーバードースで有能な才能が数々、命まで失われてきたのはファンにとって大きな損失。もっと聴きたかったアーティストはジム・モリソン尾崎豊エイミー・ワインハウスと数知れず。マイナーですがAWBの初代ドラマー、ロビー・マッキントッシュもそんな一人。ヘロインで24歳の若さで逝っちゃいましたが初期のアルバムで聴けるタイトなドラムは彼のビートは激カッコいいというしかありません。
 そんな事で、平均的白人バンドと名乗ったクールな英ファンク・バンドAWBの1st。いきなり麻薬のことをガンガン歌った冒頭の「The Jugglers」で即行ノック・アウトです。“Pick Up The Pieces”が売れてメジャーになりリイシューされた時は、その内容からか差し替えられてしまった激ファンク傑作。ロビーのドラムが聴ける純白人バンドとしての録音は最初の2枚だけで、この曲でのロビーはグレイトの一語。特に曲終盤など圧巻です。後に加入の黒人ドラマー、スティーヴ・フェローンも最高ですが、AWBがこれだけサンプリングされたのも歴代ドラマーの素晴らしさに尽きます。こちらもタイトな「This World Has Music」、メロウな「Twilight Zone」、クルセイダーズの「Put It Where You Want It」と他も聴きどころ多し。ソフトなグルーヴが心地良いタイトル曲「Show Your Hand」、スタックス・ファンクみたいな泥臭さも見せる「T.L.C.」など、後にチャカ・カーンやポール・マッカートニーとも優秀録音を残したギター&ベース、ヘイミッシュ・スチュワートのプレイも秀逸。差し替え版に収められた「How Can You Go Home」も、現行では聴けるハズ。(ストリーミングでは聴けます)この後、ジェリー・ウェクスラーに見出され名門アトランティック入り、アメリカで大成功したのはご存知の通り。
「ブラック・チャートで最も成功を収めたブルー・アイド・ソウル。はじまりはココです!」
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2015.01
11
Category : 90's Female R&B
Theme : HIPHOP,R&B,REGGAE
Genre : 音楽
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  鳥の刺身が絶品の店でガッツリ飲み食いしてエエ気分で帰ると第42回NYWRFが放映されてました。これでもう1缶、ビールです♪ 裕也さんファミリーの両脇を鮎川誠、白竜らで固める中、PANTAや近田春夫等も嬉しい登場。中でもグレイトだったのは、HIROやZEEBRAなどのHip Hop&Rock集団カイキゲッショクと、去年に樹木希林がNHKの番組で「人生の最期に聴きたい曲」に選んでた内田裕也“The House of the Rising Sun”。裕也さんの歌唱を見直す(←すいません)絶唱にはシビレました。さすがLINEのスタンプにもなる男です。ええね〜、ライフワークとして死ぬまでやってくれ! そんな中、ビックリしたのはHip Hopアーティスト高木完のステージ。なんとエンディア・ ダヴェンポートがバックに。最近もUKのブラン・ニュー・ヘヴィーズに再合流して歌ってましたが、ココではなんとドラムを担当。なかなかのサプライズでした。
 そんなことで思い出したBNH懐かしの初期作。90年代になってファンク復活と喜んだアシッド・ジャズ・ブームの中心バンドでした。この3rdはアメリカ進出後、正式に参加した米ジョージア出身のエンディア嬢がガッツリ歌ったヒット作。ド頭の「Have a Good Time」からJ.B's流儀のファンク登場で興奮です。70年ファンクを90年代にスタイリッシュに解釈した演奏は新鮮でした。さらにR&Bっぽさを増したシングル・ヒット「Dream on Dreamer」や、UK盤マリア・マルダーのカヴァー「Midnight at the Oasis」、BPMを落としたミドル・ファンク「Mind Trips」などクールな感覚も備えていて、当時、一発で気に入りましたヨ。艶があるエンディア嬢のVoはマニアックなバンドに確実に華を添えてます。タイトル曲「Brother Sister」や、UKソウル的に洒落た「Back To Love」、「Worlds Keep Spinning」などホーンも上手く導入しつつ洗練サウンドを展開。「Spend Some Time」に「Keep Together」、「Day Break」あたりBNHらしいお得意のグルーヴ。インスト「Snake Hips」、荒々しい「Fake」では原ファンク的なサウンドも楽しめます。なおジャム曲「Los Burritos」はU.S.盤のみ。
「元気そうだったエンディア嬢。来年はJohnny B.Goodeでも歌ってくれ!」
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2015.01
08
Category : Funk
Theme : Soul, R&B, Funk
Genre : 音楽
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 いやぁしかし、スベらんなぁと松本人志も言った(←嘘です)アイズレー・ブラザーズの諸作。家で飯食う時、必ず見てるのが、意外に長続きしてるTOKYO-MXのディスコ番組。去年、R&BシンガーのJAMOSA嬢が出てきて79年縛りで色々かけてた中でアースに続いて出てきたのがアイズレー兄弟の「It’s A Disco Night」。ん〜やっぱ、カッコええ〜 ハンド・クラップも効いた、この80年代大気圏突入前の音。79年作ってことで洗練された音でありながら、クリス・ジャスパーがセンスあるキーボード・ワークを施す中、アーニー・アイズレーのクリーンなのにドス黒いカッティング・ギター、そこに乗っかる唯一無二のロナルド・アイズレーのセクシーな歌声。この構図ですよ! まさに鉄板。タイトルこそディスコ・ナイトですが、染み付いたファンク魂をしっかり感じとれるナイスなグルーヴ・ナンバーです。マイケルが“今夜はドント・ストップ”で怪物として頭角を表した時に、先輩方はこんなにも素晴らしいアルバムをドロップしてました。
 まず冒頭のマーヴィン・アイズレーのファンキーなベースがグイグイくるR&BチャートNo.1ヒット「I Wanna Be With You」で黒音好きはもう万歳三唱。これやがなっと。続く「Liquid Love」もアーニーのギターが蛇のように絡むズブズブ・ファンク。たまりまへん。タイトル曲「Winner Takes All」もヤング・アイズレー3人が引っ張る極上グルーヴで文句無し。LPではこの3曲だけで15分仕様でA面終わり。ええ根性してます。この後も「Life In the City」、「It’s A Disco Night」、「(Can't You See) What You Do To Me?」と、洗練された感も表面上見えるも、決して隠せない漆黒のグルーヴィー・アイズレーズが炸裂です。このままゴリゴリ押し通すかと思いきや、後半(LPの2枚目)では突如、ロナルドは裸にバスローブで登場(←見たんか)。「Let's Fall In Love」からお得意のメロウネスでベッドにもぐり込みます。「How Lucky I Am」、「You’re The Key To My Heart」〜「You’re Beside Me」とファルセットも駆使したスロウ&ミディアムで、悶絶メイク・ラヴ・モードへ。このツンデレ仕様、さすがベッド上の魔術師、ロナルドの独壇場です。終盤は山下達郎が絶賛しそうなシティ・グルーヴ「Let Me In Your Life」、アコギで優しく歌われる「Love Comes and Goes」、アル・グリーン的なミディアム「Go For What You Know」と絶妙というしかない流れ。そしてやっぱり最後はブイブイいわす激ファンク「Mind Over Matter」で〆てくれます。まだ30台後半だったロナルドの熱い歌も冴えまくり。
「70年代最後に放った、濃すぎる一撃。数多出てきたディスコの連中も、おそらくビビった力作。」
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2015.01
06
Category : 50's Pioneers
Theme : 洋楽CDレビュー
Genre : 音楽
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 遅まきながらの仕事始め、なぜか名古屋スタート。名古屋の後輩に騙され、あんかけウドンみたいなパスタを腹いっぱい食わされましたが、名古屋パスタはコレがスタンダードやと言ってました。(←ほんまかいな) で、忙しなく京都→名古屋→東京と移動する中、ゴキゲンさんで聴いてたのは、神様チャック・ベリーの昔からの愛聴盤。ジャケも最高。こんな大っきな機械で音楽をありがたがって聴いてた時代があったんです。自分が子供の頃、まだあったもんね、ジューク・ボックス。ワンコイン払って、リズムをとりながら聴くんですヨ。You Tubeで簡単に聴くのと違って、必死に耳傾けて聴くんです。ある意味、ええ時代でした。
 そんなことでチャックの5枚目。ビートルズやストーンズが崇められる中で、まだその上にいる人です。59年末から2年間、投獄の身となったチャックが服役中に出されたのが本作。服役中なのに、アルバムが売り出されるなんて、なんとユルイことでしょう。とにかく捕まろうが、何しようが絶好調なのが、コノ人の音楽。なんといっても絶対的に超カッコいいのが冒頭を飾る「I'm Talking About You」です。さすが刑務所に入ってても、有無を言わさない絶品を送り込んできます。1分49秒の間に、これだけクールな音を詰め込むのは天才でないとできません。ストーンズも、ビートルズも演ってますが、このチャックのオリジナルが最強。とにかくジョニー・ジョンソン(p)と演ってる頃のチャックは無敵です。この曲が最大の聴きどころですが、他も注目はラテン調の「Thirteen Question Method」や「Route 66」でコノ辺も名演といって差し支えないパフォーマンス。前者はライ・クーダーも80年代後半の名作“Get Rhythm”で演ってました。映画Hail! Hail! Rock 'n' Rollでも当時を振り返る回顧トークで絶妙の怒オカマ・トークを見せたリトル・リチャードの「Rip It Up」は、ここではチャック流儀にカヴァー。タンパ・レッドの「Don't You Lie to Me」も、エエ感じの脱力感で仕上げてます。ストーンズもこのチャック版を参考にカヴァーしてました。あとは当時のR&Bテイストの曲ですが、これがまた実にええ感じ。「Diploma for Two」や「Away From You」、「The Way It Was Before」と、管や女声コーラスも入れた純R&B仕様もカッコよくキメてくれちゃってます。バラード「Little Star」なんか隠れた名曲。B.B.Kingの「Sweet Sixteen」、エルモア・ジェイムス風の「Run Around」なんかのブルースも演ってますが、この人が演ると実に軽いのがご愛嬌。他にはチャック版サマー・タイムってな「Stop and Listen」も聴けます。
「いまやジューク・ボックスもスマホやPCへ変化。今年もガンガン色んな音、楽しませてもらいまっさ〜」
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